あのBMWにもミニバンがあるの？BMWのミニバンの性能や魅力は？

ミニバンは、規格や技術的な定義は存在しませんが、一般的に、1.5BOX、2BOX、ワンモーション（ボンネット → フロントガラス → ルーフ・・・へと、 段差の無い、一筆書きで書いたようなデザイン）とも言われる車体形状を包括し、スペース効率を上げるため着座姿勢が立ち気味（アップライト）で、全長に対する室内長と室内高は比較的大きい車種のことです。

エンジンルームと居住空間およびラゲージスペースが2つの空間によって構成されているが、2BOXほどエンジンルーム部が大きくなく、箱形の1BOXと2BOXの中間に位置する車両のことを1.5BOXと称いいます。

一般的なセダンを3BOX、箱形の車を1BOXというのに対し、エンジンルームと居住空間およびラゲージスペースの2つの空間によって構成された車両のことを2BOXといいます。ステーションワゴン、ハッチバック、SUVなどが一般的に2BOXにあたります。

欧州ではMPV、ピープルムーバー、モノスペースとよばれる場合が多く、乗用車の一形態として位置付られ商用車との差別化を図るため、商用車ベースであるキャブオーバースタイル（エンジンの上にキャブ(運転席)があるものを意味し、主にトラックなど）のいわゆるワンボックスカーやVanと区別されています。

これにより日本では、「ミニ」バンと呼ばれるものの、この場合の「ミニ」という語には大きさを表す意味はすでになく、また「バン」も貨物車であるVanを表しているわけではないということです。
行政による区分は、アメリカでは商用車のライトトラックとして安全性や排ガス規制が緩和され、日本では乗用車のステーションワゴンとされるなど、国により取り扱いが異なります。

BMW　2シリーズ　アクティブツアラーは、BMWが初めて手がけるミニバンです。全長4342mm、全幅1800mm、全高1555mmのボディは「コンパクトな外寸と、それに比して驚くほど広い室内空間を持ち、市街地での移動にぴったりと合う」（BMW）車です。それでは、BMWのミニバン、アクティブツアラーについてその性能や魅力に迫りましょう！

最高品質の素材、落ち着いたカラーのインテリア・トリム、そして大型のウインドー。さらにはオプションの電動パノラマ・ガラス・サンルーフがあります。

ラゲージ・ルームのフロアはほぼ全面がフラットとなり、荷物の積み込みが容易。3 人用のリヤ・シートは、前後に位置を調節でき、40:20:40 分割可倒式となっており、乗員と荷物に合わせて理想的な使い方が可能です。

BMW 2 シリーズアクティブツアラーには、数多くの機能が備えられています。たとえば、センター・コンソールには、ドライビング・パフォーマンス・コントロール・スイッチを配置。明るく開放的な雰囲気は、空間に浮いているようにデザインされたインスツルメント・パネルにも反映されています。セミ・コマンド・シート・ポジションが、360° の良好な視界を保証します。

ドアのボトル・ホルダーにはペットボトルも収納可能です。センター・アームレスト下の収納ボックスには、スマートフォンやサングラスが収納できます。また、スタンダード・シートのフロント・シート（運転席& 助手席）の下にも便利な収納スペースが設置されています。

足をリヤ・バンパーの下で素早く左右に動かすと、バンパーに装着されたセンサーが足の動きを検知し、テールゲートが開閉できます。

助手席は可倒式フロント・シート。バックレストは、ハンドルを使って前方へ完全に倒すことができ、ほぼフラットな状態になります。これにより、最長2.4 メートルの長尺物やスポーツ用具も運ぶことができます。

セミ・コマンド・シート・ポジションにより全方向の視界が向上します。高めの着座位置が優れた乗降性を確保します。さらに、見晴らしも良く、室内空間の広がりも明確に感じられ、インテリアの外観にインパクトを与えます。

大型のドア、大きく開くテールゲート、オプションの可倒式フロント・シート(助手席)、前後に 130mm 調節可能なスライディング・リヤ・シート。テールゲートを開けば、スポーツ・アイテムや旅行バッグなどの荷物がラゲージ・ルームに、広々とした室内空間を犠牲にすることなく、ストレスなしで収納できます。

40:20:40 の分割可倒式リヤ・シートは、このクルマの実用性をさらに高めます。リヤ・シートのバックレストは、任意の組み合わせで折りたたみ可能。折りたたんだ部分はほぼフラットになり、ラゲージ・ルームをより自在に使用できます。大きな荷物の積載も容易になり、たとえば、4 人の乗員がシートに座りながら、スキーなどの長い荷物も運ぶことができます。

シートの前後の長さは、シート下のハンドルを使って最大 130 mm の範囲で手動にて調節できます。調節式のバックレストは、リヤ・シートの座り心地をより快適するとともに、40：20：40 の3 分割に倒して使えるので、多彩な収納ニーズに対応します。また、完全に折りたたむと、ほぼフラットな収納スペースになります。

ラゲージ・フロアを閉じた場合、表面がフラットになり、420 kg までの荷物を積載可能。スーツケース、バッグ等大きな荷物を積むのに最適です。フロアの下には追加スペースがあります。ラゲージ・フロアは簡単に折りたたむことができ、フロア下の追加スペースに簡単にアクセスできます。

BMW 225i xDriveアクティブツアラーは、最高出力170kW〔231ps〕/5,000rpm 、最大トルク350Nm〔35.6kgm〕/1,250-4,500rpm を発揮し、0-100km/h を6.3 秒 で加速、最高速度は235km/h を実現しています。

xDrive はDSC （ダイナミック・スタビリティ・コントロール）と連携し、ステアリングの切れ角やホイールの回転速度などの車両データからオーバーステアやアンダーステアなどの危険性を察知すると、電子制御式多板クラッチを用いて、前後アクスルへ瞬時のうちに駆動力をフレキシブルに配分し、最適なロード・ホールディングを確保。トラクション、走行安定性、安全性といった4 輪駆動の長所と、BMW の伝統である俊敏性を叶えます。

6 速オートマチック・トランスミッションと8 速スポーツ・オートマチック・トランスミッション。
マニュアル・モードでシフト・チェンジを行う時にも、ロックアップ・クラッチの制御が効果を発揮します。シフト・チェンジ時の回転数の変動が少なくなり、精密にセッティングされた極めて快適なシフト・チェンジが可能になりました。

前輪駆動方式（FF）が採用されたBMW 2 シリーズ アクティブ ツアラーのために、電動パワー・ステアリングは精緻にチューニングされ、BMW に相応しいステアリング精度を実現。

BMW ヘッドアップ・ディスプレイは、さまざまな走行情報をメーター・パネルとフロント・ウインドーの間にある昇降式スクリーンに投影し、ドライバーが常に前方の道路状況に集中できるようにしています。現在の車速、ナビゲーション・システムによるルート案内のほか、CD などの曲名リストやラジオ局のリスト、チェック・コントロール、前車接近警告など、さまざまな情報を表示します。

ドライビング・アシストは、カメラを使用したシステムで、レーン・ディパーチャー・ウォーニング（車線逸脱警告システム）および、前車接近警告機能、衝突回避・被害軽減ブレーキが含まれます。

路上での縦列駐車をサポートするシステムで、駐車可能なスペースがあるかどうかを測定し、十分なスペースがある場合は、ドライバーに代わり、ステアリング操作を自動的に行います。ドライバーは、音によるガイダンスとコントロール・ディスプレイに表示される指示に従ってアクセル・ペダルとブレーキ・ペダルを操作するだけで、簡単に駐車することができます。

8.8 インチ ワイド・コントロール・ディスプレイを採用し、MP3 などの音楽ファイルに対応。渋滞箇所などの情報をリアルタイムで提供するVICS 3 メディアも利用できます。
iDrive コントローラーを使えばさまざまな機能を直観的に操作できます。コントローラーに組み込まれたタッチ・パッド機能により、目的地の住所を手書きで簡単にナビゲーション・システムに入力できます。

218i アクティブ ツアラー 6速AT 5ドア　　 3,420,000（税込）
218d アクティブ ツアラー 8速AT 5ドア 　 3,630,000（税込）

いかがでしたか？BMWのミニバンは絶賛するひともいれば、デザインがちょっと・・・というひともいます。憧れのBMW、ミニバンなら楽しい世界が広がりそうですね。