高級車アストンマーチンDB9!今回アストンマーチンDB9を紹介します。
2016/01/25
なみけん
映画007の中で活躍する「ボンド・カー」の中でも異彩を放つのが、今回ご紹介する、アストンマーチンDB5です。出演回数が最も多く、劇中、様々な秘密兵器を有するこのアストンマーチンDB5とは、さてどんなクルマなのでしょうか?
アストンマーチン(Aston Martin )は、イギリスの乗用車メーカーでありブランドの名称である。正式な社名は「アストンマーチン・ラゴンダ」である。
もともとは1900年初等、当時のレースはヒルクライムが全盛でした。
「アストン・クリントン・ヒルクライムレース」で何度も勝利していた創業者ロバート・バンフォードとライオネル・マーティンはそんなレースへの参戦をする為に1913年にアストン・マーティンを創業したと言われています。
当時の英国階級社会において自動車レースを楽しむということは、一部の特権階級にだけに許された時代の話ですね。
ブランドの名称は、英国バッキンガムシャーの村アストン・クリントン(Aston Clinton )の前半と、創業者のひとりライオネル・マーティン(Lionel Martin )のラストネームに由来する。1913年の創業である。
創業以来品質を重視した車作りを手がけており、現行にいたるまで叩き出し、塗装、内装、組み立てといった製作工程の大半が熟練した職人の手によるものである。そのため採算はあまり重視しておらず、第二次世界大戦後には経営不振に陥りしばしば経営者が変わることになった。
一時期実業家デイヴィッド・ブラウンが経営していたため、モデル名に彼のイニシャルである「DB」が付けられていた。しかし1970年代にDBグループは経営破綻し、経営権が再び永らく多くの実業家の間を転々とする状態になった。
近年では新車の製造販売のみならず、過去に製造出荷された自社の車両をレストアする事業にも力を入れており、主に投資対象として旧型車両を購入した富裕層からの受注に応えている。こうした取り組みもあり、アストンマーチン車は2014年現在、歴代全出荷台数の9割が実働車として現存しているとされる。
DB1はイギリスの高級スポーツカーメーカー・アストンマーチンが1948年から1950年まで生産したスポーツカーである。アストンマーチンが実業家・デヴィッド・ブラウンの経営となってから初の生産車であることから後年になって「DB1」と呼ばれているが、当時の正しい車名はアストンマーチン2リットル・スポーツ(Aston Martin 2-Litre Sports )である。生産台数は15台に過ぎないが、日本にも最近になって少なくとも1台が輸入されている。
エンジン:直列4気筒、1970cc、出力90馬力、最高速度は150km/h
DB2は、イギリスの高級スポーツカーメーカー・アストンマーチン・ラゴンダが1950年5月-1959年7月まで製造したスポーツカーである。プロトタイプが1949年のル・マン24時間レースに出走した後、1950年4月のニューヨーク国際オートショーで市販モデルが初公開された。
エンジン;水冷直列6気筒、鋳鉄製ブロックVB6E型DOHCエンジン、2.6リッター2基のSUキャブレターから105英馬力。
1951年1月に追加された高性能版の「ヴァンテージ」(Vantage )仕様では圧縮比を8.16:1にアップし大径のキャブレターを装着し125英馬力を発揮。
最高速度187.3km/h、0-60mph(97km/h)加速11.2秒
DB3はル・マンなどのレース用として、開発された車種です。
DB4は、アストンマーチン・ラゴンダが1958年10月-1963年6月に製造したスポーツカーであり、Sr.1-Sr.5までのモデルが存在する。
1961年のSr.4から高性能モデルのヴァンテージ仕様がオプションとして選択可能となった。1959年には高性能版のDB4GT が、1960年には更にボディをカロッツェリアであるザガート製とし、軽量化したDB4GTザガートが発表された。
エンジン:ボアφ92mm×ストローク92mmのスクエア、3,670ccの水冷直列6気筒の全軽合金製DOHC。標準型は2基のSU製キャブレターから240hp
高性能版のヴァンテージ仕様は3基のSU製キャブレターから266hpを出力
1964年秋から高性能版のヴァンテージ仕様も設定されたが、DB 4GTより少ない65台の製造にとどまった。またドロップヘッドクーペは、123台が製造され、その他に12台がハロルド・ラドフォードの架装によりシューティングブレークに改造された。
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もともとはイアン・フレミングの小説です。
フレミングは銀行員、ジャーナリストなどを経て、第二次世界大戦中は海軍情報部とMI6で特別工作に携わっており、この経験を活かして007を書いたと言われています。
フレミングは1964年に亡くなっており、その後は複数の作家により作品が書き続けられています。
だたし、アストンマーチンDB5が登場する作品はすべてフレミングの作品のようです。
DB5が登場した映画は、映画007シリーズ『ゴールドフィンガー』『サンダーボール作戦』『スカイフォール』でボンドカーに使用され、また『ゴールデンアイ』『トゥモロー・ネバー・ダイ』『カジノ・ロワイヤル』
映画007に登場したDB5には様々な「秘密兵器」が搭載されていました。
DB5の装備その2
回転式可変ナンバープレート。各国に正式登録してある。4711・EA・62(フランス)⇔BMT216A(イギリス)⇔LU・6789(スイス)。
DB5の装備その3
発信機ホーマー(後述)の受信機。ダッシュボードに格納。有効距離150マイル(約240km)。ディスプレイに地図(その中心が自分の車の位置)が表示され、発信元の位置が光点として点滅する。劇中ではライター(CIA)の車両にも搭載されており、Q(もしくはイギリス)の開発品とは限らない。
DB5の装備そのその他
DB5の装備として劇中には登場しなかったものとして、撒きびし(タイヤパンク用・真似されるとの懸念から登場せず)、攻撃用バンパー、自動車電話、運転席下に格納する武器などが用意されていた。
DB5は撮影用2台、宣伝用2台が使用された。エリザベス女王の在位40周年記念式典でもお披露目される。使用したタイヤがピレリーとドン・ノットの2種類あることを9歳児に指摘された。
このDB5は、ラジオアナウンサーのジェリー・リーが1969年に1万2千ドルで購入し所有していたが、2010年10月27日にロンドンで競売にかけられることになった。その結果、アメリカ合衆国のビジネスマンが落札したが、落札額は事前の予想350万ポンドを下回り、290万ポンドであった。
DB5と初代ジェームズ・ボンド役のショーン・コネリー。カッコよすぎ!
007シリーズで6回も登場しています。それだけ名門アストンマーチンの中でも特別なクルマなのです。
このDB5はアメリカ映画『キャノンボール』ではボンドカーに準じた装備でロジャー・ムーアのマシンとして登場している。アメリカのTVドラマ『スパイ大作戦』第1シリーズの「武器弾薬を渡すな Odds on Evil」では、DB5の左ハンドル仕様で赤い車体のものが、メンバーの逃走用自動車として登場する。
アストンマーチンDB5は、007だけではなく、他の映画やテレビでも大活躍!!
エンジン、ボアφ96mm×ストローク92mmの3,995ccエンジン:水冷直列6気筒全軽合金製DOHC
標準型:3基のSUキャブレターから282英馬力
高性能型:のヴァンテージ仕様は3基のウェーバーキャブレターから314英馬力
ギアボックス:前期、デビッド・ブラウン製のオーバードライブ付4速MT、後期、ZF製5速MT、ボルグワーナー製ATもオプション設定
車重:1,470kg
007に登場したアストンマーチンDB5が販売中!
007シリーズで最も多くボンドカーになっているのはアストンマーチン。その中でもアストンマーティンDB5はショーン・コネリーがボンド役をしていたシリーズ3作目の007ゴールドフィンガーで初登場し、その後007サンダーボール、007ゴールデンアイ、007トゥモローネバーダイ、そして7代目のボンド役ダニエル・クレイグの007のカジノロワイヤル、そして最新作の007スカイフォールにも登場しています。
そして今回販売中のアストンマーチンDB5は、1965年に公開された007サンダーボールのプロモーション用に製作されたもので、ホイールキャップから飛び出す刃・隠れた銃・防弾のスクリーンなどなど、映画で出てきた様々な機能までちゃんと装備されまいます。
英国貴族・紳士御用達のブランドであり、主な著名なオーナーに石田純一や若本規夫、5代目ジェームズ・ボンド役のピアース・ブロスナン、6代目ジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグ等が居る。
たびたび経営者が交代し、一時は消滅の危機もあったアストンマーチンですが、今では経営も安定し。国際的な自動車ショーに毎回ニューモデルを発表しています。最新モデルは「アストンマーチン Vulcan」で800馬力のスーパーマシンです。
しかし、時代は変わっても、古き良き時代の名車DB5が忘れ去られることはないでしょう。007とアストンマーチンDB5はともに時代のヒーローです。
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