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スズキ 新型コンセプト軽「MIGHTY DECK(マイティデッキ)」を発表!!

第44回東京モーターショー2015にて、スズキが新型コンセプト軽自動車「MIGHTY DECK(マイティデッキ)」を発表します。今なお根強い人気を持つ前身の「マイティボーイ」から、革新的な変貌を遂げた新型マイティデッキまで、その魅力をご紹介します!

新型 マイティデッキ ってどんなクルマ?

80年代に若者向けに低価格(当時45万円)で発売された『マイティボーイ』の後継車種です。
まずはマイティシリーズの初代「マイティボーイ」についてご紹介します。

マイティシリーズの初代 「マイティボーイ」

初代「マイティボーイ」は1983年に販売を開始した、2代目セルボをベースにしたピックアップトラック型の軽自動車です。スポーツカー的な要素が強い車種で、スタイリッシュさをアピールしたコンセプトで売り出しましたが、お金のない若者向けのイメージが定着し、ほぼ同時期に発売していた初代アルトのようには売り上げを伸ばすことは出来ず、1988年1月、セルボのモデルチェンジに伴い販売を終了しました。

1983 SUZUKI MIGHTY BOY Ad

時代を感じますね。当時は「マー坊」の愛称で親しまれていました。

しかしながら、そのオリジナリティ溢れるスタイルは根強い人気があり、現在もネットオークションなどで活発に取引されています。

そんな「マイティボーイ」を後継する新型マイティデッキは、どんなクルマなのでしょうか?

マイティの新型モデル マイティデッキ 

新型 マイティデッキ

新型マイティデッキは、マイティシリーズの初代「マイティボーイ」を現代風にしたコンセプトSUV(スポーツ用多目的車)です。「アーバンアウトドア」をコンセプトに、その多彩な機能から、日常からレジャーまで多種多様な場面で、ユーザーのライフスタイルに応じて自由自在に乗りこなせるアグレッシブなクルマです。

新型 マイティデッキ のエンジンスペックは?

・直列3気筒DOHC 0.66リッターターボエンジン (R06A型)
・排気量 658cc
・最大出力 64ps/6000回転
・最大トルク 9.7kg.m/3000回転
・駆動方式 FF

直列3気筒DOHC 0.66リッター ターボエンジン (R06A型)

直列3気筒DOHC 0.66リッター ターボエンジン (R06A型)

新型マイティデッキに搭載されるエンジンは、17年ぶりに基本構造から一新した新型のR06A型エンジンです。

R06A型エンジンの改良については、圧縮比の向上やEGRシステムの採用に加え、吸気/排気系を見直し、低中速の動力性能を高めた上で燃費性能を向上。さらにエキゾーストマニホールド一体型シリンダーヘッドの採用や触媒ケースの簡素化など、軽量化とコンパクト化が行われている。

出典:http://www.motown21.com

低燃費・低速トルク向上・低騒音・軽量化を実現しています。シリンダブロックやシリンダヘッドなどの基本構造から新設計するとともに、軽自動車初となる吸排気VVT(可変バルブタイミング)機構(自然吸気エンジン)を採用したほか、数々の新技術を織り込んでいます。

出典:http://www.motown21.com

新型 マイティデッキ の燃費性能は?

最新のR06A型エンジンに、加速時にモーターでエンジンをアシストし発電に無駄なガソリンを使わない「S-エネチャージ」を搭載。エネチャージから30%も発電量のアップした「S-エネチャージ」が、さらなる低燃費に貢献します。

マイティデッキの燃費についてはまだ詳細な情報はありません。
公式発表され次第、Carcastでも随時お知らせしていきます。

参考までに、同じエンジンを搭載したスズキの軽ワゴン 『ワゴンRターボ』 を見てみましょう。

同エンジン搭載のスズキ ワゴンR

「S-エネチャージ」のモーターアシストする時間と頻度を増やすとともに、燃焼効率を高めるなどの改良を施したR06A型エンジンを組み合わせ、33.0km/L※2と軽ワゴントップレベル※1の優れた燃費性能を実現。ターボ車(スティングレー「T」)にも「S-エネチャージ」を採用して、軽ワゴンターボ車トップレベル※1の低燃費28.0km/L※3を達成

出典:http://www.suzuki.co.jp

同エンジン・同システム装備の新型マイティデッキも、静かで低燃費な走りが期待できそうですね。

新型マイティデッキの価格は?

新型 マイティデッキ デザイン画

まだ発表されていません。
公式発表され次第、Carcastでも随時お知らせしていきます。

新型 マイティデッキ の特徴

現在公開されている新型マイティデッキの魅力的な特徴をご紹介します。

新型 マイティデッキ エクステリア

ルーフはキャンバストップ。リアはオープンデッキになっています。
コンビネーションランプのガーニッシュの赤が印象的です。

新型 マイティデッキ オープンデッキ

オープンデッキは自動で昇降するので、荷物の出し入れも快適。
デッキは雨や砂にも強い作りを呈しているので、どんなシチュエーションでも活躍しそうです。

新型 マイティデッキ デッキ後方

キャビンと荷台が一体のピックアップトラック型なので、たっぷり荷物が入る機能的な広さが魅力。前身の「マイティボーイ」の特徴が一番よく出ている点です。

新型 マイティデッキ オープンデッキスルー

セカンドシート後方のパネルは自動開閉式です。
セカンドシート、助手席を倒してオープンデッキスルーにすると、大型の荷物も悠々入ります。様々な場面で役立ちそうですね。

新型 マイティデッキ インテリア

インテリアはダークブルーを基調とし、ラウンドしたデザインで、空間全体に広々とした心地よい開放感を演出しています。インパネはフルデジタル仕様。アルミパーツと木目部品を組み合わせたフロントウィンドウに埋め込まれています。

エクステリアのインパクトの強さに比べるとインテリアは至ってシンプルなのですが、絶妙な一体感があり、新型マイティデッキのコンセプトである、相反するイメージをエクステリアとインテリアでも表現しているようです。

新型 マイティデッキ 室内デザイン画

室内全体のデザイン公開が待ち遠しいですね。
機能性と心地よさを兼ねた快適な空間であることは間違いないでしょう。

新型マイティデッキの発売日

まだ発表されていません。
公式発表され次第、Carcastでも随時お知らせしていきます。

新型 マイティデッキ

スズキの新型マイティデッキは、東京ビッグサイトで開催される『第44回東京モーターショー2015』にて一般公開されます。期間は2015年10月30日から11月8日まで。

今回発表される新型マイティデッキはコンセプトカーなので、実用性の低いパーツも多数採用されていますが、その圧倒的なオリジナリティから、市販化を求める声も多数上がるのではないでしょうか?

コンパクトなSUVでありながら、機能性に富んだ新型マイティデッキ。
実用車の登場にも期待が高まります。

気になる方は、実際に東京モーターショーへ足を運び、新型マイティデッキの魅力に触れてみるのもいいかもしれませんね!

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