人気のミニバン新型アルファード!今回新型アルファードを紹介!。
2015/11/22
なみけん
2015/07/22 更新
日本ではゴルフトゥーランの名前で知られているフォルクスワーゲン・トゥーラン。スイスで開催されているジュネーブモーターショーでこのゴルフトゥーランの新型モデルが公開されました。この新型トゥーランはMQBベースの初のミニバンです。今回はこの新型トゥーランの情報について簡単にまとめてみました。
フォルクスワーゲン・トゥーラン
前期型のフォルクスワーゲン・トゥーラン
初代トゥーランは2003年に発売が開始され、5代目ゴルフのプラットフォームをベースに開発された、3列シートの7人乗りを可能とした小型ミニバンです。当初は5人乗り仕様も開発されましたが、今現在では廃止されています。欧州ではタクシーとしても利用されており、またユーロNCAPで5つ星の安全評価を得るなど、欧州を中心に高い人気を誇る車です。
新型トゥーラン
公開された新型トゥーラン。
フォルクスワーゲングループの新世代モジュラー車台であるMQBをベースに開発されています。MQBのMPVへの導入は、新型トゥーランが初となります。ボディサイズは大型化しているにも関わらず、車両重量は最大で62kg軽量化されています。また、室内空間の拡大にも成功しています。エンジンは欧州仕様のものでガソリン3とディーゼル3の合計6ユニットを装備し、全車にアイドリングストップとブレーキエネルギー回生システムを搭載しています。これによって最大19%の燃費向上を果たしています。ターボディーゼル「TDI」の「ブルーモーション」は、燃費改善に効果的なフリクションロスの低減や、低転がり抵抗タイヤの採用、エアロダイナミクス性能の向上などの変更を実施し、欧州複合モード燃費22.7km/リットル、CO2排出量115g/kmの優れた環境性能を実現しています。また、この車のボディーは従来モデルよりも130mm長い全長4527mm、全幅は41mm拡幅されて1841mm、全高は6mm低くなり1628mmという数値になっています。しかし重量62kgの軽量化により燃費や走りの面でも進化を遂げています。
シートアレンジでは、軽量化されたセカンドシートを折りたたむと、ラゲッジルームと広大な収納スペースが出来上がります。5人乗車時でも天井まで使えば荷室容量は1040Lを確保し、大人数でのドライブにも対応しています。また、自動ブレーキで10km/h以下になるまで減速させることで、対向車線へのはみ出しにより起こる多重事故の危険を低減させるシステム「マルチコリジョンブレーキシステム」や、「アダプティブクルーズコントロール(ACC)」や「シティエマージェンシーブレーキ」を統合した「フロントアシスト」のほか、「渋滞アシスト」、「プロアクティブ・オキュパント・プロテクション」、「リヤトラフィックアラート付サイドアシスト」などといった機能が実装されており、安全性、快適性の面でも非常に優秀な車であると言えます。
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