スタイリッシュな一台!ビガーの魅力を試乗した人の評価から探る!
2015/10/08
ゴンタ
コンパクトなボディサイズながら3列シートを持つトヨタ・新型シエンタの売れ行きが好調のようだ。購入を検討している方も多いかもしれないが、普通のガソリン車を選ぶべきか、それともハイブリッドか? 、迷っているより試乗してみるしかない。ここはさっそく新型シエンタを試乗レポート!
トヨタ・シエンタは12年振りのモデルチェンジを受けて登場した。テレビCMも集中的に放映され、今のトヨタのラインアップの中で相当に力の入ったモデルであることがわかる。
新型シエンタ
従来型シエンタはカローラ店で販売されていたが、新型はトヨタ店、トヨペット店、ネッツ店、カローラ店と全チャネルでの販売となっている。
コンパクトなボディサイズながら3列シートを持つ新型シエンタの売れ行きが好調のようだ。もちろんシエンタは、サブ・コンパクトサイズのミニバンというだけではなく、軽自動車ハイトワゴンにはない3列シート。従来型シエンタのユーザー層の中心は主婦層、シニア層であったが、より若い子育て世代、男性も取り込もうという狙いもある。今回は試乗レポートをお届けします。まずはハイブリッドから。
新型シエンタはまだ実燃費データが出揃っていないので、性格な実燃費の検証は困難です。
少数ですが、試乗したデータを集めてみました。
新型シエンタ ハイブリッド試乗車
実走行燃費 18~24km/リットル
カタログ燃費は以下のとおり
27.2km/リットル
新型シエンタ ガソリン試乗車
実走行燃費 13~18km/リットル
カタログ燃費は以下のとおり
20.2km/リットル~20.6km/リットル
もちろん環境によって燃費性能は変わってくるので一概には言えませんが、ミニバンとは思えない燃費性能になると思います。
新型シエンタ ハイブリッド車
220万円~230万円
新型シエンタ ガソリン車
168万円~198万円
御予算があれば232万円のハイブリッドの『G』に自動ブレーキやエアバッグのオプションを付ければいいと思います。ただし300万円超えます。。私のおすすめは、ベーシカルな『X Vパッケージ』(168万円)に、自動ブレーキ+エアバッグを付けた仕様。ナビも簡素なタイプを選べば、230万円くらいで収まると思います。
新型シエンタに試乗しました。コンパクトなボディサイズながら3列シートを持つトヨタ・新型シエンタの売れ行きが好調のようだ。購入を検討している方も多いかもしれないが、普通のガソリン車を選ぶべきか、それともハイブリッドか? 燃費や乗り心地、室内空間は実際どうなのか?試乗レポートをお届けします。
まずは、シエンタ・ハイブリッド車の試乗です。
試乗は順番待ちだったので、エンジンはかかったままでした。でも音がしない・・・まるでエンジンがかかっていないような静かさです。
やっぱりハイブリッド車は静かです。そのままアクセルを踏み込んでもやっぱり静かです。
こんなに静かだと後ろから車が来たことに歩行者が気付くのかが心配です。
そのままスタートしてアクセルにどんどん力をいれていきますが、アクセルが軽い!
スッと踏めてしまうからメーターを見ないと加速してるのを忘れてしまいそうでした。
(試乗した、新型シエンタ・ハイブリッド車)
今度はシエンタ・ガソリン車の試乗です。こちらはエンジンスタートから始めましたが、静粛性はハイブリッド車には劣るものの静かな方だと思いました。フリードのガソリンモデルと比較してしまうと、新型シエンタは静かです。
新しい車なので、この辺の差は出るのは当然かも知れませんが驚いたポイントです。
ディーラーをでて加速していきます。
制限速度までの加速はハイブリッドモデル以上です。
加速が良いので風切音が多少気になりますが、それにしても良い走りです。
(試乗した、新型シエンタ・ガソリン車)
試乗車・新型シエンタ スライドドア
開口部は665mmで、これはホンダのフリードの660mmよりも5mm長くなっています。
試乗車・新型シエンタ
今回のフルモデルチェンジで注目して欲しいのが低床化です。
フラット化されていて乗り込み高さが330mmで小さい子供でも乗り降りしやすいです。
試乗車・新型シエンタ インスツルメントパネル
ダークブラウンとフロマージュでコーディネートされたカラー!
試乗車・新型シエンタ
ステアリングは本革巻きになっていて、白いステッチガ入ることでなかなかの質感です。
(グレードXはウレタン)
1500ccクラスにしてはかなりレベル高いですね。
試乗車・新型シエンタ 3列シート
シエンタは扱いやすさ、操作性を最重視しており、3列目シートへのアクセスはやりやすい。その方法とは乗り込む側の2列目シートをダイブイン、つまり座面ごと持ち上げるように操作し、同時にシートバックは前方に畳み込まれる…という方式だ。
試乗車・新型シエンタ
居住性は、驚くべきコトに1列目と2列目シートを少し前の位置にセットしたら大人の私でも3列目シートに座れてしまう。先代シエンタだと無理でした。シエンタのライバルであるホンダ・フリードも難しかった。新型シエンタなら親子3世代が乗っての移動も可能。無理なく7人乗れる世界最小のクルマなのではないでしょうか。
新型シエンタ・ハイブリッド車
試乗車と同型車
搭載されているハイブリッドシステムはアクアと同じ1.5リッターエンジン+モーターです。エンジンとモーターを合わせて使った時の最大出力は99馬力。車重が1380kgもあるからパワー不足かと思いきや、けっこう普通に走ってしまう。むしろ街中での追い越し加速はびっくりするほどです。
新型シエンタ・ガソリン車
試乗車と同型車
普通の1.5リッターエンジンは燃費を追求したECOエンジンの109馬力。絶対的な動力性能からすれば、ハイブリッドより良い。いや、もう少し正確に表現するなら、街中でアクセルを踏んだ時の反応はハイブリッドが優性。アクセル全開の加速だと普通の1.5リッター優性といったイメージ。
気になる実用燃費だけれど、ハイブリッドが意外に伸びない。街中で20km/L。流れの良い道で22km/Lくらいだと思います。一方、普通の1.5リッターは予想以上に燃費が良く、街中で15km/Lくらい。流れの良い道だと18km/L程度走ってくれます。つまりハイブリッド車と普通のエンジン車の価格差35万円を燃費差で埋めるの、難しいです。
新型シエンタ試乗してみてわかったこと。
新型シエンタには数十万円の価格差があるので、総走行距離が少な目になる予定ならガソリンタイプを選んだ方がトータルコストは安くなることがあります。ガソリン車でも十分低コストとなるので、燃費性能だけを見てハイブリッドを買うのではなく、「どのくらい乗るつもりか」ということを考慮して選ぶようにしたほうがいいでしょう。
新型シエンタを試乗して思ったことは、ハイブリッド車を買うかガソリンエンジン車を買うか、かなり迷うと思います。
是非、お近くのトヨタのディーラーで試乗体験してみてはいかがでしょうか?
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局