ホンダのガレージボックス?!ホンダモビリオスパイクの魅了とは?
2015/11/20
Hiro-X
雪道や山道などで、大活躍するのが4WD車ですね。様々なメーカーから、多様な4WD車が発売されていますが、中でもホンダの4WDは要注目。賢く機能する秘密があるんです。「技術のホンダ」と称されるメーカー、ホンダの技術がギュッと詰まった4WDをご紹介します。
ホンダ CR-V 24G(4WD)
多くの車種に、FF車と4WD車の設定がされています。4WDとは何でしょうか?詳しく見ていきましょう。
4WDは「4(four) Wheel Drive」の略で、エンジンからの駆動力を、4つのタイヤすべてに伝達できる駆動形式のことを言います。
4WDには、大きく分けて、「パートタイム4WD」と「フルタイム4WD」の2種類があります。パートタイム4WDは、通常は2WD(2輪駆動)で走行し、必要な場合にのみ4WDに切り替える方式です。フルタイム4WDは常に前・後輪を直結して、4つのタイヤすべてに駆動力がかかる方式です。
4WDの長所には、以下のような点があります。
①荒れた路面、雪道などの滑りやすい路面など悪路に強い
②4つのタイヤを通じて効率的に路面にパワーが伝わり、安定して速く走ることができる
③エンジン回転を上げてスタートしてもホイールスピンしにくい(特にMT車)
④エンジンブレーキを使用した場合に前後4本のタイヤにブレーキが掛かる
パートタイム4WD /フルタイム4WDの違いによって、それぞれの長所にも違いが出てきます。
ホンダ ヴェゼル 4WD
ホンダの車には、リアルタイムAWDと呼ばれる、新しい4WDシステムが搭載されています。その最大の特長は、本来4WDシステムでは両立が難しい「低燃費」を実現できること。その理由は何でしょうか?
ホンダの4WDシステム「リアルタイムAWD」は、「後ろのタイヤに力を伝える必要があるか」「どのくらい力を伝えたらよいか」をコンピューターにより賢く判断し、前後の駆動力を自動的に配分する4WDシステムです。発進時、高速道路、登り坂など、走行シーンに応じて最適な駆動力をタイヤに伝え、空回りを防ぎます。ホンダの技術が余すところなく発揮されたこの4WDシステムは、小さな電動ポンプで油圧を発生させ、クラッチを自在に断続する方式を採用。消費するオイルの量が少量で済み、低燃費にも貢献しています。ホンダ車の走行性能は、効率的なエネルギー利用によって成り立っています。
ホンダ車には、VSA=Vehicle Stability Assist(車両挙動安定化制御システム)と呼ばれる、ドライバーのブレーキ操作やアクセル操作を補助するシステムがあります。滑りやすい坂道発進の際など、このシステムがあることで、4WDシステムがより安全に作動できるようになっています。安全を第一に考えて開発を進めるホンダの姿勢の表れですね。
※VSA(ブレーキ時の車輪ロックを防ぐEBD付ABS + 加速時などでの車輪空転を抑えるTCS +旋回時の 横すべり抑制)
ホンダ車のインテリアには、スポーティなイメージがあるかもしれませんが、実際は車種のコンセプトに合ったものにまとめられています。そのため、ホンダでは、4WD車の場合は特別な仕様のシートが選べたりと、用途に応じて必要なインテリアを選択することができます。4WDの機能を最大限に活かせるように計算されているのですね。
近年、ホンダ車に採用されつつあるのが、ダウンサイジングターボ技術です。これは、エンジンを小型化し、ターボチャージャーなどの過給機で動力性能を補うというもの。エンジンの小型化により、大幅に低燃費が実現できます。低燃費を両立させているホンダの4WDシステムですが、ダウンサイジングターボとの相乗効果で、さらなる低燃費化が期待できます。
ホンダは今後、小型車を中心に1500ccのダウンサイジング・ターボの搭載を検討しているとのこと。FF車に比べて割高になりがちな4WD車も、このダウンサイジングターボ採用の車種なら、本体価格が抑えられるのが嬉しいですね。
【エンジン性能】
街乗り、郊外とも北海道の道では十分すぎるトルク感です。登りの追い越しは少しきついですが1.5でこの重量なら文句なしのトルク感です。
【走行性能】
80~90km位までなら全くストレス有りません。まだ高速走行はしておりませんが北海道では下道も変わらないペースなので十分すぎます。
ホンダ ステップワゴンスパーダに乗っている人の感想です。エンジン性能、走行性能について特に満足度が高いようですね。
購入して走りと乗り心地にとても満足している。スタイルもよく、一人で走ってもスポーツカー並みのハンドリングとパワーで楽しいし、ファミリーでも7人までワイワイ乗れてとても楽しい。走りを犠牲にできない大人にピッタリのミニバン。欲を言えば燃費が改善されるか、ハイブリッド車が出るとうれしい。
ホンダ オデッセイアブソルートに乗っている人の感想です。乗り心地の良さが好印象のようです。4WDでさらにハイブリッド仕様車があれば、燃費の面でも最強ですね。
なんといってもウルトラシートです!
趣味でアウトドアによく行くのですが、本当に便利です。前輪を外せば立てた状態で余裕を持って自転車を2台積めますし、シートアレンジしてマットレスを敷くと車中泊仕様にも可能です。
それでいてECONモードのおかげなのか、4WDの割に燃費もそこそこ(実燃費で14~16k/L)なのも嬉しいです。
ホンダ フィットに乗っている人の感想です。シートアレンジの多彩さと、燃費の良さが高ポイントのようです。アウトドアが趣味の方には、4WD車はもってこいですね。
シャトルは、先代まで「フィットシャトル」の名前で販売されていた、ホンダの5ナンバーステーションワゴンです。4WDは全グレードに設定されています。ハイブリッドシステムによるクラストップの低燃費性能に加え、ワゴンの醍醐味である荷室スペースも同クラスの中でトップクラスの容量を確保。経済性と利便性を両立しています。
ホンダが2013年12月に新発売した小型クロスオーバーカー、ヴェゼル。電子制御により緻密に前後輪のトルク配分をコントロールする4WDシステム「リアルタイムAWD」をガソリン車、ハイブリッド車に設定しています。(ホンダとしてはハイブリッド車には初搭載)
タイプ、グレード、駆動方式による豊富なバリエーションがラインアップされていること、ハイブリッドモデルで最高27.0km/Lという燃費の良さなどがその理由から、2015年上半期のSUV販売台数No.1に輝いた人気の車種です。
ホンダが「コンパクトセダンの革新」をコンセプトにして発売した5ナンバーサイズのハイブリッドカー、グレイス。グレイスはセダンというキャラクターに合わせて、遮音・吸音材の適切な配置やフロントドアガラスの厚み増加など、静粛性に有利な構造のセダンボディーをさらに磨き上げ、高い静粛性を達成しました。優れた燃費性能に加えて、4WDが選べる唯一の5ナンバーハイブリッドセダンという希少価値もあります。
ホンダの4WDについて見てきましたが、いかがでしたか?ホンダのリアルタイムAWDシステムはレスポンスを大幅に上げ、高速域でも前輪の動きをキャッチして後輪に駆動力を伝えられるようになりました。さらに、4WD全車に姿勢制御装置VSAをセットで装着することで、ホンダの4WDは劇的な性能向上を果たしました。
これからの季節、ウィンタースポーツなどで雪道を走る機会も多くなります。ぜひ、ホンダの4WD車でその安全性や快適性を満喫してくださいね。
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