2016/09/23
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セダンに乗ると少し大人になった気持ちになりますよね?それがセドリックであれば尚更です。あの高級感が漂うボディラインに颯爽と走るときの姿は、誰が見ても一度は乗ってみたいと思わせる車です。そんなセドリックやセダンの魅力をお伝えします!
一般的に「街でよく見かける車」がセダンだと思いますが、
では実際にはどんなボディタイプや特徴の車がセダンだと言うのでしょうか。
日産 セドリックセダン 1998年6月(平成10年6月) 発売モデル
セダンは前後二列で合計4席以上の座席を備えたもので、乗車定員4名~6名、トランクルームを備えた4ドアまたは2ドアになります(一般的には4ドア)。フォーマルな車として広く認知されており、リムジンに改造されるものの多くはセダンです。
具体的には、主にリアに独立したトランクルームを持つ3ボックス(エンジンルーム、キャビン、トランクが独立しており、キャビンを大きな箱と例え、前後に小さな箱が付いてるような形状)の車を指します。もちろん2ボックスタイプもありますが、一般的には3ボックスです。
上記で話したように、一般的な車だということで面白味を感じない方もいるかと思います。そこでセダンを選ぶメリットについて説明していきましょう。
なによりセダンは、重心が低く作られています。また、座席とトランクの間にある隔壁のおかげでボディー剛性が高くなっています。そのため安定性が優れ、危険回避性能が優れています。これは大きなメリットと言えるでしょう。
セダンは座席位置が低いので、ミニバンやSUVに比べて左側の見えない部分が小さいです。なので運転がしやすいです。更には重心と背が低くつくられているため、左右に振られにくく、ボディー剛性の高さにより、不快な振動が遮断されます。よって、乗り心地が快適です。
セダンのほとんどは車高が1500mm以下になっています。そのため、立体駐車場が利用しやすいです。最近では若い人の間で車高がある車など流行っていて、立体駐車場に停める際に高さ制限で泣くこともありますがセダンは大丈夫です。
セダンのメリットは書かせていただきましたが、ここからはメインであるセドリックセダンの魅力をキーワードに乗せていくつか紹介していきます。
セドリックセダンに搭載されているNA20PE(直列4気筒LPG)エンジン
タクシーやパトカーなどセドリックセダンは営業車用として高い評価を得ています。その理由が日産のLPGエンジンです。低速での粘り強さと加速性能に優れた「NA20PE(直列4気筒LPG)」を使用し、アイドル回転数の低回転化、減速時の燃料カットを採用しています。このような技術などを駆使し、低燃費を実現させました。
更に営業車としての使用を考慮して、ボディの基本骨格をはじめ、ドアやボンネット取付部に耐久性の高い構造を採用しています。セドリックセダンは整備性のよいエンジンルーム、部品耐久性と補修性の向上などにより、ランニングコストを低減出来るようになっています。
静かで快適、しかも安心感に満ちた室内空間。
セドリックセダンはドライバーや、ゲストを優雅な気持ちにさせてくれます。シンプルでいて行き届いた内装は見事と言っても過言ではありません。特に後席はゆったりとくつろげる広さと座り心地のよさを求め、快適・便利装備も充実しています。細やかな点として、シートベルトの差し込み先をわかりやすくするため、中央席用バックルとタングの色を外側席と変えています。
サスペンションにもこだわり、フロントに独立兼架ストラット式、リヤに5リンクコイル式を採用しています。これによって、乗り心地や走行安定性とともに耐久性やメンテナンス性も高めています。セドリックセダンに長時間座っていても全く苦にならないので、快適に時間を過ごせることになります。
ABS (アンチロックブレーキシステム)
ドライバーが万が一、危険な状態になりそうなときも安全な状態に戻すようドライバーをサポートします。セドリックセダンはABS (アンチロックブレーキシステム)を全車標準装備。ブレーキ力を適正に制御、タイヤロックを起こりにくくし、また、ステアリング操作で障害物を回避しやすくしています。そして確かな制動力を得るために、フロントブレーキには耐フェード性に優れたベンチレーテッドディスクブレーキを採用しています。
セドリックセダンは万が一衝突が避けられないときに被害を最小限にとどめる機能も充実しています。まず衝突安全ボディ「ゾーンボディ」を採用し、運転席SRSエアバッグシステムや全席ELR付3点式シートベルト(後席中央は2点式)を標準装備しています。外部の衝撃による被害を最小限にとどめることが出来るのはセドリックセダンの特徴でもあります。
以上がセドリックセダンを選ぶ基準になる魅力になります。すごくメリットがあるような表現ですが、実際にセドリックセダンには魅力や他ブランド車にない強みがまだまだあります。次の項目では、ズバリ他のセダンとセドリックセダンの比較を紹介していきたいと思います!
セダンはオーソドックスなタイプなので、他社も販売・生産を行っています。そこで、セドリックセダンのライバルとされる他社のセダンタイプと比較して見ていきます。
セドリックセダンとの燃費や価格を調べてみました。
セドリックセダン2004年4月発売モデル
【セドリックセダン2004年4月発売モデル価格】
3,139,500円~4,536,000円
【セドリックセダン2004年4月発売モデル燃費】
8.6 ~ 11.2km/l
セドリックセダン2004年4月発売モデルは以上のような価格と燃費です。
では、ライバルのセダン車はどうでしょうか?
マツダ・アテンザ セダン
【アテンザ セダンの価格】
3,277,800円~3,969,000円
【アテンザ セダンの燃費】
16.0 ~ 22.4km/l
※ディーゼルエンジン搭載
セドリックセダンは2004年モデルとあって2015年現在の現行モデルと比べるのは難しいですが、セドリックセダンの方が価格の差はあります。燃費を比べるとアテンザの方がセドリックセダンより良いです。やはりディーゼルエンジンの恩恵は高いということが分かります。
トヨタ カローラ2005年5月発売モデル
【トヨタ カローラ2005年5月発売モデルの価格】
1,470,000円~1,764,000円
【トヨタ カローラ2005年5月発売モデルの燃費】
14.4 ~ 18.0km/l
さて、今度はセドリックセダンと大体ですが同時期に発売されたモデルのライバル車を
比較してみました。トヨタのカローラは非常に有名なスタンダードセダンです。セドリックセダンと比べて価格も良心的で燃費も悪くないです。庶民的で乗る人を選ばないということですね。
評論ですがセドリックセダンのように、セダンはどのブランドも必ずメインに据えて販売しているタイプなので選ぶユーザーは悩むと思います。その中でセドリックセダンは昔の遺産ということではなく、現在も新車で買おうとすると高額です。セドリックセダンのように内外装の存在感で選ぶか、燃費や価格なのか。皆さんはどの車を選びますか?
日産 セドリックセダン 1999年発売モデル
個性を持ちたい人には最高な車
弄り方によっては、VIPにも警察車両にでも何にでも変身できる
ただ、維持費や修理と戦う自身があればおすすめ
乗り心地の良さやシートの作り込みへのこだわり
昔ながらの、エンジン音
今の日産にはない、作り込まれた古き良き時代の高級車を感じさせる車の1つです
この方が購入したのは1999年クラシックSVです。やはり乗り心地と昔から伝わる高級感に惹かれたようです。大人ならではのステータスを手に入れるには、セドリックセダンは好評価のようですね。
燃費以外はなかなか満足度の高い車です。
タクシーやパトカーに使用されていて、信頼性や耐久性は折り紙つき。
室内も広く快適でトランクも広いからファミリーカーとしても使えるかも?
生産中止になったことが惜しまれます。
この方が購入したのは1999年スーパーカスタムG(AT_2.0)です。信頼のあるブランドということも実際の耐久性も見据えての購入だったようです。室内とトランクの広さにも満足しています。やはり広さは重要ですよね。
今の時代では特に見るべきところは無い車ですが、個人的には全て気に入っているので何も問題はありません。しいて言えば、部品の供給が若干危なくなってきてるようで・・・。部品取り車用意しとかないとダメかな。
目指せ、30年! 日産様、部品供給お願いいたします。
この方は1992年のセドリックセダンを購入したそうです。ただ、昔にお気に入りで購入した車でも、部品類はやはり多くは出回っていないのも現実です。特にセドリックセダンのように一度購入すると10年以上乗っても気分的な鮮度が落ちない車でも、現実的な問題は出てきますね。
セドリックセダンSTD
ここまで読んでいただいて有難うございました。
いかがでしたでしょうか?少しは皆さんの購入するキッカケになれば嬉しい限りです。
最後に言うことでありませんが、巷ではセダンは古臭いというイメージがあるのも事実です。
しかし逆に言うと昔ながらの安心感やインテリアの落ち着き度など、セドリックセダンで分かるように様々な部分で実感できるはずです。今回はセドリックセダンを紹介しましたが、世の中には素晴らしいセダンがたくさんあります。皆さんも是非調べてみて下さい!
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