トヨタのコンセプトカーに学ぶ未来の車の姿に一同騒然となります
2016/05/30
lalala.rararaura
トヨタコースターは、トヨタが1969年に発表、その後今日まで継続して販売されている世界に誇るマイクロバスです。幼稚園の送り迎えから、地方の人々のバスとしても活躍する1台です。今回はそんなトヨタコースターの魅力に迫ります。
トヨタが1969年から継続して製造販売しているキャブオーバー型のマイクロバスです。2015年現在販売されているモデルで3代目になります。元祖は、トヨペットルートトラックのフレームにバスボディを架装したものでした。
トヨタコースターの2015年モデルは、ボディとルーフ、乗車定員、エンジン、トランスミッションの種類によって3グレード19種類から選択できます。
トヨタコースター LX標準ボディ・標準ルーフ 26人乗り
・全長 6,255mm
・全幅 2,025mm
・全高 2,425mm
・ホイールベース 3,200mm
それでは早速、トヨタコースターを性能・デザイン・価格など、レビューも交えながら、様々な面から見ていきましょう!
トヨタコースター
[直列4気筒直噴ディーゼルターボエンジン]
総排気量 4,009cc
最高出力 150PS/2,500rpm
最大トルク 42.8kgf-m / 1,400rpm
[直列4気筒直噴ディーゼルターボエンジン]
総排気量 4,009cc
最高出力 180PS/2,800rpm
最大トルク 47.0kgf-m / 1,600rpm
トヨタコースターのエンジンは、2004年以降日野自動車製となっており、それまで搭載していたトヨタ製造の6気筒ディーゼルエンジンと、B系4気筒ディーゼルエンジンが廃止されました。
トヨタコースターは、排出ガスのクリーン化を促すディーゼルDPRシステムをさらに進化させ、触媒を大型化、エンジンの細部にわたる最適化になどによって大気汚染の原因となるNOx1やPMを大幅に除去しました。
またトヨタコースターは、フィルター内に溜まったPMは自動的にクリーニングし、メンテナンスの負担も軽減する設計となっています。
トヨタコースター
それでは、トヨタコースターのレビューを見ていきましょう!
『6速オートマチックで加速がいい。このクラスにしてはオートマなのに燃費がいい。雪道はちょっとした段差ですぐスリップして動けなくなる。エンジンブレーキ&排気ブレーキが全然効かない。』
『6気筒4200CCのディーゼルエンジンはレスポンスも良く、トルクは細いがスムーズに回り、4トン車並みのクルージングが可能。BMWの6気筒みたいに、駆け抜ける歓びを味わえる!?』
トヨタコースターの走行性能は概ね満足しているユーザーが多いようですが、オートマッチク車では、エンジンブレーキの効きが悪いと言うマイナス面もあるようです。
では続いて、トヨタコースターの乗り心地とデザインについて見ていきましょう!
トヨタコースター
3代目トヨタコースターは、段差の少ないフラッシュサーフェスボディになり、スマートさを感じるマイクロバスです。現行ボデイになって23年が経ちますが、未だに古臭さはあまり感じませんね。
トヨタコースター
トヨタコースターには、車両姿勢の変化に合わせて光軸の向きを調整できる、ヘッドランプレベリング機能(マニュアル)を採用しています。
トヨタコースター
トヨタコースターには、ELR2付3点式シートベルト(運転席・助手席・リヤシート)を採用。また、シートベルトに滑らかな生地にするなど、着用時における圧迫感の低減に配慮しています。
では続いて、トヨタコースターの乗り心地とデザインについて、レビューを見ていきましょう!
『車内は広大であり長距離ドライブも楽な事。車の作りがとにかく丈夫で耐久性はミニバンの比ではない。』
『運転席が乗用車感覚。車輪の上に運転席があるので突き上げがくる。運転席のシートの形状が悪く、長時間は腰がつらい。』
『視界が広く長距離運転もラクラク!アイポイントも高いので高速の防音壁の外の景色も見えちゃいます。』
それでは気になるトヨタコースターの価格について見ていきましょう!
トヨタコースター
現行のトヨタコースターにはロングボディをさらに引き伸ばした「スーパーロング」、逆に標準ボディを縮めた「スーパーショート」の特注・受注生産となる仕様もあるようです。
トヨタコースターの価格は以下の通りです。
【ディーゼル車】
LX 5,071,818円〜
GX 5,672,727円〜
EX 7,424,545円〜
幼児専用車 5,331,273円〜
ビッグバン 5,801,563円〜
【LPG車】
LX 4,970,909円〜
トヨタコースター
実はトヨタコースターには1500ccの5E-FE型エンジンを発電用に使ったシリーズハイブリッド車も改造車扱いでラインナップされていたそうですが、車両本体価格が約1,500万円と非常に高価な上に、北海道では極寒期の出力減衰という事情もあり、2007年のマイナーチェンジで生産・市販を中止しました。
さていかがでしたか?今回はトヨタコースターの性能面を含め、様々な角度から見てきました。トヨタコースターは、トヨタ車の中でモデルサイクルが長いので、一度は乗った経験がある方も多いんではないでしょうか?今後も改良を重ねながら息の長いモデルになるでしょうね。
これをきっかけに、改めてマイクロバスについて見直してみるのもいいですね。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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