試乗できない幻のスポーツカー!?ホンダS360とはどんな車?
2015/12/15
ゴンタ
マツダ入魂の2シーター・オープンカーであるロードスター。その実力は世界にも認められています。そんなロードスターの試乗インプレッションをまとめてレポートします。オープンカーに乗ったことがない人も、これを読めばきっとロードスターを試乗したくなるはずです。
ロードスターはマツダ株式会社が販売する2シーターのオープンカーです。
初代ロードスターは、1989年にユーノス ロードスターとしてデビューしました。
2000年には生産累計53万1,890台を達成したことにより、あのギネスから「世界で最も多く生産された2人乗り小型オープンスポーツカー」として認定を受けました。
2015年には4代目となり、「感(Kan)」という視点から、「誰もが一瞬で心ときめくデザイン」や「誰もが夢中になるドライビング体験」「誰もが開放的でリフレッシュできる気持ちよさ」を実現することを試みています。
その結果、先代より約100㎏軽くなり、乗る人の姿が引き立つデザイン、前後重量配分50:50など、様々なこだわりが具現化されています。
その完成度の高さから、2016ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー、2016ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー、2015-2016 日本カー・オブ・ザ・イヤー、2015-2016日本自動車殿堂カーオブザイヤーと、多くの賞を受賞しています。
まずはエンジンについて見ていきます。ロードスターのエンジンはアクセラ用SKYACTIV-G 1.5をベースとしながらも、主運動系、シリンダヘッド、シリンダブロック、吸排気系、冷却系と、ほぼ全てのパーツが専用のものが採用されています。
これによりスポーツカーにふさわしい,高回転域までどこまでも軽快に伸びていくエンジントルク特性を実現しています。
ロードスター・エンジンスペック
エンジン種類:水冷直列4気筒 DOHC 16V
総排気量:1,496cc
最高出力:96kW(131ps)/7,000rpm
最大トルク:150N・m (15.3kg-m)/4,800rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
ロードスターのために作られたエンジンですので、試乗でもそのこだわりを体験することができるでしょう。
次にロードスターの走行性能について見ていきます。
極限まで軽量化されたボディ
先代に対して約100kg軽量化しただけあって、軽快な運転を体験できます。
1.5Lの小排気量で131馬力と、スペックだけ見ると非力そうなエンジンですが、実際の試乗では普通に走る分には十分な性能を持っているとわかり、試乗前の心配は杞憂に終わります。
サウンドやスムーズに吹き上がるエンジンなど一つ一つがよく作りこまれており、街中をゆっくり走っていても楽しく、それでいて乗り心地は快適なことが試乗でもわかります。
誰でも楽しめる走行性能
確かにある程度の速度でカーブを曲がるとスポーツカーにしては大きめにロールしますが、それで走行が破たんするわけではなく、きちんとコントロールすることができます。
ロードスターは誰でも安全にスポーティな運転が味わえるスポーツカーといえるのではないでしょうか。
ロードスターの各グレードにおける燃費性能はJC08モードで次のようになります。
・S(MT) 17.2km/l
・Special Package(MT)17.2km/l(i-ELOOP+i-stop装着の場合18.8km/l)
・Special Package(AT)18.6km/l
・Leather Package(MT)17.2km/l(i-ELOOP+i-stop装着の場合18.8km/l)
・Leather Package(AT)18.6km/l
・RS(MT)17.2(i-ELOOP+i-stop装着の場合18.8km/l)
・NR-A(MT) 17.2km/l
現代の車としてはとりわけ良いわけではありませんが、スポーツカーにしてはなかなか良いのではないでしょうか。1トンを切る非常に軽い車ですので、実燃費もカタログ値に近いものだ出せるかも知れません。
試乗した際に試乗車の燃費計を確認してみるのも良いかもしれませんね。
ロードスターの内装デザインは、現代のスポーツカーとして十分かっこいいと思えるデザインをしていますが、かと言って大げさで押しつけがましいわけではなく、上質な質感が実現できています。
他にもマツダコネクトを採用しており、世界におけるトレンドも抑えています。
試乗で着座したときの運転姿勢はごく自然で、ロードスターがドライビングポジションにこだわって作りこまれていることがわかります。これはぜひ試乗して体験してもらいたい点です。
意外と大きいトランク
ロードスターは2シーター・オープンカーであるにも関わらず、ユーティリティについてもよく考えられています。トランクには機内持ち込みサイズのバッグが2個収納でき、あちこちに小物入れも用意されています。Leather Packageであればシートヒーターも付きますので、日常使用では意外と不便さは感じなさそうです。
収納スペース
ロードスターを試乗してみた結果をみると、非常に好印象な内装となっています。ぜひ実際に試乗してみてもらいたいと思います。2シーター・オープンカーなんて敷居が高いのではないかという、試乗前に抱いた不安が払拭されることでしょう。
ロードスター試乗の評価を総合してみると、誰でもスポーティな運転が楽しめる車だと言えるのではないでしょうか。
ぜひ実際にロードスターを試乗してみて、その美しいデザインや走行性能を体験してもらいたいと思います。
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局