2016/08/03
Nor.M
フィアットと言えばイタリアのお洒落な車です。その中でも丸みを帯びて可愛いプント。本国で販売された車両の他に日本限定車があります。そんなプントを3世代で比較し、それぞれの世代を試乗した人の走行・内装評価を紹介します。試乗した人の声を参考にしてはいかがでしょうか。
1997年3月~2000年5月生産モデル
ウーノの後継モデルがこの旧型プントです。
3ドアと5ドアのハッチバックがあり、これまでのフィアット車と打って変わって丸みを帯びた近代的なスタイルとなりました。テールも特徴的で、ルーフまで延びる縦長ランプを採用しました。
日本でのラインナップは1100㏄から1600㏄まで幅広く、のちに1200㏄のCVT5ドアとカブリオレが輸入され、さらにはアバルトのエアロパーツが付いた日本専用モデルのスポルティングアバルトも登場しました。
2000年6月~2003年11月生産モデル
前期型
2代目プントは1999年にフィアット社創業100周年を機に発表されました。グリルレスマスクや縦長のリアランプなど先代のモチーフを生かしながらも、曲線と膨らみと鋭いラインを組み合わせたデザインが特徴です。
ボディサイズも一回り大きくなり、乗り降りのしやすさと高い居住性を手に入れました。
プント HGTアバルト(日本仕様)
様々なエンジンとミッションの組み合わせが存在しますが、日本には日本限定モデルのみが輸入されています。
1200㏄のDOHC+6速シーケンシャルモード付きCVTを搭載する5ドアと、スポーティなモデルHGTにアバルトのエアロパーツを装着した1800㏄のDOHC+5MTのHGTアバルトの2つのグレードが販売されています。
2003年12月~2006年5月生産モデル
プント 後期型
注目は一新されたフロントフェイスです。新設計の大型ヘッドライト、全体に大きくなったフロントグリル、フォグランプを備えた新デザインバンパーが採用されました。
スポーティグレードHGTでは、フロントバンパーにハニカムメッシュのグリルを備えた3つのエアダクトを設け、リアにもHGT専用デザインのリアバンパーやテールゲート部まで広げられたコンビネーション・テールランプなどが新採用されています。
日本市場では2006年に3代目となるグランデ プントが発売され、入れ替わるように販売を終了したのですが、欧州市場では その後も併売されています。
グランデ プント
3代目プントは2005年に発売されました。
グランデ プントは「199プロジェクト」のもとに開発が進められた車両で、「大きなプント」を意味するグランデ・プント(GRANDE PUNTO)と名付けられました。
資本提携が解消されたGMのプラットフォーム、GM・ガンマプラットフォームを採用し
、全長は4mを超えました。しかし全幅は1.7mを切っています。
日本では2006年に発売され、6速MTとセミオートマチックトランスミッションのデュアロジックを持つモデルがあります。
2009年に左ハンドル仕様のみですが、アバルトグランデ・プントを発売しました。グランデ プントは全幅1.7mを切っているのに対して、アバルトグランデ プントはチューニング版の「エッセエッセ」も含めて全幅1.7mを超えたため、3ナンバー登録となりました。
プント エヴォ
2009年のフランクフルトモーターショーでマイナーチェンジ版「プント エヴォ(PUNTO EVO)」を発表しました。(エヴォは英語で「進化」を意味する「Evolution」の略)
2010年3月からイタリアで、6月からは日本でも発売されました。 また、アバルト版のアバルトグランデ プントも2010年にアバルト プント エヴォとして発表されました。
2012年9月~2014年3月生産モデル
名称を再びプントに戻しました。
プント ラウンジ
5ナンバーサイズのコンパクトボディで、5ドアハッチバック「プント エヴォ」の名称変更モデルです。
エクステリアはボディ同色バンパーなどによりスポーティで洗練されたスタイルとなっていて、内装はバケットタイプのスポーツシートやレザーステアリング、レザーシフトノブなど上質な装備を採用しています。
その他は従来モデルと同様のアイドリングストップ機構付1400㏄直4エンジンとATモード付5速シーケンシャルトランスミッション「デュアロジック」の組み合わせです。
また、従来までは所定の契約料が必要だったメンテナンスプログラム「フィアットイージー ケア」が標準装備となっています。
ガソリンが高騰している現代、燃費が気になりますよね。
次はプントの燃費を世代別で見ていきましょう。
初代プントの燃費は平均で8~9km/L
2代目プントの燃費は平均で9~10km/L、高速道路巡行時 14~15km/L
3代目プント ラウンジの燃費は10・15モード燃費で 15.7km/L
となっています。
ちなみに、初代と2代目はカタログ値が不明だったため、実際にプントオーナーである方々の燃費を平均して載せています。
そして価格も気になると思うので、新車当時の価格を3世代それぞれで見ていきます。
初代プントは 197.9 万円 ~ 209.0 万円
2代目プントは 184.8 万円 ~ 209.0 万円
3代目プントは230万円
価格はやはりグレードに左右されているようです。
様々なグレードがあるので、価格もピンキリですね。
では、そんなプントを試乗した人の声を見てみましょう。
アバルト
初代、2代目、3代目とそれぞれのプントについて見てきました。
すると当然、それぞれの評価が気になってきますよね。
と言うことで、初代、2代目、3代目とそれぞれのプントを試乗された方の走行評価を見ていきます。
まずは初代プントを試乗した人の走行評価を見てみましょう。
ブントは初代に限ります。 それ以降はどんどん大きく重く、肥大化の一途を辿りました。 元々が小型大衆車ですから街乗りのし易さや荷物の積載性が非常に高く、それでいて よく回りクイックレスポンスなツインカム16バルブエンジンや 専用の足回りに因って、非常にキビキビとした楽しい走りが堪能できるクルマです。
初代プントはやはり、その車体の小ささから人気は高いようです。
試乗の段階でもりもりと伝わってくるパワーと楽しさはすごいですね。
街乗りはもちろんですが、サーキットなどで走っている方も多く見られので、試乗した人の評価は信頼できそうですね。
では次に2代目プントに試乗した人の走行評価を見てみましょう。
やはり2代目を試乗した人もキビキビ走れて楽しいという評価が目立ちました。
初代プントと違う点は車体が大きくなっているということですが、試乗した人の評価に大きさが気になると言ったものは見られませんでした。
では、最後に3代目プントを試乗した人の走行評価を見てみましょう。
やはり3代目を試乗した人も快適走行ができるという評価を多くあげていました。
3世代それぞれの走行評価を見てきましたが、どの世代を試乗した人もコンパクト、キビキビ走る、楽しい車と共通の評価をあげています。
試乗した人の走行評価が同じだった3世代のプントですが、内装はどうでしょうか。
試乗した人の内装評価も見ていきたいと思います。
プント 3代目
プントの内装・インテリアはどんなものなのでしょうか。
では、次は試乗した人の内装評価を見ていきましょう。
こちらも3世代それぞれの評価を見てみましょう。
初代プントを試乗した人の内装評価は
やはりお洒落の町イタリア産なんですね。
初代プントは生産終了後15年以上経過しています。それでも試乗した人の内装評価は高かったので、当時の日本ではかなりハイセンスな車だったのでしょうね。
次に2代目プントを試乗した人の内装評価を見てみましょう。
2代目プントの室内も快適でお洒落なようですね。
やはり2代目を試乗された方も初代と同じような内装評価をされています。
さすがおしゃれな街イタリアと言うべきなのでしょうか。
次に3代目プントを試乗した人の評価を見てみましょう。
荷室が大きくファミリーカーとしても使えるのはうれしいですよね。
3代目を試乗された方の多くは荷室が大きく感じた、たくさん物が乗りそうだと感じている方が多く見受けられました。
3世代の内装評価を見てきましたが、走行評価を同じで、形が変わってもお洒落であったり、快適空間を作るという基本理念はしっかり初代から受け継いでいるのだということがわかりましたね。
いかがでしたか?
初代プント、2代目プント、3代目プントの3つを紹介してきました。それぞれに特徴があり、外装、内装、エンジンも違うのですが、試乗した人の走行評価はどれも「乗っていて楽しい」と言う結果になりましたね。
試乗した人の声を聞いて、カタログだけでは伝わらないそれぞれのプントの魅力がよくわかったのではないでしょうか。
試乗することはその車の長所も短所も知るということです。車は決して安い買い物ではありませんから、長所も短所も知ってから改めてその車と付き合っていくのかを決めることをお勧めします。
なので、ここで試乗した人の声を聞いただけで満足せずに、ご自分で足を運んで試乗してみてください。きっと、その車のすべてを全身で感じとることができると思います。
もし外車のコンパクトカーの購入を検討されているならば、試乗者の声を参考にしてみてはいかがでしょうか。
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