日産の最高級セダン「フーガ」。燃費と実燃費をご紹介します。

いわずとも知れた日産の誇る最高級車「フーガ」。
まずは改めてどういう車種なのかを見ていきましょう。

フーガは40年以上活躍した「グロリア」や「セドリック」の後継車として2004年に誕生し、トヨタ「クラウン」などの他社の高級車に対抗車種として今も活躍しています。
2009年にフルモデルチェンジし、2010年には待望のハイブリッドモデルも追加された。

それでは今回の本題、気になる燃費はどうなのでしょうか。

フーガのガソリン車は搭載されているエンジンが２種類あります。
VQ37VHRエンジン & VVEL　3.7L　JC08モードで8.9～9.4km/L

VQ25HRエンジン2.5L　JC08モードで11.2km/L

フーガハイブリッドモデル
ハイブリッド用エンジンVQ35HRとモーター駆動3.5L　JC08モードで17.8～18.0km
となっていました。
フーガのガソリン車は高級セダンとしての燃費は高くもなく、低くもなくといった感じですが
やっぱりフーガハイブリッドは2倍くらいの低燃費ですね。
燃料はどちらもハイオクなのでお財布に優しいのは当然ハイブリッド車ですね。

カタログに載っている燃費はあくまでもJC08モードという参考程度の数字。
やっぱり気になるのは実際に乗ったときの実燃費！
フーガを購入した人の声を調べると...

ガソリン車のフーガの実燃費は
約6.5km/L～9.5km/L
約5.9km/L～8.7km/L

ハイブリッド車のフーガの実燃費は
約10.4km/L～14.8km/L
というフーガユーザーの声が多かったです。
やっぱり多少は下回るということですね。

ここまで、フーガの燃費と実燃費を見てきました。
それではフーガの燃費に対する評価はどうでしょうか。

いろんな声を集めたところ・・・
「他写のセダンにくらべると良いと思う」
「高級車らしくゆっくり優雅に走ると燃費がいい」
「高速走行では7速ATなので大人しく走ると回転数が低く意外に伸びる」
との声があります。
一方、
「加速やパワーはいいが、それに応じて燃費が悪い。」
「街乗りでの燃費が悪い」
「燃費以外は大変良い」
「力強い走りが出来る分、燃費が悪い」
との声も。
ユーザーの乗り方によって燃費が大きく変わるようですね！
ということは、燃費をよくするような運転方法がありそうなので、調べてみました。

フーガのガソリン車は高速走行でのエンジン回転数が低く走行できるので、高速などでは低回転を維持することです。
街乗りのフーガは排気量が大きくパワフルな分、ちょっとアクセルを踏むだけで予想以上に加速してしまうので、基本ですが、ゆっくりアクセルを踏み、徐々に加速をすることですね。

フーガハイブリッドは、全ハイブリッドにも共通することですが、街乗りの出だしはしっかりアクセルを踏んで十分加速して、一旦アクセルを離し徐々にアクセルを踏むことで燃費がよくなります。

フーガのような高級車を乗ってもやっぱり経済面の燃費は気になりますよね。

さて、ここまでフーガの燃費や評価などを見ていただきましたが、最近の他社の高級セダン車も低燃費をウリにしています。
フーガのライバル車となる高級セダンの「燃費」と「実燃費」を見てみましょう。

　カタログ燃費
クラウンアスリート　　9.6～11.4km/L
ハイブリッドアスリート　　23.2km/L

　実燃費
クラウンアスリート　平均9.11km/L
ハイブリッドアスリート　平均17.5km/L

GS450ｈ
カタログ燃費　　18.2km/L
実燃費　　平均　12.1km/L

いかがでしたか？フーガは排気量も大きくパワフルな車なのでずっしりした安定感のある車だと思います。
高級セダンにも、燃費重視の車や乗り心地、フーガのようなパワー重視の車。
用途やユーザーのニーズによって違いますので、フーガだけでなく高級セダンを購入検討している方は是非参考にしてください！！