2016/05/19
Mive
トヨタでは多くの車種にハイブリッドモデルが誕生しました。意外にもマークXはまだハイブリッドではなく、その登場を心待ちにしている方も多いと思います。そこで今回は、マークXのハイブリッドが登場したらどんな性能なのか、予想したいと思います。
マークX 駐車場にて
初代マークXが登場したのは2004年です。初代と言っても、マークⅡの世代から数えると10代目となります。マークXはトヨタが販売する高級セダンで、クラウンと比較されることも多い車種です。現在は、FR式のスポーツタイプのマークXが販売されており、スポーツタイプとしてもその地位を確立し始めています。
ハイブリッドの証!「ハイブリッド・シナジー・ドライブ」マーク。
ハイブリッドカーとは、エンジンと電気モーターなど2つ以上の動力がお互いを助け合ってエコな走りをする車といえます。電気モーターを補助的に使って走りエンジンのアシストをするタイプが多いですが、中には短距離だけなら100%電気モーターの出力で走れる車種も存在します。
クラウン ロイヤルサルーン
アイドリングストップ機能がついている車種は多く見かけるようになりました。しかし、それだけではただの「エコカー」です。ハイブリッドシステムはそれとは比較できないほどの性能を持っています。例えば、停車時はエンジンはストップしバッテリーだけが稼働しています。また、低速でもバッテリーが主となって走行し、高速に移る際もバッテリーが補助的な役割をします。
クラウン・ハイブリッドのイメージ (トヨタHPより)
減速したときは、バッテリーが充電されます。エネルギーを無駄なく使う仕組みがハイブリッドシステムの真骨頂です。
クラウン・マジェスタの燃費を比較
ここでは「クラウン・マジェスタ」を例に新旧の性能差を予想したいと思います。
旧型のクラウン・マジェスタ(2WD)の燃費が10・15モードでガソリン1リットルあたり9.1キロ走ります。
新型のクラウン・マジェスタ(2WD)の燃費がJC08モードでガソリン1リットルあたり18.2キロです。
新旧比べてみると、この差はなんと2倍です。この倍率は4WDでもあまり変わりはないとのことです。
夜の街を走る「マークX」
という事で同じ高級車セダンに属するマークXにもこの倍率を当てはめてみましょう。気になるハイブリッドの燃費はどれくらいでしょうか?
マークX V6 3.5L(2GR-FSE)のエンジン性能
マークX V6 3.5L(2GR-FSE)の燃費がガソリン1リットルあたり10.0キロなので、その2倍の20.0キロは走れるのではないかというのが試算の結果になります。ハイブリッドシステムも車種での大きな変化がないと見ての予想になりましたが、燃費という「結果」がハイブリッドシステムの性能を一番表現できると考え、燃費に焦点を当ててみました。
マークX イエローカラー
初代マークXが2004~2009年の6年間、二代目が2009年~現在発売中だが2018年で丸9年となりフルモデルチェンジの時期が近づいている!
セダン市場ではホンダがアコードハイブリッドを出すなどハイブリッド化が進んでおりトヨタも最近では、新型クラウンでハイブリッド化を進めており、次にマークXがモデルチェンジのタイミングでハイブリッド化される予定だ。
マークX・ハイブリッドもそろそろ見られそうですね。
マークXのモデルチェンジ時期が話題になっています。それは現行マークXは2009年に発売されたモデルで既にもう6年経っているからです。
現行マークXは2代目のモデルであり初代から切り替わる際のスパンは5年でしたので、現行モデルでは既に5年を超えています。しかも2012年にはマイナーチェンジが施されているだけに今年にはフルモデルチェンジが行われると考えられていたからです。
ところが、この予想がどうも違うようなんです。
確かに今年にモデルチェンジが行われるのですが、それはフルモデルチェンジではなくマイナーチェンジとなる様なんです。つまり現行型は後期モデルではなく中期モデルということらしいのです。
フルモデルチェンジかマイナーチェンジかで意見が割れるようですが、いずれにせよそろそろ新型が出そうな予感です。
エレガンスなマークX
いかがでしたでしょうか。燃費もさることながら、省エネ技術がハイブリッドシステムの向上につながります。その技術の推移も見守りたいですね。
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