軍用4輪駆動車がルーツとなっているラングラーの燃費情報が知りたい

燃費が気になるラングラーですが、まずはラングラーがどんな車なのかご紹介いたします。

ラングラーは1987年からジープブランドで販売されているクライスラーの本格クロスカントリーカーです。

現在販売されている3代目モデルのラングラーは2006年の北米国際オートショーで発表され、その翌年から発売が開始されました。

それまでのモデルに比べて大幅に大型化し、2ドアモデルよりもホイールベースが延長された4ドアモデルが追加されるなどSUV化が進むことになりました。

搭載されるエンジンはクライスラーのV型6気筒 3.8L EGHエンジンですが、欧州市場ではVMモトーリの直列4気筒 2.8L ターボディーゼルエンジンが搭載されています。
なお、後者のエンジンはアメリカ国内の排出ガス基準には適合していません。

日本でも2007年3月16日に販売開始となっています。

ラングラーの価格はグレードによって異なります。

【Sahara】約396万円
【Unlimited Sport】約396万円
【Unlimited Sahara】約428万円
【Unlimited Sahara レザーシート】約444万円

それではラングラーの燃費についてみていきたいと思います。

それではラングラーの燃費をご紹介してきたいと思います。
まず最初にご紹介するラングラーの燃費情報はカタログ燃費です。

ラングラーのカタログ燃費は以下のようになっています。

【Sahara】7.9km/L
【Unlimited Sport】7.5km/L
【Unlimited Sahara】7.5km/L
【Unlimited Sahara レザーシート】7.5km/L
（いずれもJC08モード燃費）

ラングラーはアメ車らしい燃費性能になっていますね。
ジープの車に乗りたい方は燃費なんて気にしていられません！

次にラングラーのオーナーの方々の標準実燃費をご紹介いたします。

ラングラーのオーナーの方々の標準的な実燃費は以下のとおり。

レギュラー：5.80km/L
ハイオク：5.92km/L

アメリカのような広大な土地であればカタログ燃費に近い値になるものと思われますが、日本の都市部だとカタログ燃費通りの燃費性能をはっきするのはやや難しいようですね。

続いてラングラーオーナーによる燃費評価をご紹介いたします。
オーナーの方々はラングラーの燃費をどのように評価しているのでしょうか。

ラングラーに乗っている方による燃費評価ですが、良い・悪い両方の意見がありました。
最近流行りのハイブリッドやエコカーと比べるとさすがに燃費は劣りますが、「このサイズのアメ車だから」と割り切っている方にすれば良い燃費のようです。

それでは最後にラングラーのライバル車種との燃費比較をしてみたいと思います。

JC08モード燃費：6.6km/L
10・15モード燃費：13.5～15.5km/L

欧州モード燃費：7.4～10.3km/L

JC08モード燃費：8.5～10.3km/L
10・15モード燃費：5.6～7km/L

ラングラーのライバル車種の燃費をご紹介しました。
こうしてみるとラングラーは同クラスの中でも標準かやや上の燃費性能であることが分かります。