新型ストリームはより乗用車的な上質な乗り心地と操縦安定性を確保

2000年に初代が発売され、ステーションワゴンのような車体に7人乗りのレイアウトが特徴。

新型ストリームは、サイズが少し大きくなり、オデッセイの代わりになって登場。今でも、立体駐車場に入るミニバンの需要はあるようで、オデッセイの代わりとして、ストリームが投入される。

既に中国市場ではジェイドとして3列シートを装備する新型のコンパクトミニバンがラインアップしているが、これが次期新型ストリームとして日本市場に導入されることになる。

新型ストリームのボディサイズは、全長4,650×全幅1,775×全高1,530mm。全幅が5ナンバーサイズで1,695mmだった先代ストリームと比べると、全長も全幅も大きくなっている。全高は多くの立体駐車場制限である1,550mm以下。新型ストリームは都市部での駐車場事情にも考慮されている。

パッケージングも新型ストリーム特徴だ。新型ストリームは、6人乗りというユニークな設定。ホンダは、1列目をドライビングゾーン、2列目をくつろぎのリムジンゾーン、3列目をマルチフレックスゾーンと呼び、3ゾーンコンセプトとしている。

基本的に新型ストリームは、2列目がユニークなポイントだ。Vスライドキャプテンシートと呼ばれる構造を採用。左右のシートを約20度の角度で後方へスライドさせ、ホイールハウスとの干渉を回避。その結果、新型ストリームの足元はこのクラスとして非常に広いリラックスできる空間とした。

　また、新型ストリームを通常は4人モードで3列目を床下に収納すれば、ワゴン車としての使い方も可能。この機能を使い、3列目の空間は人や荷物などフレキシブルに使える。ユニークさが新型ストリームの魅力でもある。

新型ストリームも割り切った使い方ができれば、普段使う後席はラグジュアリー志向。いざというときに、6人乗車が可能なクルマとしての魅力を持つ。

そのため、新型ストリームの3列目シートはどちらかというとプラス2的使い方になる。ストリームなども多くは、5人乗りとして使い、いざというときに7人乗りとして使うパターンが多いクルマだった。

新型ストリームは高い速度域からの追突被害軽減自動ブレーキや、人を見分けて衝突を回避支援する自動ブレーキ、車線維持支援、前車追従式クルーズコントロール、路外逸脱抑制機能など多彩な機能をもつ。

新型ストリームのリヤサスペンションは、現行オデッセイより豪華なダブルウイッシュボーン式が使われた。より乗用車的な上質な乗り心地と操縦安定性を確保するためだ。さらに、リヤアームをボディに直付けにするなど、排気システムや燃料タンクの薄型化などを含め、低床フロア化に寄与している。

新型ストリームはハイブリッドシステムが搭載されることもあり、静粛性もこだわった。遮音・吸音を徹底した

新型ホンダ ジェイドの選び方だが、グレードを2つしかない。価格差は20万円だ。ポイントは、先進の安全装備であるホンダセンシングの有無が大きな違い。エントリグレードのハイブリッドには、オプション設定となっているのだ。オプション価格は約11万円。基本的にはエントリグレードでも、装備は充実しておりLEDヘッドライトなども標準装備されている。

新型ストリームのジェイドの中国モデルは1.8Lエンジンが搭載されている。噂ではホンダのダウンサイジングターボで、新型ステップワゴン に搭載されるといわれている1.5Lターボエンジンの搭載もあるかもしれないと噂されている。

新型ストリームのジェイド ハイブリッドの燃費が25.0㎞/L、ハイブリッドXの燃費が24.2㎞/L
新型ストリームはさすがのハイブリッド車という低燃費性能をもつ。

300万円に近い価格帯になる新型ジェイドは、安全装備も最新のホンダセンシングが搭載された。ホンダセンシングは、ミリ波レーダーの単眼カメラを組み合わせた安全装備。コンパクトカー や軽自動車 などに採用されている赤外線レーザータイプより、かなり高性能なものとなっている。

ドライバーズエリアはは、新開発の3Dデジタルマルチレベル表示メーターなどが統合されたダッシュボードで、ユニークかつハイテクな仕様となっています。

LEDヘッドライトや思い切った形状のピアノラッカートリムクロームフォグランプ、コンセプトカーのようなデザインで、ホンダは近未来的なデザインを作り出したとのことです。

インテリアにおいては2列目のシートアレンジが豊富のようで、3列目シートは新型オデッセイのように格納式を採用し、販売価格に関してはガソリンモデルが200万円、ハイブリッドモデルが300万円程との予測。

現行のストリームは低回転域のトルクの向上と低燃費を実現させるため1.8L/2.0L 直4 SOHC i-VTECが搭載されていたが、新型ストリームのパワートレインは中国市場へ搭載されるJADEと同じ1.8L新開発のガソリンエンジンがラインナップされる予定となっており、最新の燃費向上テクノロジーが採用される。さらに現行フィットハイブリッドと同じ1.5L＋モーターであるハイブリッドモデルもラインナップされるという。

ホンダは2012年に開催された北京モーターショーにおいて新型ミニバンコンセプトSを発表、翌年ホンダの中国合弁会社である東風ホンダより2013年の上海ショーにおいてその市販モデルJADEが発表された。

5ナンバーサイズ乗用ミニバンであるストリームは車高を低床低重心設計にして立体駐車場にも対応できるよう車高が低く設計され、低重心効果により走行性能を向上するという。

新型ストリームは、プリウスαを上回るくらいの人気車になる可能性は十分あると思います。

新型ストリームもハイブリッドの搭載が決まっています、背が低いミニバンというのはもはや需要がないといわれていますが、子供が1人のご家庭にはぴったりの車だと思います。

■ホンダ 新型ストリーム価格
・新型ストリームハイブリッド 2,720,000円
・新型ストリームハイブリッドX　2,920,000円

新型ストリームは上級のハイブリッドXは、さらにフォグライトや消音機能が入った17インチアルミホイール、テールゲートスポイラー、コンビシートなどがプラスされる。高級感やスポーティさがもっと必要というのであれば、ハイブリッドXということになる。