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THE SPORTS BODY研ぎ澄まされた走りのボディ!マツダランティス!

「ランティス・アピール」と謳う、マツダのミドルクラススポーティクーペ/セダン。4ドアスポーツという、全く新しいコンセプトと共に企画されたモデル!ボディタイプは、4ドアクーペと4ドアセダンの2種!マツダランティスの魅力に迫る!!

マツダランティスの概要紹介

ランティス(LANTIS )は1993年9月から1997年5月まで、マツダが生産した乗用車です。輸出名 MAZDZ 323F / 323ASTINA。

ボディは流麗なフォルムの4ドアセダンと4ドアクーペの2タイプがあります。

マツダランティス 4ドアクーペ

全長×全幅×全高 4245×1695×1355㎜
ホイールベース 2605㎜

おもしろいのが、このハッチバックをマツダでは4ドア クーペと名付けていますが、その名の通り、このクルマにはクーペと呼ぶに相応しい実力を秘めていました。

マツダランティス 4ドアセダン

全長×全幅×全高 4490×1695×1355㎜
ホイールベース 2605㎜

4ドア クーペのアグレッシブなフォルム、そして4ドア セダンの美しくエレガントなフォルム。
どちらも違った個性が輝いており、まさにマツダの名車の中の一台ではないでしょうか。

マツダランティスの性能

マツダ ランティスには2つのエンジンが搭載されています。一つは、そのフラッグシップ・モデルといえる2000cc V6、24バルブのKF-ZE型エンジン。もう一つは、スタンダード・タイプともいえる1800cc 直4、16バルブのBP-ZE型エンジンです。

BP-ZE型エンジン

マツダランティスに搭載されたBP-ZE型エンジン

最適なトルクを取り出す可変慣性吸気システムや、シーケンシャル・フューエルインジェクションも採用。スポーティさと街中での使いやすさを兼ね備えたエンジン

直列4気筒DOHC 16バルブ、圧縮比9.0、排気量1839cc、レギュラーガソリン仕様の自然吸気エンジンは最高出力135ps/7000rpm、最大トルク16.0kgm/4500rpmを発生します。

KF-ZE型エンジン

マツダランティスに搭載されたKF-ZE型エンジン

VRIS(可変共鳴過供システム)を高回転域で大きなトルクを発生させる方向へとチューンナップ。スムーズさで、力強さで、官能性で、自然吸気エンジンの理想像に近づけたエンジン。

V型6気筒DOHC 24バルブ、圧縮比10.0、排気量1995cc、ハイオクガソリン仕様の自然吸気エンジンは最高出力170ps/7000rpm、最大トルク18.3kgm(179.5Nm)/5500rpmを発生します。

KFエンジンの最高出力は160psでありましたが、ランティス搭載時には吸排気系の見直しなどが行われ、10馬力の出力増を実現しています。 このエンジンとランティスとの相性は非常によく、双方の評価をより高いものへと押し上げました。

マツダランティスのサスペンション

フロントサスペンション:マクファーソン式

リアサスペンション:ストラット式

スポーティなハンドリングと、納得のできる乗り心地を実現しているランティスのサスペンション。余りロールのしない、しっかり感のあるサスです。

マツダランティスのブレーキ

前輪は、ベンチレーテッドディスク、後輪はデスクブレーキが設定されています。


運動性能やハンドリングも高性能でしたが、衝突安全性に対しても非常に力を入れて開発しており、1996年の衝突安全基準適合第一号車であったのも見逃せないポイントの一つです。

マツダランティスの性能について、ユーザーの声をきいてみました。

「7,400回転のレブまでシルキーに回るエンジンは、トルクの山こそ無いものの、ストレスなく回りきるので非常に気持ちよいものでした」
(セダンユーザー)

「エンジンのフィーリングは最高で、「クォーン」と唸るエンジンは直4では味わえません。」
(クーペ KFエンジンのユーザー)

「走行性能はすばらしく、V6エンジンのスムースな加速を十分に楽しめます。」
(セダン KFエンジンのユーザー)

マツダランティスのデザインと乗り心地

マツダ ランティス 4ドアクーペ

マツダランティスは2つのデザインを持って登場。これは4ドアクーペと称されていました。

マツダ ランティス4ドア クーペ

4ドアクーペと称されてはいましたが、実態は写真のように5ドアハッチバックです。

マツダ ランティス 4ドアセダン

エクステリア・インテリア共に、どこをどう見ても国産のクルマとは思えないほど、独創的なデザインです。

マツダ ランティス 4ドアセダン

マツダランティスのインパネ

インパネ周りのデザインは機能的でスポーティなデザイン です。

マツダランティスのインテリア

エクステリア・インテリア共に、どこをどう見ても国産のクルマとは思えないほど、独創的なデザインです。

マツダランティスのデザインと乗り心地について、ユーザーの声を紹介しましょう。

「デザインセンスはダントツでした。美しい曲線美とハッとする程個性的なリアビュー、コンパクトにまとまったパッケージングは所有欲を存分に満たしてくれました」
(セダンユーザー)

「街を走っていてもさほど古さを感じさせないフォルム。20年たった今でも走りや見た目には不満はありませんでした」

「乗り心地は硬めです。でも高速走行の楽しさは格別!直進性の良さ、ハンドリングの安心感があります」

マツダランティスは、走行性能、スタイリング、乗り心地のバランスがとれた車のようです。

マツダランティスの価格

販売価格は、 ¥1,790,640円から¥2,420,280円です。
(価格は1996年7月 発売モデル)

マツダランティス

マツダ ランティス 4ドアクーペの価格
 1.8 タイプG ¥1,801,440(5MT) ¥1,896,480(4AT)
 2.0 タイプR ¥2,241,000(5MT) ¥2,336,040(4AT)

マツダ ランティス 4ドアセダンの価格
 1.8 タイプG ¥1,790,640(5MT) ¥1,885,680(4AT)
 1.8 タイプX ¥1,963,440(5MT) ¥2,058,480(4AT)
 2.0 タイプR ¥2,325,240(5MT) ¥2,420,280(4AT)

まとめ

マツダランティスの性能とデザイン、乗り心地について紹介してきました。いかがでしたでしょうか。
マツダランティスは、今となっては知る人も少なくなったと思いますが、当時は玄人受けする、いいクルマでした。

マツダランティス

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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