ドライバー憧れの的!ランボルギーニの新型車について知っておこう!
2016/11/21
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フェラーリというと2人乗りで車高が低いスーパーカーというイメージがあると思います。そのフェラーリには実は4人乗りの4輪駆動車があり、今年GTC4ルッソという名で新型となりました。フェラーリの新型4輪駆動モデルとなるGTC4ルッソの魅力をご紹介します。
新型フェラーリGTC4ルッソは、2011年に発表した「FF」の後継モデルとなる車です。2016年3月のジュネーブモーターショーにて発表されました。
実質的には「FF」のビッグマイナーチェンジとも言えますが、新型の内容を見るとフルモデルチェンジと言って問題ないほど大幅に変わっています。
FF同様、フェラーリには珍しい4人乗りとなっているのが大きな特徴となっています。
スタイルとしては、新型もFFと同じシューティングブレークスタイルと言われるものですが、よりアグレッシブな印象のデザインとなっています。
新型を見て特に印象的なのは、より大きくなったフロントグリルの開口部と、丸目4灯のテールライトです。他にもフェンダーのエアベント、リアスポイラー、リアディフューザー、などが主な変更点となっています。新型は旧型と比べてよりスポーティかつアグレッシブなデザインとなっており、現在のフェラーリにおける他モデルのデザインと統一が図られています。
丸目4灯のテールライトなんかは、伝統的なフェラーリという感じですね。
フロントフェンダーに設けられたエアベントです。新型のデザインにおいてフェラーリの歴史を感じさせるポイントとなっています。
リアスポイラー、リアディフューザーも新たに装備されており、スポーティーさが増しています。
インテリアについても新型のフェラーリとして十分なものとなっています。
デュアルコクピットデザインを基調に、中央にはマルチタッチスクリーンの大型センターモニターが設置されています。また、助手席側にも薄いディスプレイがあり、運転状況やナビゲーション情報などが表示されます。
フェラーリとしては意外ですが、物置や収納スペースも多くなっており、新型は実用性も向上していることがわかります。
シートは旧型同様に新型も独立式となっており、しっかりと座ることができるだけの余裕が確保されています。居住スペースとしては長距離の移動が快適になされるだけの空間が確保されています。
トランクの広さはフェラーリのスーパーカーとして考えると、大容量となっています。さらに後席を倒して容量を拡張することもでき、かなりの実用性を持っていると言えます。
助手席に設置されているディスプレイは、タッチパネル式となっており、車両情報を表示するだけでなく、オーディオなどのコントロールもできるようになっています。この点も最近のフェラーリに見られる装備ですね。
新型は旧型と同様に6.3リッターV12エンジンが搭載されています。
最高出力を新型では690psとし、旧型より30psアップしており、全回転域においても平均5%のトルクアップを実現しています。
新型の最大トルクは71.1kgm(697Nm)で、その8割は1750rpmで得ることができ、低速でもパワフルなパフォーマンスを体感できます。
さらにCO2排出量についても3%減らすことができており、フェラーリの新型車のエンジンとしてはまさに隙はありません。
これらの改良については、フェラーリの特別限定車であるF12tdfの開発によって得られたノウハウをフィードバックしているようです。
燃焼室の設計や、ガソリンの実オクタン価を随時把握して点火の調整を図るイオン検出システム、燃焼を安定を目的としたマルチスパーク・シリンダー・アクティベーションなど、フェラーリが保有する様々な技術を惜しみなく投入しています。
また、フェラーリと言えば官能的なエンジンサウンドですが、新型のエンジンサウンドについてもこだわっています。高速走行時にはパワフルな、市街地などでは控えめで耳に心地いいサウンドになるように調整されています。
これによりフェラーリらしい官能性をスポイルすることなく、乗車する人の快適性も向上させています。
新型の4WDシステムは、基本的には旧型と同様で、4RMとフェラーリが呼んでいる方式をさらに洗練させたものとなります。
これに新型では後輪操舵(そうだ)のシステムも新たに加えることによって、4RM-Sというシステムを搭載されています。これにより、あらゆる路面状況で高いパフォーマンスを発揮させることが可能になっています。
フェラーリの新型の名に恥じない高性能さと、今までのフェラーリではあきらめなければならなかった実用性を併せ持っている車になっており、フェラーリを倦厭していた人にも魅力的な1台となっています。
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