記事ID29948のサムネイル画像

高級さと優雅さを兼ね備えている、ベンツのオープンカーを紹介

高級車の代名詞といえばメルセデスベンツですね。メルセデスベンツが作るオープンカーは、高級なだけではなく、優雅さと、そして時にはスポーティさも兼ね備えています。そんなベンツのオープンカーで、現在ラインアップされているものを紹介します。

メルセデスベンツはオープンカーも多く作っている

メルセデスベンツは高級セダンの代名詞ともいえるべき存在ですが、セダンだけでなく多彩なモデルラインアップも大きな特徴になっています。その中でもオープンカーは各クラスのセダンをベースに豊富に取り揃えています。
オープンカーというだけで趣味性が高く、ある程度の実用性を犠牲にしなければならないところがあるのは事実ではありますが、その分開放的な走りを楽しめ、内装も外部へ向けてアピールできる、余計なコストがかかってしまうがそれだけ生活の余裕を表現できるという、通常では得られない気持ちを味わえます。
高級メーカーであるメルセデスベンツが作るオープンカーは、当然その点については十分すぎるほど満足のいく仕上がりとなっており、この価格帯の車を買う人に見合ったステータス性を表現できています。
そんなメルセデスベンツで現在ラインアップされているオープンカーをご紹介いたします。

2人乗りだけでなく4人乗りもある

オープンカーというと2人乗りのスポーティなものを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。確かに2人乗りですと所有する人を選んでしまいます。
ところがメルセデスベンツはもともと高級セダンを多く作っているメーカーです。そのためセダンをベースに4人乗車が可能なオープンカーもラインアップしており、様々なニーズに応えられるようになっています。

値段もいろいろ

高級車メーカーのメルセデスベンツですから、車の値段もそれなりにします。特にオープンカーは通常のクローズドボディに比べてコストがかかっているため、値段も高めとなっており、高いものは3000万円を超えるものまであります。
ここまで高額ですと購入できる人も相当に限られてくると思いますが、下は530万円程度から購入できますので、多くの人にとって努力次第で手が届く金額なのではないでしょうか。メルセデスベンツならではの高級感や優雅さに惹かれてどうしても所有してみたいという人には、オープンカーにもこのように様々な価格設定をしていることは、嬉しいポイントだと思います。

ベンツのオープンカー①「Cクラス カブリオレ」

Cクラス カブリオレはセダンであるCクラスのオープンカーバージョンになります。2016年3月のジュネーブショーでデビューしました。

ルーフは電動開閉式のソフトトップを採用しており、50km/hまでならば走行中でも約20秒で開閉が可能となっています。

エアスカーフ

インテリアは高級感を感じられながら、上質さや実用性も兼ね備えたものとなっています。
オープン時に風の巻き込みを抑える「エアキャップ」、温風をヘッドレスト下部から出して首の周囲を暖める「エアスカーフ」など、オープンカーならではの専用装備がついています。
また、ルーフの開閉状態に合わせて空調を制御するシステムも装備されており、どんな季節でも快適にオープン状態で運転できるようになっています。

グレードと価格は次の通りになります。
・C180 カブリオレ スポーツ:606万円
・C300 カブリオレ スポーツ:768万円
・AMG C43 4MATICカブリオレ:960万円
・AMG C63 Sカブリオレ:1403万円

ベンツのオープンカー②「Eクラス カブリオレ」

Eクラス カブリオレは、セダンであるEクラスのオープンカーバージョンとなります。

こちらもCクラス カブリオレと同様、オープン時に風の巻き込みを抑える「エアキャップ」、温風をヘッドレスト下部から出して首の周囲を暖める「エアスカーフ」など、オープンカーならではの専用装備は用意されています。

新型Eクラス

メルセデスベンツでも中核となるEクラスのオープンカーですので、その完成度は高級車として間違いのないものとなっています。
しかし一つだけ気になる点を挙げるとすれば、ベースとなるEクラスはフルモデルチェンジしたばかりで、2016年11月現在販売されているEクラス カブリオレはモデル末期となります。そのため熟成がすすんだ現行モデルを買うか、モデルチェンジを待つか、悩ましい選択になります。

グレードと価格は次の通りになります。
・E250 カブリオレ:748万円
・E400 カブリオレ:1009万円

ベンツのオープンカー③「SL」

SLはメルセデスベンツにおける2シーターオープンスポーツのトップモデルとなり、高級かつ高性能なモデルとなります。ルーフは電動格納式ハードトップが採用されています。

SL65 AMG(前期型)

デビューは2011年となっており、2016年6月にマイナーチェンジが行われたばかりです。

現行モデルの大きな目玉としては、4輪それぞれのサスペンションとダンパーを制御することによって快適な乗り心地と姿勢を常に保つ「アクティブボディコントロール(ABC)」と、コーナリング時に二輪車のように車体をコーナー内側に傾け安定した乗り心地を実現する「ダイナミックカーブ機能」が搭載されていることです。

グレードと価格は次の通りになります。
・SL400:1260万円
・SL550:1698万円
・メルセデスAMG SL63:2277万円
・メルセデスAMG SL65:3383万円

ベンツのオープンカー④「Sクラス カブリオレ」

Sクラス カブリオレは、メルセデスベンツのフラッグシップモデルであるSクラスのオープンカーバージョンになります。

モダンラグジュアリーをテーマにデザインされており、メルセデスベンツの従来のラグジュアリーとは一線を画した新しいデザイン哲学が反映されています。

ルーフは優雅なソフトトップが採用され、50km/h以下であれば走行中でも約20秒で開閉可能となっています。また車外からでもキーによる操作で開閉することもできます。

エアスカーフ

他のオープンモデル同様、「エアキャップ」「エアスカーフ」を装備しているのはもちろん、ルーフの開閉を感知して温度と風量をコントロールする「クライメートコントロール」や、シートのみならずステアリングホイールやドア、センターアームレストにもヒーターが内蔵されており、Sクラスの名にふさわしい快適な装備が充実しています。

グレードと価格は次の通りになります。
・メルセデス・ベンツS550カブリオレ:2145万円
・メルセデスAMG S63 4MATICカブリオレ:2750万円
・メルセデスAMG S65カブリオレ:3417万円

ベンツのオープンカー⑤「SLC」

SLCはメルセデスベンツでは小型になる2シーターオープンスポーツになります。もともとはSLKというモデル名でしたが、2016年のマイナーチェンジを機にSLCという名称に改められました。

ルーフは電動開閉式ハードトップを採用し、停車時に開閉操作を開始していれば、発進しても約40km/hまでならば開閉を継続することができます。

グレードと価格は次の通りになります。
・メルセデス・ベンツSLC180:530万円
・メルセデス・ベンツSLC180スポーツ:590万円
・メルセデス・ベンツSLC200スポーツ:685万円
・メルセデスAMG SLC43:970万円

ベンツのオープンカー総括

どの車もラグジュアリーでありながら、それぞれのモデルの魅力があふれていますね。なおかつ快適にオープン走行ができるような装備も十分で、高価ながらもそれだけの価値はありそうです。

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ