アメ車ファンなら一度は憧れるエスカレード！その維持費とは？

エスカレードの維持費について紹介する前に、まずはこの車がどういう車なのかを知るために、エスカレードについて紹介していきますので、「あまり良く知らない」という方は是非ご覧ください。

キャデラックと言えばアメリカを代表する高級ブランドであり、キャデラックモデルの中でもラグジュアリーSUVモデルとしてリリースされているのが「エスカレード」です。このエスカレードは1999年に発売され、その発売以降常にSUV界をリードしていると言っても過言ではありません。

エスカレードは1999年に初代モデルが誕生し「2002年に2代目」、「2007年に3代目」とフルモデルチェンジがおこなわれ、2015年に現行モデルである4代目エスカレードとなり、グレードは「プレミアム」「プラチナム」の2グレード展開としています。

ボディサイズや排気量などを知ることは、購入後の維持費を考える上で重要なことです。次にこの車のボディサイズや排気量を知るために、エスカレードのスペックを紹介していきますのでご覧ください。

それでは本題であるエスカレードの維持費について紹介していきますので、これを参考に車両購入だけを考えるのではなく、購入後の維持費についてもしっかり考えておいてください。

まずは維持費として一番初めにかかるのが「車両購入時の初期費用」です。ちなみにエスカレードを新車で購入する場合の車両価格は「プレミアム」で1249万円、「プラチナム」で1349万円ですので、この車を新車で所有するには最低でも1000万円は超えます。

（中古車であれば新車で購入するよりかは多少初期費用を抑えることは可能です。）

エスカレードを購入する際、ローンを組むという方が殆どだと思います。ローンは返済回数が多くなればなるだけ金利も上がりますので、ローンで購入を考えているのであれば出来るだけ頭金を多めに入れ、返済回数を減らすことが重要です。

次に、車を所有すれば「自動車税」「重量税」「自賠責保険」という税金が必ず発生します。金額は車体によって異なり、エスカレードの場合は通常の国産車より割高であると考えておいてください。

ではエスカレードの「自動車税」「重量税」「自賠責保険」について詳しく見ていきましょう。

まずは自動車税です。この自動車税というのは毎年5月に請求される税金でエンジンの排気量で支払う金額が定めらており、エスカレードの場合エンジンの排気量が6162ccですから、自動車税として年間111,000円がかかります。

自動車重量税は年間で計算されますが、大体車検時にあわせて支払うようになり、エスカレードの場合、車両重量は2,650kgで30,000円ですので、2年で60,000円となります。

自賠責保険は車の購入時、必ず加入することが義務付けられており自動車重量税と同様、車検時に支払うことになります。エスカレードの場合、概算で年16,350円、これを車検時に支払いますので32,700円となります。

新車で購入した場合3年後、それ以降は2年毎に車検を受けなければなりません。エスカレードの場合、重量税、自賠責を合わせ最低でも11万円程とされており、そこから修理箇所や交換部品などでプラスされていきます。

走れば走るだけ燃料はかかります。エスカレードの燃費はおよそ5km/Lとあまり良いとは言えません。ちなみにエスカレードに使用するガソリンの種類は無鉛プレミアムガソリンが推奨されていますが、無鉛レギュラーガソリンでも良いとのことです。

駐車場の料金は地域により変わりますが、首都圏だと月3～5万円以上となりますので維持費としては大きな出費となります。

任意保険は強制ではなくあくまで任意ですので、入らなければもちろんその分維持費としてはかかりませんが、万が一の時に備えるのもドライバーとしての責任ですので車を所有したら任意保険もしっかり加入するようにしてください。

車を購入する際、つい車両本体価格の事ばかりを考えがちですが、エスカレードを所有するとこのように沢山の維持費が発生してきます。

維持費の事を考えず、中古車で安く手に入れられるからと購入してしまうと維持していくのが難しくなり折角購入した車を手放さなくてはならないという事態になりかねません。

エスカレードを購入する時は、後の維持費のこともしっかり検討する必要があります。