コンパクトセダンのベルタ!その維持費と維持費を抑える方法とは?
2015/10/20
ヒロメリー
キュートでコンパクトなボディを持ちながら、そのジープ独特の無骨な風貌とのアンバランスさから、まるでパグ犬のようで可愛いと評判になっているジープ レネゲード。そのレネゲードの維持費はどれくらいなんでしょう。またその維持費の節約方法とは?
レネゲードの維持費について述べる前に、レネゲードとはどんな車なのか触れておきましょう。
レネゲードはクライスラーからジープの名を冠して販売されているコンパクトSUVです。レネゲードの名前の由来は英語の「反逆者」という意味から来ているそうです。2015年9月から日本仕様のレネゲードが発売され、試乗会には多くの人が列をなしているほどの人気らしいです。
レネゲードのエクステリアでは、ジープ伝統の「セブンスロットグリル」や「丸型ヘッドライト」などのフロントグリルが採用され、米軍のジェリー缶の「X 」印をエクステリアのみならず、インテリアにも施されたデザインが人気を集めています。
レネゲードのパワートレインは、FFモデルが1.4L ターボエンジン(最高出力 140馬力、最大トルク 23.5kg・m)搭載の2グレードと、4WDモデルの2.4L 自然吸気エンジン(最高出力 175馬力、最大トルク 23.5kg・m)搭載の1グレード、計3グレードで構成されています。
2,970,000円~3,402,000円
レネゲードの維持費に占める割合が一番高いのがガソリン代でしょう。ジープ レネゲードの維持費中で最も重要な燃費をグレード別に見てみましょう。
■OPENING EDITION 15.5km/L
■LIMITED 14.6km/L
■TRAILHAWK 10.4km/L
最近のSUV市場も世界的に、CO2削減と維持費抑制のための低燃費指向で、日本ではハイブリッドが全盛で欧米ではディーゼルが主流です。しかし最近はもうひとつの流れが出来つつあります。それはターボ搭載のダウンサイジングエンジンの登場です。これは日本だけに限らず、世界的な傾向となりそうです。
そういう意味では、1.4L ターボエンジン搭載のFFレネゲードの燃費は、日本市場の低燃費指向やニーズにマッチして、維持費の抑制に貢献するモデルではないでしょうか。一方、2.4L 自然吸気エンジン搭載の4WDレネゲードは、燃費などの維持費の抑制よりも、パフォーマンス優先のSUVだと言えますね。
それでは燃料代以外の気になるレネゲードの維持費について見ていきましょう。
レネゲードはエコカー減税対象車ではありませんので、残念ながら税金面での優遇はありません。
・自動車取得税(購入時の一度だけ) 78,300円
・自動車税(毎年5月支払い) 34,500円(1.4L)~45,000円(2.4L)
・自動車重量税(2年毎の車検時に36,900円) 18,450円/年
・自動車保険(自賠責保険24ヶ月27,840円) 13,920円/年
・自動車保険(任意保険)
任意自動車保険料は加入者の年齢や等級などで変わります。また車両保険に加入すると保険額は大きくなります。年間2~3万円から15万円以上まで、加入者の条件によって違ってきます。車両の用途が営業用なのか、そうでないのかでも大きく変わってくる維持費のひとつです。
維持費の中の燃料代は燃料がガソリンなのか、軽油なのかで変わってきます。また週に1~2回の街乗りやレジャーでしか乗らないのか、通勤や業務で毎日使用するのかでも変わってきます。人それぞれですので、ここでは維持費の検討課題から省きます。
・定期点検や車検などの費用
・タイヤ交換や故障時の修理費用
・月極めの駐車場を借りる人はその賃料
・目的地までの高速料金や目的地での駐車場代
次にレネゲードの維持費を節約する方法には、どんなものがあるのか見てみましょう。
レネゲードを購入して3年後の初めての車検をディーラーに任せる人が多いと思います。安心感という意味ではディーラー車検が一番信頼されるでしょう。またディーラーの営業マンとの付き合いもあることですし。しかしディーラー車検が一番高いことは誰もが知っていることですね。
初めての車検では部品交換とかはほとんどないので、ガソリンスタンドの車検や修理工場などで見積もりを取って、比較してみるのも良いかも知れません。ほとんどの場合、ディーラー車検より安く済むことが多いです。自分でやるユーザー車検も良いかも知れませんね。どれも2年ごとの維持費を節約する方法のひとつだと思います。
次は誰でもが心がけているエコな運転で、維持費の中で占める割合が一番大きい燃料代を節約することです。
レネゲードで発進時にはやさしくアクセルを踏んでスタートしましょう。発進時だけでなく、穏やかでやさしい運転は事故を予防し安全につながります。もちろん、安全運転は燃費を改善し維持費の節約につながります。常に一定の速度で走行するように心がけましょう。前車との車間距離をしっかりとって、無駄な加速や減速を避けて、交通状況に応じた運転を心がけるだけで燃費はぐんと良くなります。
ここまで書いたエコな運転法は誰もが知っていて、心がけていると思います。しかし前に割り込まれたり後ろから煽られたりすると、カッとなって荒い運転をする人は、その気持ちの持ちようによって燃費が悪化するのです。常に平常心で運転しましょう。それが維持費抑制の一番の近道です。
レネゲードなどの新車を購入したら、自損事故や盗難などに対応するため、車両保険に加入する人も多いと思います。購入後の1~2年目は良いのですが、3~4年目になっても新車時の査定額のまま保険を継続している人も多いです。
もちろん、保険会社も年数経過ごとに車両価額を下げてきますが、実際の査定額より高めの設定です。実際に全損事故や盗難に遭っても、保険の車両価額通りに支払われないことがあります。毎年自分で査定額を把握して、保険の更新前に車両価額を減らすようにしましょう。車両保険が一番高い保険ですから、結構保険代の減額つまり維持費の抑制につながります。
ここまでレネゲードの維持費とその抑制法について検証してみました。他にもいろいろな方法があると思いますので、研究してレネゲードの維持費の節約に役立ててください。
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