フリード モデルチェンジで脅威の30km/L！発売予定は2016年!?

ちょうどいいサイズのコンパクトミニバン 新型フリードが2016年にフルモデルチェンジされると予想されている。新型フリードは、本来なら2015年下半期にもデビューする予定だった。しかし、フィットに端を発する品質問題の影響を受けて、開発作業は後回しとなり、当初の計画より大幅に遅れている。いまのところ2016年半ばに発表される見通しで、1年近くズレ込む計算になる。 新型フリードでは、ダウンサイジングユニットである、1Lの直3ターボが搭載される計画もあるが、こちらもエンジンの開発が遅れていて、デビュー当初は直4ユニットを搭載する可能性がある。
また、モデルチェンジで大きく変わるのは燃費性能とターボエンジン搭載でハイパワーになる点だと見られている。

ホンダはフリードとフリードスパイクに新開発の1.0L 3気筒直噴ガソリンターボエンジン「VTEC TURBO」を搭載して燃費性能の向上とコストダウンを図る。低イナーシャ高応答ターボチャージャーと直噴技術により、従来の自然吸気エンジンをしのぐ高出力・高トルクと低燃費を両立した次世代のコンパクトエンジンだ。

VTEC（ブイテック）とは、可変バブル機構と呼ばれる、バブルの開閉タイミングなどをエンジンの回転数によって調節できる仕組みのこと。これにより、低回転時は少なめの吸気、高回転時には多めの吸気にできる、つまり、街乗りでの走行とハイスピードでの走行を両立させた画期的なシステムだ。これにより、速度の違いによる無駄をなくし、快適な走りと低燃費を実現した。

一方の新型フリードは、現行のフリードの燃費21.6km/Lを大きく上回り、燃費30km/L 前後になると見られている。

現行フリードハイブリッドが221万円〜なのに対して、新型フリードは180万円〜 での販売を目指しているとのこと。燃費も向上し、パワフルなVTECターボエンジンが搭載されながら、40万円ほど安く販売されるとなると、これは人気になるに違いない。

モデルチェンジしたフリードの発売予定は2016年4月と言われている。2008年にデビューしてから約8年が経っているので、今度のモデルチェンジには期待が大きい。