ミドルクラスセダン、トヨタ プレミオ。その実力と評価とは?!
2015/11/14
日野義之
セカンドカーとして、商用車として、生活の中に溶け込む軽自動車。あまり知られていませんがトヨタでも軽自動車を販売しています。今回はそんなトヨタの軽自動車についていろいろと調べてみました!トヨタの軽自動車にはどんな特徴が?トヨタの軽自動車のあれこれをご紹介します!
トヨタ・ピクシススペース
トヨタ自動車と言えば「世界のトヨタ」。誰もが知ってる、世界最大手の自動車メーカーですね。グループの2014年の世界累計販売台数は1023万1000台というから驚きです!
そんな、世界中に拠点を持つトヨタですが、実は軽自動車も販売しているって知っていますか?
今回はそんなトヨタの軽自動車に注目!トヨタの軽自動車の特徴や、性能、車種の紹介などなど、トヨタの軽自動車をご紹介します!
まずは、トヨタの軽自動車の現状について、簡単にご説明します。
トヨタ・ピクシスメガ
OEMとは“Original Equipment Manufacturer/Manufacturing”の略で、他社ブランドの製品を製造すること、または他社製品を自社ブランドで販売する、ということを意味します。自動車業界ではこの「他社製品を自社ブランドで販売する」ということを、特に軽自動車では、よく行っています。
そして、実はトヨタは軽自動車は自社で生産はしておらず、子会社のダイハツ工業からOEMで供給を受け、販売しているのです。
つまりトヨタの軽自動車はすべて、ダイハツの軽自動車、ということですね。
トヨタ自身が軽自動車を生産しない理由については、憶測ではいろいろ言われているようです。
「創業者豊田喜一郎の一般車にこだわりを尊重している」、「終戦後から、もともとトヨタは軽自動車をライバル視していなかった」「儲からないから」「生産する技術、ノウハウがなく、ダイハツを子会社にしたから」・・・等々。でも本当のところどうなのかはわかりませんね。
上述のとおり、トヨタの軽自動車はすべてOEMで供給された軽自動車なので、販売台数も多くはありません。現在販売されているのは5車種で、すべて「ピクシスシリーズ」となっています。
トヨタ・ピクシスエポック
ちなみに、上の画像のトヨタ・ピクシスは、ダイハツの「ミライース」が供給元となっています。
トヨタの軽自動車の販売店についてですが、トヨタ・カローラ店、トヨタ・ネッツ店で販売されています。軽自動車5種類すべて、同店舗で販売されています。トヨタ店、トヨペット店で販売されていないので、購入したい、見てみたい方はカローラ店、ネッツ店へ足を運んでみてください。
トヨタの軽自動車はすべて、子会社のダイハツの軽自動車をベースにしているのですね!OEMという手法は軽自動車の業界では珍しいことではないようです。
ではここで、トヨタの軽自動車の紹介に入る前に、軽自動車自体のメリット、デメリットについてご紹介しておきたいと思います。販売台数をぐんぐん伸ばす軽自動車とはどんな車なのでしょうか?
トヨタ・ピクシスバン
日本独自の軽自動車規格というものにすべて合致した車を「軽自動車」といいます。ボディサイズ、エンジン排気量、定員、積載量などの規格があり、この中からひとつでもクリアできなかったら、「軽自動車」にはなりません。
現在の軽自動車の規格は、ボディ寸法:全長×全幅×全高3400×1480×2000mm以下、排気量:660cc以下、乗車定員:4名以下貨物積載量:350kg以下、となっています。
また、ナンバープレートは、自家用は「黄色地に黒文字」、事業用は「黒地に黄色文字」と規定されています。
軽自動車のメリットとしては
・燃費が良い
・維持費が安い
・車両の下取価格・買取価格が高い
・運転がしやすい
などがあります。小回りがきいて運転がしやすいため、初心者からご年配の方まで幅広い層に支持されています。
反対に軽自動車のデメリットとしては
・パワーがなく、坂道に弱い
・大人数の乗車ができず、物を載せられない
・事故等での安全性は低い
などがあげられます。
安全性に関しては、大きなデメリットといえます。車同士の衝突事故の場合では軽自動車のダメージはかなり大きいようです。軽自動車は規格が決まっていて、そのなかでデザインや安全性を追求する必要があります。メーカーは安全性についてもかなり努力をしているようですが・・・。
軽自動車の概要について簡単に見てきました。
次はトヨタの軽自動車をご紹介したいと思います!
トヨタ・ピクシスエポック
こちらはトヨタが子会社のダイハツ工業からOEM供給を受ける形で販売している「ピクシスエポック」です。ちょっとつりあがった目がかわいらしい外観ですね。
ダイハツの「ミライース」がベースとなっています。
低燃費、低価格を特徴としている軽セダン(軽ハッチバック)です。
トヨタ・ピクシスエポックは2WD車で35.2km/L、4WD車で32.2km/Lの低燃費。安全機能にも力を入れており、低速域衝突回避支援ブレーキ機能、誤発進抑制制御機能、先行車発進お知らせ機能、VSC&TRCで構成された衝突被害軽減ブレーキ「スマートアシスト」を設定しています。そのほかにもピクシスエポックは、あらゆる衝突ケースを想定した衝突安全ボディで出来ており、サイドエアバッグも装備するなど、安全装備についてはかなりの充実ぶりです。
【ピクシスエポックの価格】 766,286円~1,316,572円
トヨタ・ピクシスバン
ダイハツからOEMで供給された、軽商用車、「ピクシスバン」です。ベースになっているのはダイハツのハイゼットカーゴ。キャッチコピーは「働くわたしのピクシス バン」。
最上級グレードの「クルーズターボ」にはインタークーラーターボ付直列3気筒DOHC12バルブエンジンのKF型(KF-DET型)が搭載され、荷物がいっぱいでもパワフルな加速、力強い走りを実現しています。
トヨタ・ピクシスバン
積載性も高く、高さ、幅、長さともに十分な大きさです。バックドアも大きく開き、大きなもの、長いものも積みやすくなっています。また、低床フロア構造なので重い荷物も楽に運びこめます。
燃費は14.8km/Lから17.2km/Lです。
きびきびと軽快に走り、たくさんの荷物も苦にならない、トヨタ・ピクシスバン。仕事のパートナーにぴったりの一台です。
【トヨタ・ピクシスバンの価格】936,000円~1,434,857円
トヨタ・ピクシスメガ
ピクシス メガもダイハツからOEM供給される、軽トールワゴン(軽スーパーハイトールワゴン)です。
ベースになっているのはダイハツ・ウェイク、全高は1,835mmあります。
トヨタ・ピクシスメガ
運転しやすく、小回りもきいて、扱いやすい、買い物やお子様の送迎にもぴったりの車です。
燃費は23.8km/L~25.4km/L。車が止まる少し前からエンジンを自動で止める機能「エコアイドル」を全車に装備しています。また、車の背を高くしたことで高いアイポイントを獲得し、見晴らしのよい運転ができます。
トヨタ・ピクシスメガ
シートアレンジも多彩で、人が余裕を持って寝ることが出来るスペースも作ることが出来ます。
荷物を積む際にも容量はたっぷりです。背の高い荷物もOK!
トヨタの軽自動車の中では、運転のしやすさが随一のピクシスメガ。ファミリーカーとしても活躍できます。
【ピクシスメガの価格】1,350,000円~1,873,800円
すべてはご紹介できませんでしたが、トヨタの軽自動車の特徴はこのようになっていました。
トヨタの軽自動車はすべて、ダイハツからのOEM供給ですが、高い燃費性能や、安全装備などは魅力的に感じますね!
では最後に、トヨタの軽自動車を購入した人たちの声を見ていきたいと思います。
トヨタの軽自動車を購入した人は、トヨタの軽自動車についてどのように感じているのでしょうか?
さっそく見ていきましょう!
トヨタ・ピクシスメガ
・「視界がかなり広い。とても見やすいので初心者の方は特に安心感を持てる」
・「 非常に運転しやすい。唯一気になる点は、背が高い分カーブの時にふらつくこと。
・「シートもフルフラットにできるので車中泊にも、もってこいの車」
ピクシスメガにはこのような声が挙がっていました。運転のしやすさは、とくに購入者のみなさんから高く評価されていました。
トヨタ・ピクシスエポック
・「比較的リーズナブルな価格で手に入る軽自動車で、お財布に優しい」
・「維持費が安く済む」
・「カラーが気に入った」
・「高速道路でも流れに乗って走行車線主体で走行する分にはほどんどストレスを感じない」
燃費の良さ、思ったよりも加速が良い、など走行性能は高評価でした。ガソリン代や維持費の面でも助かる、と言う声も多かったです。
また、ボディの優しい色合いを、みさなん気に入っているようでした。
トヨタ・ピクシススペース
・「とにかく運転しやすい。免許取って一台目はピクシススペースがおすすめ」
・「かなり燃費はいいと思います。ガソリンも満タンに入れても、三千円ほど」
・「意外と荷物がたくさん積めるので感動」
・「軽自動車ですが車内も狭く感じませんし、座席も座り心地がよく、長時間のドライブでも快適」
上では紹介しませんでしたが、こちらは「ピクシススペース」、ベースがダイハツ・ムーヴコンテの軽トールワゴンです。全体的にも高評価が多く、みなさん満足しているようでした。家族で乗っても快適という声もあり、ファミリーカーとしても使えそうですね!
トヨタの軽自動車、ピクシスシリーズについてはどの車でも、「運転しやすい」「燃費が良い」「維持費が安い」という声が多く見られました。
いかがでしたでしょうか?
今回はトヨタの軽自動車について、まとめてみました。生産はしていませんが、トヨタにも軽自動車あるということが、もっとみんなに伝わればよいと思います。
トヨタ スモールカーへの取り組み
トヨタは今、スモールカーを売り出しているようです。
軽自動車の購入を考えている人、セカンドカーをどうしようか悩み中の人は、トヨタの軽自動車を検討してみませんか?
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