トヨタとの共同開発車、スバルBRZ！めざすは「安心と愉しさ」

本題に入る前に、富士重工業 ブランドステートメント"Confidence in Motion"を紹介します。

｢Confidence｣は、スバルが貫いてきた「確かなクルマづくり」の姿勢と、「安心と愉しさ」をお約束し続けることにより築かれるお客様との信頼関係を表しています。

｢in Motion｣には、積極的に時代の動きを捉えて｢Confidence｣を進化させ、お客様の期待に応えて革新を続けていく強い意思を込めています。

　スバルBRZは、富士重工業（スバル）がトヨタ自動車と共同開発したスポーツカーで、トヨタブランドではトヨタ86として販売されています。ともに富士重工業群馬製作所本工場にて生産されています。

　車両コンセプトやパッケージングなどの企画策定と全体デザインはトヨタが、実際の開発・設計と確認作業は富士重工が主導しました。

　スバルBRZのラインアップは、標準グレードとなる「R」、215／45 R17タイヤ＆17インチアルミホイール、本革巻ステアリングホイールなどを標準装備した最上級グレード「S」、レース用架装を施した「RA レーシング」、「R」グレードをベースとしたカスタマイズ用モデル「R カスタマイズパッケージ」設定しています。

　エンジンなどの基本部分は共通ですが、フロントグリルやフォグランプの形状などの外観や内装、オプションに一部違いがあります。また、カラーリングはスバルブルーとして有名なWRブルー・マイカがBRZのみに設定されています。逆に、トヨタ86にはスバル BRZにはないオレンジ・メタリックが設定されています。乗り味にも違いがあり、トヨタ86がリアを滑らせて楽しませる（=ドリフト）志向なのに対してスバルBRZはグリップを重視した安定志向のセッティングであると評されています。

　それでは、スバルBRZの性能について見ていきましょう。

　スバルBRZは、富士重工が開発した「FB20」をベースに、トヨタが開発した燃料噴システム「D-4S」を組み合わせた、専用設計のFA型水平対向２ℓ ４気筒 DOHCエンジンを搭載します。

　「FA２０」は、広い回転域でアクセル操作に鋭く反応する高出力・高トルクと、優れた燃費性能を両立したエンジンです。

　トランスミッションは、シフトフィールやレスポンスにこだわった6MTとE-6ATを用意しています。

　BRZ用に、より低く、より車両中心に近い位置にエンジンを配置した専用設計のプラットフォームをあらたに開発し、エンジンの吸排気レイアウトやサスペンションの形状を見直しました。

　それでは、スバルBRZの性能について、ユーザーの声をきいてみましょう。

「スバルBRZは、車体の軽さも相まって、レスポンスがよく、思い通りに操れます。このフィーリングを味わいたいがため、よく外出します」

「バランスの良い走行性能です。特に、低重心がきいているのか、コーナーを曲がるときは快感ですね」

　それでは、スバルBRZのデザインや乗り心地についてのユーザーの声を紹介します。

「結局のところ、このデザインが購入の決め手でした。知り合いはもちろん、見ず知らずの人からも『カッコいい！』と言われてうれしいです」

「このデザインに惹かれて買いました。エクステリアには十分満足しています。特にリアのフェンダー周りがカッコいいですね」

「サスペンションは柔らかめですが、スポーツ走行でもとくに問題はありません。実用的かつ最適なセッティングではないかと思います」

「乗り心地はそれほど悪くありません。高速道路走行時では、とても安定していて、気持ちよく走れます。毎日運転することが楽しくて仕方ありません」

　いよいよスバルBRZの価格の紹介です。

スバルBRZの価格

　Ｒ カスタマイズパッケージ：2,408,400円（６MT）　2,478,600円（６AT）
　Ｒ：2,559,600円（６MT）　2,629,800円（６AT）
　Ｓ：2,926,800円（６MT）　3,007,800円（６AT）
　ＲＡ レーシング：2,960,280円（６MT）

いかがでしたでしょうか。スバルBRZの性能とデザイン、乗り心地について紹介してきましたが、一度見てみたい、という気持ちがわいてきたのではありませんか。ぜひ、お近くのスバルディーラーを訪問してみてください。きっと新しい発見があることでしょう！

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。