USトヨタ代表ピックアップ☆4WDトヨタタコマ!性能を徹底検証!
2015/10/28
Daizu
パワフルで上質な走りを備えた6人乗りの「ジェイド」。多くの立体駐車場に対応したセダン並みの低全高で美しいフォルムの中に、ミニバンクラスの居住性とユーティリティーを実現。4WDが欲しいという方がいるかもしれませんが、残念ながらジェイドには4WDはありません。
ジェイドは2012年の北京モーターショーに出展された「Concept S」の量産車となる車種で、中国市場に主眼を置きつつも他地域への投入も視野に入れて開発されたグローバルカーです。開発の初期段階から先々代(3代目)・先代(4代目)オデッセイとストリームを統合した車種と位置づけて開発したとされています。
ホンダ・ジェイド
全長 4.650×全幅 1.775×全高 1.530mm
ホイールベース 2.760m
乗車定員 6名
2015年2月に発売を開始しました。日本仕様車は3列シート車のみの設定で、パワートレインは販売開始当初、LEB型エンジンをベースにした「SPORT HYBRID i-DCD」を採用したハイブリッド専用車種として発売され、日本でのグレード体系は標準仕様の「HYBRID」と上級仕様の「HYBRID X」が用意された。なお、標準仕様の「HYBRID」はJC08モード燃費で25.0km/L、上級仕様の「HYBRID X」でも24.2 km/Lを実現しています。
ホンダ・ジェイド
ホンダ・ジェイドのタイプには、ハイブリッドシステムの「HYBRID」、「HYBRID X」と直噴1.5ℓ ガソリンエンジンの「RS」をラインナップしています。
2015年5月には日本仕様車にガソリン車「RS」が追加されました。「RS」は5代目ステップワゴンに搭載された直噴 1.5L VTEC TURBOエンジンであるL15B型を採用。直噴システムに加え、小径タービンやデュアルVTC(連続可変バルブタイミング・コントロール機構)などの採用により低回転域でのターボ効果の向上を図ったことで乗用域でHonda車の2.4Lエンジン並みのトルクを発生。併せて、吸気量をきめ細かくコントロールできるターボエンジンの強みを最大限に活用し、燃焼効率の良い領域を維持・拡大することでJC08モード燃費で18.0 km/Lの低燃費を実現しました。
ホンダ・ジェイドの駆動方式はFFのみで、4WDは残念ながら設定されていません。
4WD設定ありというのは、主に積雪地域向けという意味合いが強いと言えます。本格的なクロカン車であればまた別なのでしょうが、ジェイドは普通の乗用車なので完全に都市向け設定のようです。
ホンダ・ジェイド(4WDの設定なし)
ホンダ・ジェイドには4WDが設定されていないということですが、FF車でもそれなりに走れますし、普通は問題ありません。4WDにすると燃費が悪くなりますし、それに車体価格が高くなってしまします。
ホンダ・ジェイドの市場での評価を紹介します。
実際にクルマを走らせてみてまず印象に残ったのは、静粛性の高さだ。エンジンノイズ、ロードノイズなどクルマ自体が発する騒音だけでなく、外部の環境音の侵入も相当に抑制されている。前後席間でスムーズな会話ができるようにという目標だったそうだが、それは十分以上に達成されている。
ホンダ・ジェイド(4WDの設定なし)
乗り心地もまあまあ滑らかだ。まあまあという条件をつけたのは、路面状況によって得手、不得手がはっきりしていることによる。舗装状態の良い路面での乗り心地は文句なしに良い。また、試乗した浦安の港湾地区では補修跡だらけの悪い路面が続いたが、不整な微小振動のカットも、1.4t台の乗用車としては高レベルにあった。反対に悪かったのは、橋梁における路盤の継ぎ目など、大き目の衝撃が一発ドンと来るような入力にはやや弱く、突き上げ感は大きめ。一番悪かったのはゼブラ状の減速帯の通過時で、上下への揺すられ感がかなり大きめに出る。ただし、『ヴェゼル』のようなガチンガチンのセッティングとは異なり、しなやかさは一応出ていた。
ホンダ・ジェイド(4WDの設定なし)
乗り心地やハンドリングは292万円(総支払額で330万円を超える)のクルマとして考えれば普通。というか質感が低かったら誰も買わない。一方、同業者があまり書かないのに「これは素晴らしい!」と思ったのが『ホンダ・センシング』と呼ばれる、車両だけで無く歩行者も検知する自動ブレーキ。
車速50km/hで停止している車両にノーブレーキで追突しそうになっても完全停止可能な性能を持っており(雨などを除く)、歩行者だって30km/h程度なら自動停止可能。それ以上の速度でもフルブレーキしてくれるため、加害性を大幅に減らしてくれる。このクラスではスバルと並んで最高性能だ。
ホンダ・ジェイド(4WDの設定なし)
モデル名の「JADE(ジェイド)」は英語で「翡翠(ひすい)」を意味する
ホンダ・ジェイド(4WDの設定なし)
ホンダ・ジェイド(4WDの設定なし)
全高1,530mmにし立体駐車場は基本セダン車など(多くの立体駐車場の1,550mm以下制限)が止められる限界 であるがその選択肢にジェイドを加えることが可能である。
ホンダ・ジェイド(4WDの設定なし)
1列目シートは爽快なドライビングゾーンを目指し、セダンと同等のドライビングポジションを実現。路面からの情報をドライバーに伝え、安定したドライビングフィールをもたらします。
左右のフロントシート間を高い位置で前後に貫く、何とも存在感の強いセンターコンソールは「駆動用のリチウムイオンバッテリーを筆頭に、インバーターなどの制御系も一体化させたインテリジェント・パワーユニットを収める、メカニズムのためのスペース。
ホンダ・ジェイド(4WDの設定なし)
これまでリアタイヤ間に搭載されていたリチウムイオンバッテリーを、フロントシート間センターコンソール部分に移動し、全高を抑え立体駐車場が利用可能なモデルとした
ホンダ・ジェイド(4WDの設定なし)
2列目シートの「Vスライドキャプテンシート」は、リアのホイールハウスを避け、斜め後方へ大きくスライドさせる新機構で、足元に広いスペースを創り出します。シートを後ろに下げるほどシート位置が内側に寄っていくため、2列目シートでも快適な前方視界が得られます。
3列目シートは、用途や積む物に合わせて左右独立してシートを倒すことができる「5:5分割床下格納機構」を採用。ストラップを引くだけの簡単操作で、フラットで使いやすいラゲッジスペースが生まれます。
ホンダ・ジェイド(4WDの設定なし)
ハイブリッド・システム
直列4気筒DOHC 1.5リッター直噴エンジン
最高出力96kW(131PS)/6600rpm
最大トルク155Nm(15.8kgm)/4600rpm
モーター
22kW(29.5PS)/1313-2000rpm
160Nm(16.3kgm)/0-1313rpm
ホンダ・ジェイド RS(4WDの設定なし)
1.5リッター VTEC-TURBOエンジン
直列4気筒DOHC 1.5リッター直噴エンジン
最高出力110kW(150PS)/5,500rpm
最大トルク203Nm(20.7kgm)/1,600-5,000rpm
ホンダ・ジェイド(4WDの設定なし)の価格を紹介しましょう。
ホンダ・ジェイド(4WDの設定なし)
ホンダ・ジェイドの価格は
ハイブリッド:272万円
ハイブリッド X:292万円
ジェイドRS:253万円
となっています。
ホンダ・ジェイド(4WDの設定なし)
ホンダ・ジェイド(4WDの設定なし)を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。ホンダ・ジェイドには、残念ながら4WDは設定されていませんが、今後、4WDが設定されることを期待しましょう。
ホンダ・ジェイド(4WDの設定なし)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局