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【ファントム セレニティ】着物を着たかのような気品溢れる1台

ジュネーブモーターショーで公開されたファントム セレニティ。ロールスロイス ファントムをベースに開発されたこの車は、桜と十二単をモチーフにしたコンセプトカーです。まるで車が着物を着ているかのようなデザインのこの車、今回はこの新型車の魅力や情報について簡単にまとめてみました。

どんな車?

インテリア

上品な雰囲気な内装です。

ファントム セレニティはロールスロイスのカスタマイズ部門であるビスポーク・デザインが、ファントムをベースに開発したワンオフモデルの車です。このビスポークは顧客1人1人の細かい好みに応じたカスタマイズを提供しています。この車は桜や十二単がモチーフになっており、天井に桜が描かれたり、日本の着物を思わせる柄を組み合わせたりして特別間溢れる室内を演出しています。究極のラグジュアリーを目指したと言うだけあって、ロールスロイスがかつて国王や王妃、皇帝や皇后のために製作した特別車両のノウハウをつぎ込みカスタマイズを行っています。

正面からのアングル

堂々としていて気品が感じられます。

広々とした空間を作ることにこだわっているロールスロイス ファントム。このファントムは1台1台、ロールスロイスの職人によって作られ、螺鈿細工、着物をモチーフにした桜の刺繍などに至るまで手作業で作られ、その時間は計18000時間にも及ぶとのことです。日本の色彩感覚のような内観はまさに美しいの一言。実際にカスタマイズするのはオーナーなので、ここまで豪華に仕上げるかどうかは個人の自由です。しかし、ロールスロイス側は「ここまで高いクオリティに仕上げられる」という自信の表れなのかもしれません。動画で楽しみたい方は下の動画をどうぞ。

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