みんなに愛されて業界No.1のトヨタフォークリフトの詳細まとめ

1956年にフォークリフトの初号車を発売し、今年でフォークリフト発売60周年を迎える。1966年に初めて国内販売シェアトップとなってから50年連続首位の座を堅持している。

＜機種＞トヨタ　５ＦＧ１５（５ＦＧＬ１５）
＜性能＞荷揚げ能力；　１，５００ｋｇ 最大揚高；　３，０００ｍｍ
＜エンジン＞名称・型式；　トヨタ　５Ｋ　（初期型は４Ｐ） 定格出力；　３８ＰＳ／２，８００ｒｐｍ
最大トルク；　１１．５ｋｇ－ｍ／２，０００ｒｐｍ 総排気量；　１，４８６ｃｃ
＜主要寸法＞全長；　３，０８５ｍｍ（フォーク長さ含む） 全長；　２，１６５ｍｍ（フォーク無しの場合）全幅；　１，０７０ｍｍ全高（マスト上昇時）；　３，９２０ｍｍ全高（マスト下降時）；　２，０２０ｍｍ（５ＦＧＬ１５は１，９９５ｍｍ）
ホイールペース；　１，３５０ｍｍ フォーク長さ；　９２０ｍｍ 車両重量；　２，６１０ｋｇ（オートマチック車は２，６３０ｋｇ）

＜タイヤ＞前輪；　６．５０－１０－１０ＰＲ（Ｉ）　　後輪；　５．００－８－８ＰＲ（Ｉ）
＜製造期間＞１９８６年（昭和６１年）から１９９４年（平成６年）

確かにランニングコストは間違いなく安いですし、環境にも良い。　
いい事ずくめのようですが、注意して頂きたい点をいくつか挙げさせて頂きます。
まず初歩的な事、バッテリーフォークリフトは１００Ｖの家庭用電源での充電は出来ません。
工業用の２００Ｖ電源が必要となります。
電力会社との契約内容も異なり、月々の基本使用料も高くなります。　コンセント形状も違います。中古のバッテリー車を購入する際に最も注意しなければならないのが、バッテリーの状態です。
フォークリフト用のバッテリーは非常に高価です。
安い中古バッテリー車を買ってもバッテリーの状態が悪ければ使い物になりません。
したがって安易に中古のバッテリー車を購入するのは危険です。

そしてやっぱり雨天下での使用はＮＧ。

作業環境改善の意識からバッテリー車の人気が高まっていますが、エンジン車との価格差が導入のネックとなる場合もあるようです。確かにエンジン車と比べると少し高価なバッテリー車ですが、それは車両価格に「燃料代の一部」であるバッテリー代などが含まれるため。さらにランニングコスト（電力使用料）はエンジン車の約1/4ですから、4～5年間のトータルコストで考えると、けっして高くはありません。しかも「リース」なら月々ラクラクのお支払い。導入はいっそうスムーズです。

燃料は安いですが、本体の購入に費用が掛ってしまう可能性が高いと言えます。

なので特に燃料の種類にこだわらないのであれば、ディーゼルフォークリフトもお勧めしません。

トヨタL&Fのエンジンフォークリフト「新型GENEO」
ディーゼル小特車仕様に最新のクリーンディーゼルエンジンを搭載
— 1.5t～8.0t積ディーゼル車全ラインアップが2014年基準の排出ガス規制に適合 —

1） 1.5t～コンパクト3.5t積ディーゼル車(小特車仕様含む)には、新開発「トヨタ1ZSエンジン」を搭載。ロードセンシング式パワーステアリング、高効率トルクコンバーターを組み合わせることで燃費※2は従来車から最大25%低減。

2） 3.5t～8.0t積ディーゼル車には、新開発「トヨタ1KDエンジン」を搭載。ロードセンシング式パワーステアリング、高効率トルクコンバーターを組み合わせることで燃費※2は従来車から最大30%低減。

3） DPF※3を用いることなく最新の国内特定特殊自動車排出ガス規制に適合。DPFレスにより、一定期間ごとのフィルター清掃や交換は不要。

積載トン数　 型式 　　　希望小売価格(千円/税抜き価格)
1.5　　　　　 02-8FDL15 　　2,978
2.5 　　　　　02-8FDL25 　　3,752
3 　　　　　　02-8FDL30 　　4,372

１　特長
１）新開発のフォークリフト専用ハイブリッドシステム
　ニッケル水素電池をはじめ、実績のあるハイブリッド自動車用部品を活用し、フォークリフトの特性（走行だけでなく荷役も行い、かつ発進・停止の頻度が多い）に対応したハイブリッドシステムを独自に開発。走行はシリーズハイブリッド方式（※２）、荷役はパラレルハイブリッド方式（※３）を採用。

２）「ＧＥＮＥ０−ＨＹＢＲＩＤ」の新機能（現行ディーゼル車に対して）
（１）アクセルオフ回生制動
　走行中にアクセルペダルから足を離すと、回生制動によりスムーズに減速。制動エネルギーをバッテリーに回収。

（２）アンチロールバック機能
　登り坂でアクセルペダルから足を離した際の急なずり下がりを防止し、坂道での作業性を向上。

（３）エンジン連動ミニレバー（荷役レバー）
　エンジンに連動した荷役レバーの操作のみで容易に荷役作業が可能で、アクセルペダルの操作は不要。

（４）ハイブリッド専用モニター
　省燃費運転時にエコインジケータを表示。また、エネルギーの流れ、システムの状況をリアルタイムに表示し、効率の良い運転をサポート。

トヨタL＆Fカンパニーは10月22日、1.0～2.0トン積コンパクト電動フォークリフト「GENEO-Ecore（ジェネオエコア）」をモデルチェンジし発売。

＜1.5t積コンパクト電動フォークリフト「GENEO-Ecore（ジェネオエコア）」（8FBE15）＞

モデルチェンジでは、電動フォークリフトに普遍的に求められる連続稼動時間の向上、作業者の安全確保や操作性向上などの顧客のニーズに応えるため、より高いレベルの性能・機能を追求した。連続稼動時間は、新開発の高効率ACモーター、モータードライバ、油圧コントロールシステム搭載により、消費電力を大幅に低減することで従来車に比べ約20％向上し、クラストップの長時間稼動を実現した。バッテリー保護機能（消費電力計付）を標準搭載し、バッテリーにダメージを与える使い方を未然に防ぐことで、バッテリーの長寿命化に貢献する。

　実際に、数字を当てはめてみると、次のようになります
3tのフォークリフトの目安3t×150万＝450万円
4tのフォークリフトの目安4t×150万＝600万円

　この方式に当てはめると、新車価格に近い数字がでます。
中古フォークリフトのスペック
荷重3t 年式2013 アワーメーター100時間 動力ガソリン メーカーコマツ 価格180万円


上のフォークリフトの場合、次のようになります。
180×2＋3t×15万円＝405万円

また、購入するフォークリフトの種類によっても金額が違うのため注意が必要です。

•ガソリン車＞ディーゼル車
•クラッチ車＞トルコン車
•エンジン車＞バッテリー車

左辺のほうが、高くなります。

　まず、理由としてあげられるのは次の3つです。
•アタッチメント・オプションなどの種類の多さ
•ユーザーの業種・業態、使用環境などが違うため
•標準仕様だけでは、用途に合わないことが多い

そのため、ホームページ等に新車価格を掲載していると、その価格と実際に購入するときの価格に開きが出てきてしまうため、金額を載せていないと考えられます。

　また、使う現場にあったフォークリフトを購入するためにも、販売店のスタッフの方に、次のことを伝えて、相談に乗ってもらいましょう。

敷地内でも運転し、作業に使うのにはフォークリフト運転技能講習、又はフォークリフト運転特別教育の修了証が必要。
また公道を走るのには小型特殊自動車や大型特殊自動車の運転免許が必要である。ただし荷物を運びながら走行するのは不可。荷役作業自体は所轄警察署長の許可があればOK

いかがでしたでしょうか？
トヨタがこれだけ売れているのは、すでに消費者の心理にブランドとての安心感・確かな技術への信頼感が根付いているというのが理由でしょう