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ラグナの試乗 人が試乗することからわかる性能、評価について

ラグナ1代目1999年販売開始。物入れがほぼなく試乗しなければわからない。2代目ラグナ2000年フルモデルチェンジし販売。3代目ラグナ2007年販売開始。購入下落傾向改革策に。運転の楽しさ、品質、安全性の3つを重視。試乗することにより体験可能に。

1.【導入】ラグナの概要紹介

ではラグナとはどういう車なのか見ていきましょう。

*ラグナの概要*

ラグナとは…
フランスの自動車会社ルノーが製造している中型車です。
まず初代ラグナ:1993年~2000年発売。
ヨーロッパの実用車らしさをアピールするため5ドアのハッチバックボディ採用。

次に2代目ラグナ:2000年~2007年発売。
初代との違いは硬質かつ優美な印象のスタイル。
室内は質感向上。専用のカードでエンジンを始動させるシステム採用。衝突安全性能など向上、ユーロNCAPで史上初5つ星評価獲得。以降ルノー=「高い安全性」の牽引役に。

そして3代目ラグナ(最新型):2007年~販売。
運転する楽しさ、品質、安全性の3つを重視のエレガントスタイル実現。品質&サービスの両面でDセグメントでトップ3にランクを目指したルノーの戦略車として開発。

次にラグナの燃費についてご紹介します。
ラグナの燃費情報ですがカタログやインターネットなどには出ていません。
購入検討の人や試乗する人には必要な情報ですね。

またそれ以外の燃費に関わるラグナの能力ですが…
搭載エンジンが207馬力/28.5kgmのV型6気筒 3L(2946cc)VVT機構付と135馬力/19.5kgmの直列4気筒 2Lという構造になっています。

次にラグナの価格についてご紹介します。
3.0リッターV6搭載の「5ドア V6」は365万円。
同じく3.0リッターV6搭載の「ワゴン V6」は375万円。
そして2.0リッター4気筒の「ワゴン 2.0」は315万円になります。

2.【メイン】ラグナに試乗した人の走行評価

次にラグナに試乗した人の走行評価についてご紹介します。

*ラグナを試乗した際の走行写真:①*

*ラグナを試乗した際の走行写真:②*

*評価ポイント:1つ目*
試乗することによりノイズや振動などが小さい感じられる。また足まわりはソフトだが、高い接地感が頼もしい。そして電動油圧式パワステは終始軽いが、正確さやフィーリングは優れた油圧式に負けず劣らず、とても良い。ESPの介入はインパネの表示を見ないと気付かないほど自然。

*評価ポイント:2つ目*
高速走行の試乗でもその快適さはどこまでも保てる。日本の高速道路で試乗した際にも出すことのできる速度でなら、快適で安。100km/h巡航は1800回転強とハイギアリングで、本国発表の最高速は146mph(235km/h)とかなりの高速型。ただし120㎞/hを越えたあたりから少し風切り音が気になりだす。

*評価ポイント:3つ目*
アイシン製5段ATのシフト自体は滑らかで好ましい。ただマニュアルシフトに変更時にレバーの動きが渋いので、積極的にシフトしようという気がおきない。

3.【メイン】ラグナに試乗した人の内装評価

次にラグナに試乗した人の内装評価についてご紹介します。

*ラグナを試乗した際の内装写真:①*

*ラグナを試乗した際の内装写真:②*

*ラグナを試乗した際の内装写真:③*

*内装評価:1つ目*
インテリアは微妙な曲線を持つメタル調の樹脂で、うまく質感を出す。日本車にはないセンス。
スタートボタンやハザードスイッチの照明も気の利いたデザインで、高級感を出す。
ドアノブのつや消しアルミ調仕上げもシック。

*内装評価:2つ目*
ワゴンでは①バックソナー、②ルーフレール、③ガラスハッチオープン機能などの3つが特に標準で装備され便利に。お買い得な印象を高めている。

*内装評価:3つ目*
大振りのレザーシートは長距離を走っても疲れにくい。ただもう少しだけ“アンコ”を詰めて欲しい。ルーテシアなどのように、コシがあり包み込まれるようなかけ心地ではないのが残念。やや平板。ただパワーシートなので、シートポジションは細かく調節可能。

4.【メイン】ラグナに試乗した人の総合評価

次にラグナに試乗した人の総合評価をご紹介します。

*ラグナを試乗した際の外装写真:①*

*ラグナを試乗した際の外装写真:②*

*総合評価1つ目:*
初見、ラグナは地味だが試乗すると乗り心地が良く、かつ適度にスポーティ、さらに先進装備も多く、そしてよく見ればなかなか格好良い。特にシートが絶妙で、国産車も含め、このクラスのセダンとしてはベストに近い。

*総合評価2つ目:*
購入時に400万円近いお金を出す割に、セダンに必要なブランド感やステイタスが感じられないので自分で試乗や購入しづらく、また人にも試乗や購入を勧めにくい。

*総合評価3つ目:*
試乗することでフランス車らしさを満喫できる。①絶妙なシート、②広い後席、③伝統の地味なハッチバックボディ、④60㎞/hあたりまでトップに入らないATプログラム、⑤コンソールのオーディオをカバーするフタ、⑥ロールせずに曲がってゆくコーナリング、⑦相当よくなったもののハイクォリティというところまでは行かないプラスチック類のクォリティなど、C5よりもフランス車のよう感じられる。また衝突安全性も性能5つ星。

5.【まとめ】全体を通したまとめ-総括

最後にラグナを試乗したことのまとめです。

*良い部分*
ラグナは1代目~3代目まで少しずつ内装・外装問わず車としての性能が良くなっていると思われます。
また特に2代目の衝突安全性能に関してもこの性能は人の命を守るために必要不可欠な性能なため、運転以外のこういった性能が向上することも必要だと思います。

*悪い部分*
ラグナの燃費の部分について情報がないことです。
これではいくらラグナの性能が良くても購入していただくお客様は減少してしまう可能性があります。これをなくすためには①燃費を公表すること、②ラグナの試乗する機会を増やし、定期的に試乗していただくこと、などが必要だと思います。
またどの車もですが購入する決め手の一つが車を試乗して性能を確かめるのだと思われます。

*3代目(最新型)ラグナ:①*

*3代目(最新型)ラグナ:②*

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