2015/09/01
blackchoco
トヨタの世界で一番売れているハイブリッド車「プリウス」の新型が2015年11月に発売すると見られている。燃費性能でも世界一の車になりそうな新型プリウスの燃費、価格、デザインの最新情報をお届けします!
1997年、初代プリウスが次世代環境車の先駆けとして誕生。2代目ではさらなる燃費向上を実現するとともにトライアングルシルエットを採用し、後の環境車に多くの影響を与えてきた。そして3代目ではさらなる燃費向上を図り、JC08モード走行燃費32.6km/Lを実現し、ハイブリッドカーを広く普及させたクルマとして環境意識の高まりに貢献してきた。
そして今回4代目となる新型プリウスの開発コンセプトは、「Beautiful Hybrid(美しい地球・美しいクルマ)」。プリウスのDNAともいえる優れた燃費性能の進化はもちろんのこと、感性に響くスタイルやヒト中心のインテリア、ワクワクドキドキを感じさせる運転の楽しさ、先進の安全性能、そして災害時には電源供給のためのエネルギー機器になるという「社会との共存への配慮」を念頭に開発を進めてきた。
目標の実現のために先代より実現してきた優れた燃費性能をさらに進化させ、加えてToyota New Global Architecture*2(以下、TNGA)によるクルマづくりの構造改革を実施。40km/L(一部グレード)の低燃費の実現とともに「カッコよさを際立たせる低重心スタイル」や「走りの良さ・乗り心地の良さ・静かさ」といった様々な基本性能の大幅向上を目指してきた。
NS4
新型プリウスのデザインと見られているNS4コンセプト
開発中の新型プリウスはモーターや電池などのハイブリッドシステムの性能向上と 後部ドアのガラスに強化プラスチックを採用し、車体を軽量化することで燃費性能を大幅に向上。TNGA(Toyota New Global Architecture)という新開発のプラットフォームを採用することによって、 現行プリウスよりも広い室内空間になる。バッテリーは標準モデルには現行と同じニッケル水素バッテリーを設定。上級モデルにはリチウムイオンバッテリーが、設定されることになる。
TNGA(Toyota New Global Architecture )
新開発のプラットフォームTNGAは広い室内空間を実現
開発中の新型プリウスの燃費は JC08モードで 40km/L以上を目標にしている。 現在、ガソリン車とハイブリッド車の中で、国内トップの燃費性能を誇るトヨタのコンパクトカー アクアのJC08モード37km/Lを大幅に上回る燃費性能だ。
220万円~350万円になると見られている。
次期プリウスのデザインに関して、トヨタの上層部が「課題あり」と判断して、デザインの修正を行うため、発売が遅れ、2015年11月になると見られている。世界で最も有名なハイブリッドカーの新型モデルは、これまでのプリウスのイメージを大きく変えるものとなりそうだ。
トヨタ CH-R
新型プリウスのデザインは2014年開催のパリモーターショーに出展されたクロスオーバー「C-HR」コンセプトに近いデザインになる可能性がある。
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