ハイブリッド車並みの低燃費、マツダ「SKYACTIV-G」と「SKYACTIV-D」
2016/02/14
とっぱらや
「魂動デザイン」と「SKYACTIV TECHNOLOGY」を全面的に採用したマツダデミオ、クリーンディーゼル「SKYACTIV-D1.5」を搭載して登場!マツダデミオの性能とデザイン、乗り心地を徹底的にチェックしてみました。
まずはマツダデミオについて、概要を紹介しましょう。
2014年3月6日に開幕した「ジュネーブモーターショー」において、マツダは次世代コンパクトカーのコンセプトモデル『マツダ跳(HAZUMI)』を世界初公開しました。この『跳(HAZUMI)』を実車化したのがマツダデミオです。
マツダ跳(HAZUMI)
現在のマツダデミオ(DJ系)は4代目です。ガソリン車(2WD)は2014年9月、ディーゼル車は2014年10月、4WD車は2014年12月に発売されました。
マツダデミオ
マツダデミオは、マツダが1996年より製造・販売しているハッチバック型コンパクトカーです。 日本国外向けの車名はMazda2 。
マツダデミオは、『CX-5』、『アテンザ』、『アクセラ』に続き、新世代技術「SKYACTIV」と「魂動」デザインを採用する第4弾モデルで、「クラスの概念を打ち破る」ことを目標に開発がおこなわれたコンパクトカーです。
マツダデミオは、「2014-15 日本カー・オブ・ザ・イヤー」、「2014年度グッドデザイン金賞」を受賞しています。
デミオのライバルであるヴィッツやフィットは、室内の広さや効率の良さを追い求め、実用性を優先したスタイリングになっていいます。一方、マーチやミラージュは、コスト削減の要求を受けて新興国で生産しやすい設計です。デミオはこのどちらの流れにもくみせず、デザインや走行性能を追求しています。
バリエーションには、1.3LガソリンエンジンSKYACTIV-G1.3搭載の「13C」、「13S」、「13S Lパッケージ」、1.5LディーゼルエンジンンSKYACTIV-D1 .5搭載の「XD」、「XDツーリング」、「XDツーリング Lパッケージ」をラインアップ。また、特別仕様車には、インテリアにこだわった2つの特別仕様車「ミッド・センチュリー(Mid Century)」と「アーバン・スタイリッシュ・モード(Urban Stylish Mode)」があります。
駆動は2WD(FF)と4WDが選択できます。
2015年10月に、モータースポーツのベース車両として最適な装備を備えた「15MB」が新たに追加されました。デミオ「15MB」は、ジムカーナやダートトライアルへの参加などを想定し、1.5Lガソリンエンジン「SKYACTIV‐G1.5」を搭載しています。
それでは、マツダデミオの性能とデザイン、乗り心地について順次紹介しましょう。
エンジン性能について見てみましょう。
SKYACTIV-1.5D
1.5L直噴ターボ仕様の「SKYACTIV-D 1.5」を採用。
AT車は2.5Lガソリンエンジン車に匹敵する最大トルク250N・m(MT車の最大トルクは220N・m)の高トルクを発揮し、MT車は、JC08モード燃費30.0km/Lの優れた低燃費を実現しました。
P3-VPS型直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 1.3」とP5-VPS型直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 1.5」の2種類が設定されています。
SKYACTIV-G 1.3
SKYACTIV-G1.3にはAT用とMT用があります。出力は共に77KW(105PS)ですがトルクはMT用が220N(22.4kgf)/1400~3200rpm、AT用は250N(25.5kgf)/1500~2500rpmです。
それではマツダデミオのユーザーの声をいくつか紹介しましょう。
「ディーゼルエンジンの力強さは病みつきになります。エンジン音も静かで、びっくりしました」
「サスペンションは、やや硬めと感じることがありますが、全般的に安定していると思います」
「とにかく運転が楽しい車です。車体が軽いためエンジンの力不足を感じる事がほとんどありません。燃費もリッター23~24は軽く走ってくれます。しかもコンパクトで取り回しも抜群よく、狭い場所でも運転が楽です」
最近のマツダのクルマづくりは良いですね。アクセラでもクラスを超えた乗り心地とドライブフィーリングに感動しましたが、この新型デミオも相当すごいことになっていそうです。
マツダデミオのフロントビュー
デミオの顔です。この顔、なかなかいいですね!
シグネチャーウイングを配したグリルとライトまわり!ひと目でマツダ車だと分かります。
マツダデミオのサイドビュー
エネルギーの凝縮による爆発的な前進感を「骨格」で表現したデザイン。躍動感がありますね。
マツダデミオのリアビュー
マツダデミオのインパネ
インパネです。質感がすばらしい!計器類も見やすいです。シンプルながらスポーティさも感じます。
マツダデミオのインテリア
シートは硬くもなく、柔らかくもない調度良い座り心地です。ロングドライブでも疲れにくいです。
それでは、マツダデミオのユーザーの声をいくつか紹介しましょう。
「デミオに限らず、マツダの魂動デザインは素晴らしい!全体のバランスや曲線の使い方、見る角度による表情のつけ方など、国産コンパクトカーでは群を抜いており、欧州車と比べてもそん色ないレベルです」
「内装は、使っている素材が高級というわけではないと思いますが、質感が良く、シンプルでセンスの良いデザインです。計器類も見やすく使いやすい配置です。国産コンパクトでは№1だと思いますよ」
「ドライビングポジションの調整、ウレタンシート、オルガンペダルで乗り心地は最高です。ドライビングポジションがしっかり決まるので、余裕のトルクと相まってロングドライブでも疲れにくいんです」
それでは、マツダデミオのお値段の紹介に入りましょう。
メーカー希望小売価格は135万円から219万2400円です。
1.3Lガソリンエンジン車:135万円~191万1600円
1.5Lディーゼルエンジン車:178万2000円~219万2400円
1.5Lガソリンエンジンの15MB:150万1200円
ディーゼルエンジン車はおよそ20万円高くなりますが、燃費はいいし、燃料の軽油も安いので、走行距離の長い人はすぐに元がとれそうですね。
マツダデミオの性能とデザイン、価格について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
マツダデミオのカラーバリエーション
カラーバリエーションも豊富です。どのカラーにしようかな?!
マツダデミオの魅力は、まだまだたくさんあります。ぜひお近くのマツダディーラーで試乗されてみてはいかがでしょう。きっと素敵な出会いが待っていることでしょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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