話題のマークⅡの新型、その詳細と魅力についてまとめてみました！

マークⅡの新型について見て行く前に、まずはマークⅡについての基礎知識をご紹介しておきたいと思います。

そもそも、マークⅡとはどんな車なのでしょうか？

マークⅡは、トヨタ自動車が1968年から2004年まで製造・販売していた高級乗用車です。

歴史は古く、1968年にクラウンとコロナの中間に位置する車種として登場したのが始まりです。

モデルチェンジごとにボディーの大型化と高級化が進み、1980年代後半には姉妹車のチェイサー、クレスタとともに、当時の高級車（ハイソカー）ブームの中心的存在として高い人気を集めました。また信頼性や耐久性の高さから、タクシー、ハイヤー、教習車、社用車やパトロールカーといった業務用車両や特殊車両としても使用されました。

なおX80系以降を中心に販売台数の多さ（＝中古車・中古部品が安価で容易に手に入る）、直6FRというパッケージング、1980年代以降の安価なFRスポーツカーの激減といった背景からいわゆる走り屋からの需要も高いことで知られています。

2015年現在、後継モデルがマークXとして系統を継承しています。

以上がマークⅡの基礎知識でした。
予習が終わったところで、早速新型マークⅡについてご紹介していきたいと思います！

まずは、新型マークⅡのエンジンスペックについて調べてみました！

新型マークⅡに搭載されるエンジンは280馬力の2.5Lターボ、200馬力の2.5Lが同出力の直噴D-4仕様（超希薄燃焼）とEFI仕様、それに160馬力の2Lレギュラーガソリン仕様の4ユニットです。

すべて可変バルブタイミング（VVT-i）機構つきの直列6気筒DOHCとなる。4輪ダブルウイッシュボーンのサスペンションに、FRと4WDの駆動方式を設定。トランスミッションにはゲート式シフトの2.5L D-4は5AT、その他は4AT、2.5Lターボのみ5MTも選べます。

続いては、こちらも注目度の高いポイントになりますが、気になる新型マークⅡの燃費について調べてみたいと思います。

＜新型マークⅡの燃費＞
10・15モード燃費 9.2～12.6km/L

※10.15モードとは、運輸省の定める燃費計測テストに基づく数値です。

燃費については、マークⅡの新型と一つ前のモデルでほぼ変わりはありませんでした。

次に、こちらも気になるポイントである新型マークⅡの価格をご紹介したいと思います。

＜新型マークⅡの価格＞　2,467,500～3,549,000円

※中古車相場：約8,000～3,180,000円

マークⅡは残念ながら生産を終了してしまっているため、中古車相場も参考にしていただければと思います。

ここまで新型マークⅡの価格や燃費ついてご紹介してきましたが、
それではモデルチェンジ前のマークⅡは、どうだったのでしょうか？

ここからは、新型マークⅡとモデルチェンジ前のマークⅡを比較してみたいと思います。

歴史の古いマークⅡは、その歴史の中でモデルチェンジを繰り返し進化し続けてきました。

2002年10月～2003年11月生産モデルにおいては外観の変更がなされ、フロントグリル、バンパー、ヘッドライト、テールライトなどのデザインを変更するとともに、一部グレードはサスペンションセッティングも見直しが行われました。

そしてマークⅡの最終モデルとなる2003年12月～2004年10月生産モデルにおいては、これまでご紹介してきた改良点のほかに、オプション設定のナビゲーションがトヨタの情報ネットワークサービス「G-BOOK」対応になり、メール受信など車内で様々な情報収集が行えるようになったり、安全装備として全車にデュアルエアバッグ、EBD付きABS、ブレーキアシスト、プリテンショナー&フォースリミッター付きシートベルトを標準で装着するなど、安全性の大幅な改良がなされました。

新型マークⅡとなる9代目マークⅡの発売は、2003年3月となっています。

そして2004年11月 、後継車「マークX」の登場にともない、惜しまれつつ生産・販売を終了。マークⅡは36年の歴史に幕を閉じます。ただし、ワゴンのブリットは継続生産・販売されています。

以上が新型マークⅡの詳細や魅力についてのまとめでした。

新型マークⅡの価格や燃費、旧型との比較に至るまで、新型マークⅡについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか？

トヨタの名車として製造が終了してしまった今もなお多くのファンに愛されるマークⅡ！
そんなマークⅡの魅力にお気付き頂けたら幸いです。

新型マークⅡのご購入を検討される際には、またぜひ今回のまとめを参考にしてみてください！