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ダウンサイジングターボ搭載!話題のクラウンアスリートをレビュー

欧州車でトレンドのダウンサイジングターボを、日本の高級サルーンであるクラウンにも採用。新型クラウンアスリートは、トヨタ直噴ターボエンジンを搭載したことでどのような車になったのか?気になるところです。そんなクラウンターボの魅力について、まとめてみました!

クラウンにダウンサイジングターボ搭載

クラウンアスリート ターボモデル

クラウンアスリートは2リッター 直列4気筒 直噴ターボを、縦置きレイアウトで搭載。

2015年秋に行われたクラウンのマイナーチェンジで、2.5Lが廃止になり、あらたに2.0Lダウンサイジングターボエンジンが加わることになりました。

クラウンアスリートターボ エンジンのスペック

クラウンに搭載されるターボエンジン

8AR-FTS(クラウンアスリートターボ)

クラウンのターボエンジンのスペックです。

エンジン種類:「8AR-FTS」型
直列4気筒 インタークーラー付ツインスクロールターボチャージャー
DOHC 直噴ガソリン「D-4ST」エンジン

総排気量:1998cc
最高出力:235ps(173kW)/5200-5800rpm
最大トルク:35.7kgf-m(350N・m)/1650-4400rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン

スペックは235馬力/350Nmとなり、これは同じ2リッターターボを採用しているBMW528iの245馬力/350Nmに肉薄している(BMWは2.8リッターモデル相当だと言ってます)。トヨタ初のダウンサイジングターボとして考えれば頑張った。カタログ燃費は13.4km/Lと、約150kgも重い528iの13.6km/Lに届かず。

出典:http://autoc-one.jp

燃費は同じクラウンでも3.5Lハイブリッドと比べても劣ってしまう数値です。

クラウンアスリートターボ

クラウンのエンジンルーム。直噴ターボを採用しています。

従来の2.5Lガソリン・2WD車に替わり、ツインスクロールターボチャージャーを採用した2.0L直噴ターボエンジンの8AR-FTS型を搭載した「アスリート-T」・「アスリートS-T」・「アスリートG-T」を新設。燃費性能にも優れており、平成27年度燃費基準を達成している。「

出典:https://ja.wikipedia.org

2015年10月より、クラウンアスリートにターボエンジンが加わりました。

クラウン アスリート ダウンサイジングターボの走り

クラウン ターボの走り

静寂性はアップしたクラウンターボ。ネックはトルク不足で、アクセルを踏む量が増え、燃費悪化の要因に。しかし踏めるエンジンの気持ちよさがあります。

一方クラウンの2リッターターボ、一昔前の日本車のターボと同じくアクセル踏んでからパワー出るまでに「間」があります。思ったより加速しないため、ついついアクセル踏みすぎてしまい燃費悪くなってしまう傾向。加えて8速ATの制御もイマイチ。追い越し加速すると変速に時間かかりすぎる。けっこうモタ付く。

出典:http://autoc-one.jp

クラウンターボはいまいちな評価もありますが、最終的にこうまとめています。

アンタならどうする、と聞かれたら、大いに並んだ末、多少のモタつきは日本車らしさだと諦め、キッチリ走ってくれるターボを選ぶかもしれません。

出典:http://autoc-one.jp

クラウンターボ 乗り心地

クラウンターボはスポット溶接を増やし、ボディ剛性が向上。ガタツキが減りました。

ボディは接着だけでなくスポット溶接の打点も増やし、同時にダンパーの大幅な見直しを行った結果、劇的に良くなった。ボディのガッシリ感が増し、乗り心地も抜群に良い。これには驚いた。前期型のクラウン、ゼロクラウンほどのガタガタマシンじゃなかったとは言え、先代より乗り心地は悪かったですから。大歓迎である。

出典:http://autoc-one.jp

クラウン スポット溶接のイメージ画像

クラウンはターボ投入でボディ剛性を向上させています。ガッシリした安定した乗り味を体験できるようになりました。

クラウンアスリート ダウンサイジングターボの安全装置

クラウンに採用された世界初の安全装置

ITS Connect

新世代の自動ブレーキ「Toyota Safety Sense P」は新型クラウンに間に合わず 。あまり役に立たない新装備「ITS Connect」(インフラ協調型運転支援システム) の開発に時間かかったため、自動ブレーキの適合が出来なかったらしい。依然として5~20km/hの速度域でしか追突防止効果無く、歩行者も検知出来ない旧タイプのミリ波レーダー式プリクラッシュセーフティシステムのまま(しかもパッケージオプション)である。

出典:http://autoc-one.jp

安全装備の熟成は今後のキーになりそうですね。しかし早い段階で解決できそうです。

クラウンアスリート

安全性の向上は今後の課題です。

クラウンアスリート ダウンサイジングターボを動画で総括!

クラウンアスリート2.0試乗インプレッション

クラウンアスリート ターボ インプレッション

ダウンサイジングターボのインプレッションを動画でわかりやすく解説しています。

ボディサイズ 4895x1800x1450mm
ホイールベース:2850mm
車両重量:1630kg
乗車定員:5名
駆動方式:後輪駆動

価格388万円〜533万円(クラウンアスリート ターボ搭載モデル)

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