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長年スズキの代表を務めたフロンテ!試乗した人から魅力を探る!

フロンテは1962年から1989年までの27年間スズキを代表する軽自動車として活躍してきました。初代に至っては360㏄です。そんな歴史あるフロンテを試乗した人はフロンテの魅力をどのように語るのでしょうか。試乗した人の評価からフロンテの魅力に迫ります。

スズキ フロンテってどんな車?

フロンテは1979年に発売されたアルトが大ヒットするまで、長年にわたりスズキを代表する軽乗用車でした。

ではフロンテとは一体どんな車なのでしょうか。
試乗した人の評価を見る前にまずはフロンテがどういった車なのかを見ていきましょう。

初代 TLA/FEA/FEA-II型(1962年 - 1967年)

フロンテ TLA

1962年3月

1959年発売のスズライトバンTL型の乗用車版としてスズライト・フロンテTLA型として登場しました。
駆動方式はFFで、エンジンは空冷2ストローク直列2気筒360ccです。

スズライト フロンテFEA-II型 1967年

1963年3月
FEA型になり、ガソリンエンジンオイル自動混合方式「セルミックス」を採用しました。

1965年10月
FEA-II型になり、エンジンオイル直接噴射方式「CCI 」を採用しました。

2代目 LC10型(1967年 - 1970年)

フロンテ360 スーパーデラックス

1967年4月にフロンテ360が発売されました。
駆動方式をRRに、コラムシフトからフロアシフトに変更しました。
コークボトルラインと言われる丸みを帯びたスタイルの採用と、エンジン直列3気筒へ変更しました。

フロンテ360 SS

1968年11月
高性能バージョンのフロンテSSを追加しました。
このモデルはレーシングドライバーのスターリング・モスと2輪レーシングライダーの伊藤光男がイタリアの高速道路アウトストラーダ・デル・ソーレで長時間高速走行テストを行ったことで知られています。

アウトストラーダ走行テスト車両

これがイタリアで長時間高速走行テストを行った際の車両です。

3代目 LC10 II型(1970年 - 1973年)

1970年11月に3代目フロンテ(フロンテ71)が発売されました。
形式名はLC10-II型で、グレードはスタンダード、デラックス、ハイデラックス、スーパーデラックス、ハイスーパー、S、SSS、SSS-Rの8種類ありました。

エンジンは従来の空冷3気筒2サイクルエンジンを使用し、カタログでは「2サイクル3気筒は4サイクル6気筒に匹敵する」と謳っています。

フロンテ GLーW

ボディスタイルは全く新しいものとされ、直線基調の2ボックススタイルとされ、車高は1260mmとかなり低く設定されました。フロントのトランクは拡大され、通称「スティングレイルック」と呼ばれました。
また、軽自動車としては初めて吊り下げ式クーラーが設定されました。

フロンテ71W GTーW

1971年5月
フロンテ71W追加発売しました。ボディはそのままで新しい水冷エンジンを搭載したモデルです。
形式名はLC10W型で、グレードはGL-W、GT-W、GT-RWの3機種でした。
エンジンは新開発の水冷2ストローク3気筒を搭載し、冷却には独自のデュアルラジエター方式を採用しました。

1971年7月に水冷GS-W、GO-Wを追加しました。
GS-WはGT-Wのシャシに34馬力エンジンを搭載したムードスポーツ車、GO-WはGL-Wから装備を簡略化した廉価モデルでした。

1971年11月にマイナーチェンジ

72フロンテに名称を変更しました。
フロントグリルのデザインや内装の変更が施されました。
スポーツ系はホイールキャップデザインを変更し、空冷エンジン車のスポーツ系は廃止となりました。
空冷車はビジネスシリーズ、水冷車はゴージャスシリーズ、水冷スポーツ車はスポーツシリーズと称されていました。

1972年3月に水冷シングルキャブのGD-WとGU-Wが追加されました。
GD-Wはデラックス、GU-Wはスタンダードに相当します。

1972年10月に再度マイナーチェンジが行われ、73年型ニューフロンテシリーズを発売しました。
外観はバンパー、フロントグリル、ボンネットに至る大変更を行い、ヘッドランプは角型2灯式から丸型2灯式に変更されました。
上級グレードはリアコンビランプ横にガーニッシュを装備し、三角窓を廃止しました。
空冷車はスタンダードとオートクラッチのみとなり、タンデムブレーキマスターシリンダーとフロントディスクブレーキ装備のGT-TYPE IIを新設定しました。

4代目 LC20/SS10/SS20型(1973年 - 1979年)

1973年7月にオーバルシェルの丸みのあるスタイルへと変化したフロンテが発売になりました。
空冷エンジンは消え、水冷エンジンのみのラインナップとなりました。
4ドアモデルを設定しファミリー層に対応すると共に、実用性の更なる拡大を図りました。それによってリア窓を閉開式のガラスハッチにして、エンジンルーム上部にラゲッジスペースを設けました。このことでフロントとリア両方にトランクを持つことになりました。
従来のスポーツシリーズに相当するグレードをツーリスモシリーズとして設定しました。

フロンテ7-S スーパーデラックス

1976年5月にマイナーチェンジが行われました。前年に軽自動車の規格が改定されたことを受け、全長を195mm、全幅を100mm拡大し、排気量を443cc(T4A)にアップし、内外装も変更をしました。
型式もSS10となり、これ以降の4代目モデルは「フロンテ7-S(セブン・エス)」と呼ばれていました。

1977年6月に2サイクルエンジンの昭和53年排出ガス規制適合と同時に、ダイハツ製550cc直列2気筒4サイクルSOHCエンジンを一部のグレードに搭載しました。これはあくまでもつなぎお手段で、4代目の4サイクル仕様は1978年の改良で正式に自社製のF5A型に完全移行しました。

1977年10月にマイナーチェンジを行い、2サイクル車のエンジンを539ccのT5Aに変更しました。型式もSS20となりました。

5代目 SS30/40型(1979年 - 1984年)

1979年5月に発売されたSS30型

駆動方式をFFに戻しました。このときアルトが登場しました。
アルトは簡素さと低価格で、フロンテは居住空間の広さや豪華さをアピールしました。

エンジンは2ストロークエンジンのT5Bと、4ストロークエンジンのF5Aの二種類が用意されました。
グレードは2ストローク車がFX系、4ストローク車がFS系となり、吊り下げ式クーラーからエアミックス式のエアコンが設定されました。

1981年5月に2ストロークエンジン搭載車のFX系が廃止され、4ストロークエンジンのFS系に統一されました。
1982年10月にマイナーチェンジが行われ、ヘッドランプを角型に変更し、デジタルメーターを一部グレードに採用しました。

6代目 CB71/72型(1984年 - 1988年)

前期型 FG

1984年9月に6代目フロンテが発売されました。フロンテはこの6代目からハッチバックボディとなりました。
一部のグレードにはアルトと同様に回転ドライバーズシートを装備し、最上級グレードのFGに限り、5速MTとフロントディスクブレーキを装備しました。
それ以外のグレードは全て4速MT、全輪ドラムブレーキとなっていました。

1985年10月にエアコンと回転ドライバーズシートを装備した特別仕様車「ウィット」を追加しました。

後期型

1986年7月にマイナーチェンジが行われ、リアサスペンションを全車スズキ独自のアイソトレーテッドトレーリングリンク式へ変更し、ヘッドランプを角型から異型へ、インパネなどをそれぞれ変更しました。
また、オートエアコンがオプション設定されました。

1986年11月にオートエアコンとカラードバンパーを装備した特別仕様車「ウィットカスタム」を追加しました。

1987年1月に2代目アルトと共通の550cc3気筒DOHC12バルブエンジンを搭載した3ドアのスポーティー系グレードツインカム12 GRを追加しました。

1987年9月に特別仕様車「ウィヴ」と5ドアに4WDと550cc3気筒DOHC12バルブエンジンを搭載したスポーティー系グレードツインカム12 FRを追加しました。

7代目 CN11型(1988年 - 1989年)

1988年10月に7代目フロンテ発売

全車に新開発の550cc・SOHC3気筒12バルブエンジン(F5B型)が搭載され、外観はアルトそのものでグリル以外は特に変更された箇所もほとんど無く、特徴的なクォーターウインドウも同じものが付いていました。
アルトと違うのは当時としては珍しかった5ドアモデルを中心としていたところです。
特別仕様車のウィットとウィヴは引き続き設定されていました。

1989年3月にアルトと統合され販売が終了しました。
このCN11型は6か月と最も短い販売期間でした。

初代から7代目までフロンテをざっと紹介してきました。
そこで気になるのが走行性能、内装ですよね。
ここからは試乗した人の評価を見ていきたいと思います。

さっそく試乗した人の走行評価です。

フロンテを試乗した人の走行評価

さていよいよ試乗した人の評価を聞いていきます。
フロンテは一体どのような走りを見せてくれるのでしょうか。
さっそく試乗した人の走行評価を見ていきたいと思います。

試乗した人の評価は

加速も心地よいので気持ちよく走れます

出典:http://www.carsensor.net

旧型の軽自動車なので走行性能に関しては侮っていた部分があるかとは思うのですが、フロンテはしっかり走ってくれるようですね。

その他の試乗した人の評価は

後ろの見切りが良くないのでバックするときに注意が必要です

出典:http://www.carsensor.net

自分で試乗する際はここも気を付けて見ておくべきポイントとなりましたね。

その他の試乗した人の評価は

小さい車で小回りが利き、エンジンも大きなパワーがないということで、地方で乗るには当時は最適の車だったと思います。道路が拡張されたバイパス等では、右折がちょっと大変でした。

出典:http://www.carsensor.net

やはりエンジンが小さいので、現代の道路状況では走りにくい場面も出てくるようですね。
しかし、狭い道が多い地域ではかなり便利そうですね。

次は試乗した人の内装評価を見ていきましょう。

フロンテを試乗した人の内装評価

さて、次は試乗した人の内装評価を見ていきましょう。
この時代の内装はどのようなものなのでしょうか。

フロンテ360

試乗した人の評価は

内装が思っていたよりチープな感じがします。

出典:http://www.carsensor.net

上の写真は2代目の内装写真です。
これはレトロ!の一言ですが、この方は6代目フロンテを試乗されたようです。
そのため、もっとプラスチック多用というイメージでしょうか。

その他の試乗した人の評価は

荷室がそこそこ広いので いいと思います

出典:http://www.carsensor.net

さすがファミリー向けで作られた軽自動車なだけありますね。
荷室を広めに設定しているのはファミリーカーとして
使用してほしいからですね。

その他の試乗した人の評価は

暖房が充分に効かず、またエンジンも掛かりづらい面がありました。

出典:http://www.carsensor.net

冬場に暖房がきかないのは古い車ならよくある話ですね。
古い車を試乗する際は走行性能だけでなくエアコンの調子なども見ておくといいでしょう。

最後は試乗した人の総合評価です。

フロンテを試乗した人の総合評価

最後にフロンテを試乗した人の総合評価を見ていきます。
長年愛されてきたフロンテはどのように評価されているのでしょうか。

試乗した人の評価は

6代目のものでしたが、考えてみれば親戚が3代目や5代目に乗っていましたね。回転ドライバーズシートがやはり特徴で、何度もくるくるやってみて、おおーと言ったことを思い出します。

出典:http://www.carsensor.net

回転ドライバーズシートとはこれのことですね。
乗り降りがしやすいので便利ですね。

その他の試乗した人の評価は

見た目がとても洗練されていて、最高の走りも追及できる素晴らしい一台だ

出典:http://www.carsensor.net

様々な形に姿を変えてきたフロンテですが、どの型も人気が高く、さすが長年スズキの看板を背負った車なだけあります。

とにかく何代目でもいい車!という評価がおおく驚きました。

フロンテを試乗した人の評価を踏まえて

いかがでしたか。

長年スズキの代表を務めてきたのは伊達じゃない!そう言わせるような評価が試乗した人たちから続出し、試乗した人の評価を読むごとにフロンテの魅力に引き寄せられました。
ノスタルジックな初代、2代目、3代目…今では現車を手に入れることも、パーツを手に入れることも難しいのでしょうが、それでも一度は試乗して乗ってみたいと思える一台でした。


旧車の軽自動車のご購入を検討している方は、ぜひフロンテを試乗した人の評価も参考にしてみてください。

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