ブリオ!ホンダのアジア新興国向け小型乗用車。その性能や価格は?
2015/11/12
tace
世界最高水準の厳しい規制といわれるポスト新長期規制に適合。安全性能・環境性能・経済性能など、最新の技術を盛り込んだ日野プロフィアですが、プロフィアのグレード別価格のご紹介の他に、ライバル車との価格を調査して比較してみました。
価格比較の前に、プロフィアはどんな車なのか?新長期排ガス規制とはいったい何なのか?日野プロフィアついて、ご紹介をしておきます。
日野プロフィア・ASVトラクター
国土交通省は、今般(3月25日付け)、新車のトラック・バス及び乗用車から排出される窒素酸化物(NOx)及び粒子状物質(PM)の更なる低減を図るため、世界最高水準の厳しい規制である、いわゆる「ポスト新長期規制」を制定しました。
新車のディーゼル車等に対し平成21年10月から順次強制適用されます。また、本日からこれに基づいた新型車の審査を行うことが可能となります。
今回の排出ガス規制の強化は、平成17年4月の中央環境審議会「今後の自動車排出ガス低減対策のあり方について」(第8次答申)に基づくものであり、「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示」(平成14年7月15日国土交通省告示第619号)等を一部改正することにより実施するものです。
平成22年排出ガス規制(へいせい22ねんはいしゅつガスきせい)あるいは2009年排出ガス規制は、日本国内で販売されるガソリン車およびディーゼル車に適用される自動車排出ガス規制。新長期規制の次にあたる規制であり、車種により2009年もしくは2010年までの達成が義務づけられる。通称”ポスト新長期規制”。
プロフィアは、日野自動車が製造・販売している大型トラック。
大型トラックには、カーゴタイプ、トラクタータイプ、ダンプタイプ、キャビンもフルキャブやショートキャブがあり、さらに標準ルーフ、ハイルーフ、スーパーハイルーフなどの仕様に分かれる。
DPR-クリーナー(DPF)+尿素SCRを採用。NOx、PMの低減を実現。
エンジンでNOx排出量を最小限に抑えた上で、尿素噴射量を最適に制御。AdBlueの使用量を極めて少なくし、ランニングコスト削減に貢献。
模範的な低燃費走行ができるように支援する「日野エコラン」を装備。ラフなアクセルワークやアクセルの踏み込み過ぎなどの燃費に不利な運転を自動的に抑制。
自動発進・停止が可能となった完全自動変速機能「新プロシフト12」装備。
衝突被害を軽減する新PCS(プリクラッシュセーフティ)と、従来はトラクターのみに装備していた車両安定制御システムVSC(Vehicle Stability Control)を全車に標準装備。
惰性走行を活用して燃費を節約。
E-COAST(イーコースト)(Pro Shift12搭載車に設定)
模範的な低燃費走行ができるように支援。
日野エコラン(トラクターはSH、SS〈7MT〉、FS、FNに設定)
表示と警報で低燃費運転をサポート。
Myドライブマスター(トラクターはSH、SS〈7MT〉、FS、FNに設定)
エコ運転の情報をリアルタイムに表示。
エコツリー(トラクターはSH、SS〈7MT〉、FS、FNに設定)
実燃費3.13 km/L~4.63 km/L 平均3.84 km/Lということでした。
プロフィアの概要をご紹介してきましたが、本題の気になる価格について見ていきましょう。
日野プロフィアBKG-FR1AXYG型 標準キャブ リヤエアサス ウイングバン
◆東京地区希望小売価格(代表車型)
日野プロフィア LKG-FR1EXBG GVW25t
標準キャブ・リヤエアサス ウイングバン
税込価格17,363,850円 税抜き価格16,537,000円
日野プロフィア QPG-FR1EXEG
◆東京地区希望小売価格(代表車型)
日野プロフィア QPG-FR1EXEG
フルキャブ、標準ルーフ リヤエアサスペンション キャブ付シャシ
税抜価格 16,697,000円
日野プロフィア トラクターQPG-SH1EDDG
◆東京地区希望小売価格(代表車型)
日野プロフィア トラクターQPG-SH1EDDG
フルキャブ、ハイルーフ リヤエアサスペンション 海コン用
税抜価格 16,772,000円
日野プロフィアBKG - FS1AKXA
◆東京地区希望小売価格(代表車型)
日野プロフィアBKG - FS1AKXA 7 MT
税込価格13,359,150円(税抜価格12,723,000円)
◆東京地区希望小売価格(代表車型)
日野プロフィアLKG-FW1EXBG
標準キャブ・リヤエアサス PCS・VSC標準装備 燃料タンク300L x 2個 冷凍車専用シャーシ
税込価格18,250,050円(税抜価格17,381,000円)
日野プロフィアLKG-FW1AXBG
◆東京地区希望小売価格(代表車型)
日野プロフィアLKG-FW1AXBG
フルキャブ リヤエアサス PCS・VSC標準装備
税込価格17,885,700円(税抜価格17,034,000円)
※キャブ付シャシ
日野プロフィアトラクターLDG-SH1ADAG
◆東京地区希望小売価格(代表車型)
日野プロフィアトラクターLDG-SH1ADAG
ショートキャブ リヤエアサスPCS・VSC標準装備 9MT
税込価格15,781,500円(税抜価格15,030,000円)
※トラクターヘッドのみ
日野プロフィア トラクターLKG-SH1EDAG
◆東京地区希望小売価格(代表車型)
日野プロフィア トラクターLKG-SH1EDAG
海コン用 ハイルーフキャブ 後輪エアサスペンション PCS・VSC標準装備
(ISO海コンフル積載対応車は11.5t)
税込価格17,020,500円(税抜価格16,210,000円)
◆東京地区希望小売価格(代表車型)
日野プロフィア トラクターLDG-SS1EKAA
ハイルーフキャブ リーフサスペンション PCS・VSC標準装備
税込価格20,816,250円(税抜価格19,825,000円)
プロフィアの価格を見てきましたが、運転する人にとっては、乗り心地や実用性などの評価も気になるところです。そんなプロフィアの評価を集めてみました。
日野プロフィア
人気・技術ともに国産No.1と言われる性能を誇ります。
エンジン馬力はトップクラスで故障も少なくメンテナンス費用が
低いです。
グッドデザイン賞も受賞したデュトロやGVW8~20tという幅広い
ラインナップを持つレンジャーや国内の大型販売で34年連続
シェアトップのプロフィアなどが代表的です。
各地にディーラーが多いのも利点として挙げられます。
【総合評価】
フラットな道での走行は楽。
通常の運送には適しているのでは。
【良い点】
シンプルで内外装共にお手入れがしやすい。
【悪い点】
トルクがなく発進する時パワーがない。
峠越えに苦慮する。
【総合評価】
安定感があり乗り心地もいいため、長距離ドライブでの使用もくつろいで運転が出来る
【良い点】
車内がとても豪華。色使いも明るく開放感がある。メーター部の燃費表示も親切。動力性能
ポスト新長期排ガス規制を適合したトラックは、プロフィア以外にどんなトラックがあるのでしょう。また、そんなライバル車との価格を比較していきたいと思います。
同社が世界で初めてトラックで実用化した尿素SCR触媒と超高圧燃料噴射などを組み合わせたNOxとPMの低減システム(FLENDS:フレンズ)を更に改良した上に、大型PM低減装置を新たに追加。確実なPMの除去を実現。
総排気量10,836ccながら、軽量高性能のVGT(バリアブル ジオメトリー ターボチャージャー)の採用などにより、13,000ccクラス並の高出力・高トルクを、極めて低い回転から発生。
クラッチペダル操作が一切不要な機械式電子制御トランスミッション「ESCOT-V(ファイブ)」の搭載 。通常より早めのタイミングでシフトアップする「ECONOMY E・D機能」を採用。低いエンジン回転での走行を可能とすることで省燃費運転をサポート。
トラフィックアイブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)およびEBS(電子制御ブレーキシステム)の設定拡大。
UDトラックスQUON LKG-CD5ZA
◆発売価格(代表車型)
QUON LKG-CD5ZA GVW25t
後軸エアサス パーフェクトクオンウィング
価格20,640,900円 (税抜き19,658,000円)
新開発排気後処理装置「BlueTecシステム」(DPF+尿素SCR)を搭載することで、エンジン本体は、高い燃焼効率を目指すことに注力し、車両の燃費向上によるCO2削減とPM、NOx低減の両立を実現。
燃料噴射系には新開発の『X-Pulse』(X-パルス:増圧式コモンレールシステム)を採用。従来比30%増の燃料噴射の高圧化に加え、燃料噴射率の正確なコントロールにより、走行時に刻々と変化するエンジン負荷・回転数に最適な燃料噴射を実現。
2011年9月より装着が義務付けられるFUP(乗用車等の小型車がフロントバンパー下へもぐり込むことを防止する前部潜り込み防止装置)を標準装備。
クラッチペダル操作が一切不要な機械式自動変速機12段INOMAT-II(2ペダル方式)を採用+シフトダウンブレーキを標準装備(12段INOMAT-II搭載車)。
運転注意力モニター「MDAS-III」を長尺カーゴ系に標準装備。衝突被害軽減ブレーキ(AMB)を長尺カーゴ及び2軸セミトラクターに標準装備。車両挙動安定装置(ESPR)を2軸セミトラクターに標準装備。
三菱ふそうスーパーグレート LKG-FU54VZ
◆東京地区希望小売価格(代表車型)
スーパーグレート LKG-FU54VZ リヤエアサス
価格16,952,250円
いすゞギガ LKG-CYL77A
最新の次世代ディーゼル「D-CORE」エンジンおよびDPD+尿素SCRの採用。ギガトラック(単車)全車において平成27年度重量車燃費基準も達成。
エンジンには燃焼最適化技術を集結。低回転からトルクを発生させる「電子制御式無段階可変容量型ターボ」 、超高圧噴射を可能にする「電子制御式コモンレールシステム」、排出ガスを再利用してNOx低減する「ワンウェイクールドEGR」、燃費効率を支える冷却システム「大型高効率インタークーラー&電子制御ファン」 を採用。
スムーサーG"ECONモード"にさらなる制御を追加。勾配や積載量に応じて省燃費かつ最適なギヤ段を自動選択、無駄なアクセル操作による燃料消費を抑える機能などを追加した。さらに、シフトアップ時の変速スピードも短縮。
最先端の装置で危険を可視化し、ドライバーの視覚をサポートする先進視覚サポート技術「VAT」や、車両の横転・横滑りを抑制する「IESC」などを搭載。
◆東京地区希望小売価格(代表車型)
ギガ LKG-CYL77A G-CARGO
価格21,042,000円 (税抜き20,040,000円)
最後に、人気・技術ともに国産No.1と言われる性能を誇るプロフィアを検討した人の声を聞いてみましょう。
しっかりと調教された馬に乗っている感じ。
日野自動車はトヨタ系列であり、インパネ周りはトヨタとの共通部品が多く使用されており、どこかトヨタ車のプロボックスに内装が似ている。
キャブサス、シートクッションもバッチリ完璧。
エンジン音も静かなので、ターボ音が逆に目立つが気にならない。
プロフィアや新長期排ガス規制適合について少しはお分かりいただけたでしょうか?
その他、最新型のトラックの価格比較なども、トラック選びの判断材料にお役立ていただければと思います。
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