スズキの軽自動車フロンテの燃費と気になる実燃費を大紹介！

かつてスズキを代表する軽自動車だった『フロンテ』ですが、一体どのような車なのでしょうか？
まずは『フロンテ』がどういう車なのかを見ていきましょう！

『フロンテ』は、1979年に生産され大ヒットとなった『アルト』のルーツとなった車です。1962年に初代車が生産されてから1989年に『アルト』に統合されるまで、長年に渡りスズキの軽自動車の代表とされてきました。
名前の由来は「フロンティア精神」の「フロンティア」から。派生車に『フロンテクーペ』『マイティボーイ』などがあります。
東京モーターショー2005では、『フロンテ360（二代目フロンテ）』をモデルにした『スズキLC』が出品されました。このことからも、スズキの歴史を語る上で欠かせない車であること、今も根強い人気があることが分かりますね。

そんな気になるフロンテの価格はいくらでしょうか？

【フロンテの価格】
既に生産が終了している『フロンテ』は、中古車での購入となります。
中古車販売サイトを調べてみますと、18万～128万円くらいの価格帯で販売されていることが分かりました。
年数やグレードによって異なるようですが、なにぶん古い車なので、直接見てみることをおすすめします。

それでは、次に本題！
『フロンテ』の気になる燃費は、一体どれほどのものなのでしょうか？

気になる『フロンテ』の燃費は、中古車情報サイトの燃費記録を調べてみたところ、19.04km/Lという数値が出ていました。
また、古い型だと少し下がって11～13km/Lという数値も。

今ほど技術が進んでいなかった時代で、この燃費！

最近発売されたハイブリッド車などと比べると、物足りなく感じる方もおられるかもしれませんが、フロンテシリーズが生産されていた時代（60年代前半～80年代後半）を考えると、凄い数値だと思いませんか？
昔も今も、自動車の技術力には驚かされますね。

もっと気になる『フロンテ』の実燃費はどのくらいなのでしょうか？
購入の決め手の一つにもなる、誰もが気になる実燃費は？

『フロンテ』の実際の実燃費はどのくらいなのか？ということで、
『フロンテ』の実燃費を調べた結果･･････。

【フロンテの実燃費】
・約13~16km/L
・約15～20km/L

という声がありました。

実燃費は大体燃費の数値を下回りますが、走行時の条件次第では、数値を伸ばすことが可能なようです。

ここまでに『フロンテ』の燃費と実燃費を見ていきました。
さて、ここで『フロンテ』の燃費に対する評価がどうなのかを見てみましょう！

自動車として全体的な評価としては、「燃費が良く、小回りがきくので運転しやすい」「最近の車には無いデザインが良い」という声がありました。
ただし、「馬力があるぶん、燃費が思ったほど良くない」「後ろの見切りが悪いので、バックする時や車庫入れ、駐車などの場合は注意が必要」という声もありました。

また、走行に注目しての評価には、「加速感が良く気持ちよく運転できる」「安定感があり、しっかりとした走行ができるが、物足りなく感じるところもあるかもしれない」という声がありました。
一方で「2サイクルエンジンなので、エンジンがかかりづらい」「急な坂道だと、途中で止まってしまうことがある」という声もありました。

自動車全体のバランスを見てみると、どうも車の状態や状況によっては、体感できる燃費の良さに違いが出るようです。

ということは、燃費を抑えるための運転方法を心掛ければ安定して良い結果が出せるということです！
そこで『フロンテ』の低燃費な運転方法を見ていきたいと思います。

『フロンテ』の良さを引き出すための運転のポイントは･･････？

1.なるべく車体は軽く。必要以上に荷物を積まないようにする。

2.急加速・急ブレーキなど、無理な運転は厳禁。

3.一定の速度を保って運転する。

これが効果的な運転方法のようです。

低燃費で快適な運転方法を考える上で弱点把握も大切！ということで、軽自動車の弱点を調べてみますと、「車体が軽いため、路面の凹凸の影響を受けやすく、長距離運転だと疲れやすい。燃費は1300ccクラスと比べるとどうしても劣る」との声がありました。

運転する際に少し気を付けることで、『フロンテ』の燃費を良くし、快適に運転することは可能なようです！

さて、ここまで燃費や評価などを『フロンテ』について見てきましたが、誰もが気になる低燃費を売りにしている自動車は他にもあります。
そんな『フロンテ』のライバル車の燃費がどれほどのものか「燃費」「実燃費」を見てみましょう！

【燃費】24km/L

【実燃費】18.40km/L

【燃費】5.95km/L（液化石油ガス）

【実燃費】6.5～8.2km/L

いかがでしたか？
『フロンテ』もその他のライバル車も、既に生産終了して久しい古い車です。今の車と比べると、燃費を含めた性能は、いささか物足りなく感じる方もおられるかもしれません。
しかし、当時の状況を考えながら見ていくと、これほどまでの燃費を実現することができた努力と技術力にはただただ敬服するほかありません。

自動車の購入検討の際には、以上の低燃費車の燃費比較をぜひ、検討材料の1つにお役立て下さい！