ハイブリッド車並みの低燃費、マツダ「SKYACTIV-G」と「SKYACTIV-D」
2016/02/14
とっぱらや
高級スペシャリティーカー、マツダコスモAP。斬新なスタイルで、センターウインドウを持つ2ドア・ピラード・ハードトップ、縦ラインのラジエーターグリルなど、鮮やかな赤のイメージカラーと共に、発売当初から大きな脚光を浴びた。マツダコスモAPとはどんなクルマ?
マツダには、コスモの冠がついたクルマがいくつかあります。1967年5月登場のロータリーエンジン車第1号のコスモスポーツ、1975年にはマツダコスモAP(マツダではこの車を初代コスモとしています)、空力デザインを追及した2代目コスモは1981年に、そして3代目は1990年にユーノスコスモ。
ここでは1975年10月28日に登場したマツダコスモAPについて述べます。
マツダコスモ
1975年に登場したコスモAPは、最初にロータリーエンジンを搭載したコスモスポーツの名を受け継いだ高級スペシャリティーカーでした。(APはアンチ・ポリューション=公害対策)
コスモは、昭和51年排ガス規制をクリアした第1号でもあった。
全長x全幅x全高:4545x1685x1325㎜
ホイールベース:2510㎜
乗車定員:5人
いまマツダ車の色と言えば「赤」。アクセラ、デミオ、そしてロードスターなど多くの車のボディが赤色に染め上げられています。過去にも「赤」で売り出したマツダ車がいくつかありました。そのひとつがマツダコスモAPです。
(コスモAPの赤色は、サンライズレッド)
テレビCM等のセールス・プロモーションには大人の色香を感じさせる当時23歳の宇佐美恵子さんを、CM曲にはしばたはつみさんのシングル曲「マイ・ラグジュアリー・ナイト」を起用しました。覚えておられる方もおられると思います。しばたはつみさんは、この曲で『第28回NHK紅白歌合戦』に出場されました。シングル盤のレコードジャケットにもコスモが写っています。
マツダコスモL
コスモAPは高級車であったにもかかわらず、発売して半年弱で累計販売台数が2万台を超えた。
そして、デビューわずか3ヶ月後の1976年始めに、コスモAPは、モーターファン誌の「カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞。極めて短い期間でその優秀性が認められた。1977年7月には、ランドウトップというレザー張りの屋根を採用したコスモLを追加し、高級感をさらにアピールした。
マツダコスモのグレードは、「リミテッド」、「スーパーカスタム」、「カスタム」、「カスタムスペシャル」をラインアップ。「リミテッド」は13B+M5/3AT、「スーパーカスタム」は12A+M5/3ATか1800+5MT、「カスタム」と「カスタムスペシャル」は12A/1800+4MTの組み合わせとなる。
それでは、マツダコスモの性能とデザイン、乗り心地、価格について、順次紹介していきます。
マツダコスモの性能について紹介します。
パワートレーンはいずれも51年排ガス規制をクリアした13Bと12Aのロータリーと直4 1800ccレシプロエンジンです。
ロータリーエンジン
13B型 654cc×2ローター
最高出力:135ps/6000rpm
最大トルク:19.0kgm/4000rpm
12A型 573cc×2ローター
最高出力:125ps/6500rpm
最大トルク:16.5kgm/4000rpm
レシプロエンジン
VC型 1769cc 直4 OHC
最高出力:100ps/5500rpm
最大トルク:15.2kgm
駆動方式は、FRで、トランスミッションは、5速/4速MTと3速トルコン式ATが用意されました。
フロントはマクファーソンストラット式、リヤは4リンク式。
全車種に4輪ディスクブレーキ(フロントはベンチレーテッド)が装備されていた。
マツダコスモの性能について、ユーザーの声をきいてみましょう。
マツダコスモ
「快適な加速性能を誇る素晴らしい車です。カッコイイ外見も利点の一つだ。」
「ハンドリング性能がしっかりとしており、ラクに運転することができます。安定した性能を発揮し、かなり楽しめる面白い車です。」
「十分に高い居住性と、上質のシートを装備することで、素晴らしい乗り心地を実現しています。市街地・山道・高速道路、すべてにおいて素晴らしい走りを楽しめます。」
「オリジナリティのあるカーデザインに惹かれました。肝心の走行性能も平均点以上の魅力的な車です。エンジンはトルクとパワーのバランスが良くて、乗り易いスロットルフィーリングです。」
「ハンドリングが良くて加速もいいので街乗りから遊びまで、いろいろ楽しめる車です。バランスのとれた走りで、乗り心地も良く運転しやすい車です。」
マツダコスモのデザインと乗り心地について紹介します。
マツダコスモ
スタイリングは、丸目4灯式のフロントマスクを備える流麗なファーストバックで、太いセンターピラーにセンターウインドウを持つ2ドア・ピラード・ハードトップボディ、縦ラインの派手なラジエーターグリル、鮮やかな赤のイメージカラーによる斬新かつ個性的なコスモAPはマツダの爆発的なヒット作となった。
センターピラーとL字型テールがひと際目立つコスモのスタイリング
インテリアは、5連メーターが並ぶダッシュボードやステアリング、シフトノブにウッドが使用され、明るい色合いの内装色と相まって、ラグジュアリーな雰囲気を醸していました。その後、1977年3月に2Lレシプロエンジン(最高出力110ps/最大トルク17kgm)搭載モデルが、次いで同年7月には派生モデル「コスモL」が追加されました。
ウッドステアリングに木目調パネル、ATセレクタ‐とサイドプレーキレバーまでウッド(リミテッド/スーパーカスタム)。
コスモLは、「ランドウトップ」と呼ばれるノッチバックボディを架装し、ネオクラシカルな雰囲気が特徴でした。同時に、テールランプのデザインが標準モデルの異形タイプから長方形タイプに変更されました。スタイリングのまとまりの面ではややアンバランスな印象になったものの、後席のヘッドクリアランスが向上する実利的なメリットもありました
マツダコスモのデザインと乗り心地について、ユーザーの声をきいてみましょう。
マツダコスモ
コスモLの登場により、こちらはコスモクーペと呼ばれた。
「外観のデザインがシンプルで飽きないです。ハンドリングが良いので、ドライブに最適です。走行の安定性や乗り心地は良いです。強風時でもハンドルを取られることなく快適に走行できます。」
「乗り心地は非常に良く、家族で少し出かけるのに最適なクルマです。乗り心地はいいのですが、スペースに難があります。楽しく乗れますが、車内には荷物を乗せにくいです。」
「乗り心地重視のサスペンションで、ゆったりとした乗り心地と安定感があります。基本的に欠点の無い車で、コストパフォーマンスは高いと思います。コンパクトで優秀なエンジンが搭載されていて、レベルの高い車に仕上がっています。」
「大人4人が乗っても窮屈さを感じない、丁度よい大きさのクルマです。旋回性はあまり良くなくて、小回りが利かないという印象です。トランクルームが思っていたほど大きくありませんでした。」
マツダコスモの価格について紹介します。
マツダコスモ
〔コスモクーペの価格」
リミデッド:1,795,000円(13B)
スーパーカスタム:1,530,000円(12A)、1,350,000円(1800)
カスタム:1,330,000円(12A)、1,190,000円(1800)
カスタムスペシャル:1,200,000円(12A)、1,05,5000円(1800)
(価格はMTモデル)
「コスモLの価格」一例
リミテッド:1,855,000円(5MT)
高級車といいながら、意外と安いと感じられた方もおられることでしょう。マツダコスモが発売された1975年の大卒平均初任給は89,300円でした。2015年は202,000円です。ざっと換算すると2.26倍です。コスモクーペ リミテッドの1,795,000円は、いまでいえば406万円となります。
マツダコスモについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。マツダコスモは、すでに生産を終了しております。
マツダコスモ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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