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あなたはいくつ知っている?外車のエンブレムについてのまとめ!

最近は街中でも外車を見かけるのが増えた気がします。ところで、みなさんはよく見かけるあのエンブレムやそのエンブレムがどこのメーカーか知ってますか?そこで今回はそんな外車のエンブレムについてご紹介していきたいと思います!ご興味のある方は要チェックです!

外車エンブレム:メルセデス・ベンツ

外車エンブレム メルセデス・ベンツ

メルセデス・ベンツの車体に輝くエンブレムは、合併前のダイムラー社が使用していたスリーポインテッド・スターとベンツ社の円形月桂冠とを併せ、デザインされたもので、3点にはそれぞれ「陸・海・空」の各分野でダイムラーベンツ社の繁栄が込められています。

外車メルセデス・ベンツ:エンブレムの歴史

この「スリーポインテッド・スター」についてですが、このロゴマークは1909年に意匠登録申請され、使われています。当時のスリーポインテッド・スターには、現在のロゴのように周囲を囲む円はなく、文字通り三つの頂点を持つ星形のみでした。これは、「三本の光芒は陸・海・空を指し、それぞれの世界でのモビリティーの発展を意味する」という、ゴットリープ・ダイムラーの思想が込められたものです。

その後1926年のベンツ&シー社との合併によって、ダイムラー社とベンツ&シー社の絆を表す、「月桂冠」をあしらった新しいロゴが考案されました。「月桂冠」は、ベンツ&シー社が当時の自動車レース界で成し遂げた成功を意味しています。これが現在のメルセデスのエンブレムとなっています。

外車 Cクラス

・燃費 9.5km/L~
・価格 4,270,000円~13,250,000円

外車エンブレム:BMW

外車エンブレム BMW

BMWの前身は航空機エンジンメーカー。図柄は工場のあったバイエルン州の青い空と白い雲の中でプロペラが回っているのをイメージしたエンブレムとなっています。

外車BMW:実は違った!?エンブレムの由来

1917年、エンブレムを登録する際に、特許庁から提示された条件が「ロゴが会社や製品に関する明確な関連性を持つことが望ましい」でした。そこで前身企業である「ラップエンジン工業」から業種、工場、設備、資産も人員も全て引き継いだ事と、拠点のバイエルン州を関連させることにしました。

ラップエンジン工業からは、同様の円形エンブレムと、カンパニーネームを外周に配置することを踏襲しました。バイエルン州からは、州旗である白と水色のチェッカーを(そのまま使用すると違法になるので配色を逆転させて)頂き、内部に描きました。これがBMWエンブレムの真の由来と言われています。

外車 3シリーズ

・燃費 13.5km/L
・価格 4,270,000円~7,760,000円

外車エンブレム:アウディ

外車エンブレム アウディ

4つの輪を組み合わせた「フォーリングス」と呼ばれているエンブレムは、かつてのアウトウニオンのエンブレムに手を加えたもので、アウトウニオン設立に参加した4社の団結を象徴するものです。なお、左から順にアウディ、DKW、ホルヒ、ヴァンダラーを指すものとされています。

外車アウディ:もともとバラバラだった4社

リングが表す4社は、もともと別々の会社でした。

・アウディの創始者、アウグスト・ホルヒが始めたHorch
・アウグスト・ホルヒが Horchを追い出された後に始めたAudi
・蒸気機関の強みを元に成長した、エンジンが良いDKW
・小型車、オートバイを生産していたヴァンダラー(Wanderer)

その後第一次世界大戦後の不況の中、世界恐慌、及びアメリカ車のドイツ進出に対抗して4社が合同し、現在のアウディの元祖であるアウトウニオンを結成しました。

外車 A3スポーツバック

・燃費 14.8km/L~
・価格 3,030,000円~7,560,000円

外車エンブレム:フォルクスワーゲン

外車エンブレム フォルクスワーゲン

フォルクスワーゲンのこのエンブレムの意味は、とてもシンプルで「Volks」と「Wargen」の「V」と「W」が縦に並べたものです。

外車フォルクスワーゲン:エンブレムのもとになっている社名の由来は?

社名の由来は、Volkはドイツ語で「国民・大衆」の意味、Wagenは「車」という意味です。つまり「大衆のための車」という意味がこめられているのです。また一般的な車の種類は、ローマ字と数字を合わせた記号のような名称ですが、フォルクスワーゲンのクルマは、ビートルやゴルフ、ルポなどすべてそれぞれのキャラクターにあった名前が付けられているそうです!これによって車に対してさらに愛着が沸きますよね♪

外車 ゴルフ

・燃費 19.9km/L
・価格 2,660,000円~5,390,000円

外車エンブレム:ボルボ

外車エンブレム ボルボ

ボルボの母体はSKFというベアリングメーカーで、ボルボとはラテン語で「私は回る」という意味。エンブレムはベアリングと鉄の象徴ハーフクロス(半斜線)で表したものです。

外車ボルボ:素材とターゲットを表したエンブレム!?

このロゴマークはもともと、中世ヨーロッパ時代に鉄を表すシンボルマークから発想を得たもので、ボルボのロゴマークは「アイアンマーク」という異名を持っています。また同時にこのマークは、軍神マルスを表すものとしても用いられており、日本でもさまざまな場所で見かける男性のマーク(♂)は、実はもともとマルスを表したものなんだそうです。つまり「アイアンマーク」が指し示すのは、自動車に欠かせない素材である「鉄」、そして「男性」を表したものだったようです。

もちろん今では性別を問わず、多くの人に乗ってもらいたいという想いを抱いていると思いますが、ボルボが初めて車を世に発表した1927年は、どちらかと言うと男性社会。こうした世相もあり、ロゴマークのモチーフに軍神マルスのシンボルマークが使われたのかもしれませんね。

外車 V40

・燃費 16.0km/L
・価格 3,240,000円~3,740,000円

外車エンブレム:プジョー

外車エンブレム プジョー

プジョーは,1810年頃鋼材工場として誕生したのが始まりで,プジョー製のノコギリ等には,品質の証として「ライオンの歯のような(刃の強さ)」 「ライオンの体躯のような(刃のしなやかさ)」「ライオンの走りのような(速い切断速度)」の3つを意味するライオンマークが付けられていました。これに由来するのが現在のマークとなっています。

外車プジョー:ライオンと共に歩む

候補に上がった商標のうち、ライオンが最高品質を示すものとして選ばれ、1850年にはプジョーの主要製品である鋸の刃へ、ライオンマークの刻印が一般化します。
「鋸の刃の堅牢さは、ライオンの歯のごとく」
「鋸の刃のしなやかさは、ライオンの強靭な肉体のごとく」
「鋸の刃の切れ味の良さは、獲物に飛びかかるライオンのごとく」

時代と共に、ライオンはプジョー製品の象徴的なイメージキャラクターとなりました。ライオンは今日に至るまで、プジョーの工具類、自転車、オートバイ、自動車などに形を変えながら使われています。

外車 プジョー208

・燃費 18,2km/L~
・価格 1,990,000円~3,686,600円

外車エンブレム:ポルシェ

外車エンブレム ポルシェ

ポルシェ社のクレスト(紋章)は,所在地であるバーデンビュルテンブルグ州とシュトゥットガルト市のクレストを合わせたもの。 中央のシュトゥットガルト市のクレストには馬が跳ねていますが,「STUTT」はドイツ語で牝馬を,「GART」は英語のGARDENにあたります。 つまり,シュトゥットガルトは日本語にすると「馬の園」という意味になります。

外車ポルシェ:フェラーリのエンブレムと似ている!?

フェラーリのエンブレムは第一次世界大戦中の1916年頃、イタリアの撃墜王として有名なパイロットであるフランチェスコ・バラッカが自分の戦闘機に付けていたものが始まりだそうです。では、なぜイタリアの撃墜王フランチェスコ・バラッカが跳ね馬のエンブレムを自分の愛機に付けていたかというと、その第一次世界大戦中に宿敵ドイツ空軍との戦闘で、ドイツ空軍機を撃墜した証として、そのドイツ空軍機が付けていた跳ね馬のエンブレムを取り、自分の愛機に付けたのが由来とされています。

実は、この時のドイツ空軍機が付けていた跳ね馬のエンブレムとは、ポルシェの本拠地であるシュツットガルト市の紋章です。ポルシェのエンブレムは、当然ながら本拠地であるシュツットガルト市の紋章より作られています。となると実は、フェラーリの跳ね馬とポルシェの跳ね馬も、実は同じものなのである!!ということになりますが、ある一説には、フェラーリの跳ね馬は牡馬、ポルシェの跳ね馬は牝馬だとも言われています。

外車 マカン

・燃費 13.3km/L
・価格 6,850,000 円~10,660,000 円

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