ガソリン、ハイブリッドどっちにする？シエンタの燃費を比較！

2015年、2代目となるシエンタが販売されました。
今回はそんなトヨタシエンタのガソリン車とハイブリッド車の燃費と実燃費、さらにはオーナーによる燃費評価をご紹介します。
まずはシエンタについて簡単にご紹介します。

初代の発売から12年を迎え、シエンタは初のフルモデルチェンジを行いました。
シエンタは5ナンバーサイズの7人乗りミニバンで、初代はガソリン車のみだったのに比べ、2代目ではハイブリッド車も追加で設定されました。

2代目シエンタはこれまでの「ミニバン=四角いハコ型」という概念を打ち破り、トレッキングシューズをイメージした「Active & Fan」をテーマにレイアウトされ、その機能性と動感を表現したデザインで非常に注目を集めました。

また2代目シエンタは初代シエンタと違い、燃料タンクを薄型化してセカンドシート下に搭載し、ハイブリッド車に搭載されているバッテリーをセカンドシート足元の下に搭載したことで段差の少ない低床フラットフロアを実現しました。

それによってスライドドアの乗り込み高さを2WD車では55mm低くすることができ、さらにはドア実開口幅も50mm拡大、乗降性を高めました。
「プチバンは狭い」というイメージを払拭するべく、様々な改良が施されています。

さて、次は本題の2代目シエンタの燃費と実燃費を見ていきます。
まずはシエンタのガソリン車の燃費と実燃費をご紹介します。

2代目シエンタのガソリン車のカタログ燃費はJC08モード燃費で20.6km/Lとされています。
ちなみに初代シエンタのカタログ燃費がJC08モードで17.2km/Lなので、モデルチェンジに伴って大幅に燃費が向上していることがわかりますね。

そしてシエンタの購入を考えている人が最も気になるガソリン車の実燃費ですが、平均で12～16km/Lとなっています。
実燃費は運転の仕方や交通状況によって大きく変化しますので、あくまでも平均値として参考にしてください。

さて次はシエンタのハイブリッド車の燃費と実燃費をご紹介します。
ガソリン車と比較してどのくらい燃費が向上しているのでしょうか。
さっそく見ていきましょう。

シエンタのハイブリッド車のカタログ燃費はJC08モードで27.2km/Lです。
やはり、ガソリン車と比較すると大幅にハイブリッド車の方が燃費が向上していますね。
価格の差としては30～40万円くらいですので、ハイブリッド車の方がお得かもしれませんね。

ですが、問題なのはハイブリッド車の実燃費ですよね。
ハイブリッド車の平均実燃費は16~21km/Lで、やはりガソリン車よりは伸びています。
しかし乗り方次第では、ガソリン車でもハイブリッド車と変わらないくらいの走りができそうですね。

では、最後にシエンタオーナーによる燃費評価をご紹介します。
2代目シエンタのガソリン車、ハイブリッド車、それぞれのオーナーの燃費評価なので、両者の意見を参考にしながら、どちらを購入するのが得なのかを考えてみてください。

まずはシエンタのガソリン車の燃費評価ですが、
「山間の峠道を日常的に走るので、長い登りと長い下り坂でアクセルワークは両極端となるも、信号は少ないのでリッター18.5㌔とコンパクトミニバンなら立派な値となっている。※2WD」
という評価がありました。

その一方で「思ったより燃費が伸びません。13km/lほどです。」
という評価もガソリン車の評価にはあります。

次にシエンタのハイブリッド車の燃費評価ですが
「燃費はハイブリッド車では普通といった感じです。ミニバンではいい方かも。スライドドアを左右に装備しているために車重が重く、プリウスやプリウスα並までは望めません。」
「エンジン、走行性能、燃費は、大満足」
という評価があります。

他にも「エアコンはオートで25℃固定、1名～4名+荷物フル状態などランダムに行い、燃費走行を意識せず走ってトータルの燃費は20.9km/Lでした。テクニックを持っている人ならばもっといい燃費を出せているでしょうが、個人的には十分だと思います。」
という評価がありました。