5ナンバー車フィットシャトルのハイブリッド車を選ぶ理由って？

フィットシャトルのハイブリッドシステムについて触れる前に、
まずはフィットシャトル自体の魅力をお伝えしようと思います。

フィットシャトルは、本田技研工業が製造、発売していたステーションワゴン型の小型乗用車です。2代目のフィットがベースとなったステーションワゴンであり、ガソリンエンジン仕様のラゲッジ容量は、床上496L+床下94Lの合計590L（FF仕様）を有しているが、ハイブリッド仕様のラゲッジ容量は、床下にバッテリーを搭載するため、床上496L+床下21Lの合計517Lとガソリン車に対し73L減少しています。しかし、5ナンバー車のステーションワゴンにしては広い室内が確保されています。また、燃費や室内のデザイン、スマートな外装も人気の秘密です。

フィットシャトルのハイブリッド車を選ぶのか、それともガソリン車を選ぶのか。
それにはもちろんハイブリッド車の性能に注目する必要がありますね。

フィットシャトルのハイブリッド車とガソリン車のメーカー希望小売価格は、
・フィットシャトル　HYBRID特別仕様車〈クールエディション〉　　　⇒　　1,949,142円
・フィットシャトル 15X特別仕様車〈クールエディション〉（FF）　　 ⇒　　1,769,143円
・フィットシャトル 15X特別仕様車〈クールエディション〉（4WD）　 ⇒　　1,969,714円
となっています。気になる燃費（JC08モード）は、
・フィットシャトル　HYBRID特別仕様車〈クールエディション〉　　　⇒　　25.2km/L
・フィットシャトル 15X特別仕様車〈クールエディション〉（FF）　　 ⇒　　18.8km/L
・フィットシャトル 15X特別仕様車〈クールエディション〉（4WD）　 ⇒　　14.6km/L
となっています。ハイブリッド車の方が、約20万円ほど高いですが、燃費は6.4km/L向上しています。購入してから5～10年乗ることを考えると、ハイブリッド車の方がお得ではないでしょうか。

フィットシャトルを試乗した方の声によれば、
ガソリン車とハイブリッド車の乗り心地の良さはかなり異なり、走り出しのEV走行時は、スムーズかつ静かに走り出すため、エンジン音が静かで、また、長時間乗っても疲れないとの声多数。
さらに環境にも優しいとなれば、メリットしかありません。

フィットシャトルのハイブリッド車の良さがわかったところで、
そのハイブリッドシステムがどのようなものなのか、評価を含めて確認してみましょう。

フィットシャトルは、IMAハイブリッドを採用しています。このハイブリッドシステムは、軽く、小さくを追及しており、軽いほどクルマは低燃費で走れ、メカが小さいほど人の空間は広くできます。また、エンジンは、燃料を効率的に使って大きなパワーを生み出す1.3L i-VTECを採用し、薄型でかつ力強さを兼ね備えた高性能モーターを組み合わせることで、低燃費かつパワフルな走りを実現しています。

さらに、エコアシスト機能がエコ運転の技術を磨いてくれます。これは、その瞬間のアクセルやブレーキの使い方が、燃費に良いかを色でお知らせするコー チング機能とその日のエコ運転度や上達度を、葉っぱで表示するティーチング機能を有しています。また、スイッチONで低燃費モードに制御するECONモードも存在します。故に、フィットシャトルでより環境に優しい運転が可能になっています。

なぜ、フィットシャトルを選ぶのか。

同様に人気のワゴン＆2BOXハイブリッド車、
「日産　エクストレイル　ハイブリッド」「トヨタ　カローラフィルダーハイブリッド」の２車と比べてみましょう。

日産　エクストレイル　ハイブリッドのメーカー希望小売価格は、
・エクストレイル　20X HYBRID “エマージェンシーブレーキ パッケージ” 　⇒　　2,804,760円
となっています。気になる燃費（JC08モード）は、
・エクストレイル　20X HYBRID “エマージェンシーブレーキ パッケージ” 　⇒　　20.6km/L
となっています。価格、燃費性能に関して、フィットシャトル　ハイブリッドの方が魅力的ではないでしょうか。

トヨタ　カローラフィルダーハイブリッドのメーカー希望小売価格は、
・カローラフィルダー　HYBRID　G　　　　⇒　　2,474,182円
となっています。気になる燃費（JC08モード）は、
・カローラフィルダー　HYBRID　G　　　　⇒　　33.8km/L
となっています。フィットシャトル　ハイブリッドと比較すると燃費性能が魅力的ですが、イニシャルコストは、高いようです。

実際にフィットシャトルのハイブリッド車を購入した人の満足度はどうでしょうか。

・燃費については、申し分なし。
・エンジン性能は、ハイブリットということで期待はしてなかったけど、低速からのトルクは一定の力強さがありました。
・価格は、装備に対してかなり安いのではないでしょうか。
・最大のうりであるラケッジスペースは非常に広いです。

などなど。逆に不満な点もあげてみましょう。
・エコアシスト機能は、アクセルの踏み方が少しでも違うとアシストしなくなったり、逆にチャージしなくなったりと、かなり難しい印象です。
・街乗りする分には良いですが、高速や山道では結構きついため運転していて疲れます。

ただし、総合評価としてはプラスで、フィットシャトル　ハイブリッド購入者の満足度はなかなかのようです。
フィットシャトルハイブリッドの魅力は、
燃費性能の良さや、ラゲージサイズの大きさということでしょうか。

いかがでしたか？
フィットシャトルのハイブリッド車の魅力をお伝えしました。
ガソリン車ではなくハイブリッド車を選ぶ理由。
他の車種ではなくフィットシャトルを選ぶ理由。

まずは試乗して、違いを体験してみてはいかがでしょうか。