2015/11/17
takeitokiyoto
何ともいえない艶やかさと曲線美を感じられる高級車セダンの一つ『日産 フーガ』。トヨタのクラウン、メルセデスベンツのEクラスセダン、BMWの5シリーズ等々・・・いろんなセダン型の高級車がありながら、あえて今回、日産のフーガの魅力を大調査!
2004年に、日産の上級セダン、高級セダンの姉妹、日産グロリアと日産セドリックの後継車として誕生しました。その名も日産フーガ。生まれは栃木の工場です。
FRと4WDとあります。4ドアタイプで乗用車ではありますが、スポーティーな走りができるのも魅力ではないでしょうか。
1959年から2004年まで製造されていた日産グロリア。1960年から同じく2004年まで製造されていた日産セドリック。上級セダンに高級セダン、どちらも姉妹車でしたが統合された車種としてこの二種に代わる高級車として出来上がったのがこの日産フーガになります。
日産 初代セドリック1900カスタム後期型
日産 プリンス・グロリア(2代目) S40型系
しかしこの先代の関係は日産フーガと日産シーマの様ですね。フーガとシーマもいつか統合されてまた別の高級車が生まれるのかどうか、気になりますね。
日産フーガ、その姿がお披露目された当初は、顧客層が高級輸入車に流れがちであった時期で、再び顧客を国産高級車市場に呼び戻すという大役を担って開発された車だそうです。
日産フーガのターゲットユーザーは、年齢は30代後半から40代で、アルテッツァやアリスト、といった国産車に乗っていて、次は輸入車を購入しようと検討している方々、つまり車の良さが分かる大人の男達を狙ったわけですね。
日産自動車マーケティング本部マーケティングマネージャーの市野克己氏の当時のコメント
「このようなスポーツセダンに乗っている方はクルマにも詳しく、クルマの違いが分かる方々だと思います。そういった方にもフーガは訴求力のあるクルマに仕上がっています」
「走りに関してはBMW『530』をライバルと想定して開発を進め、それを超えることができたと思っています」
「さらにフーガには、BMWにはない日本的なおもむきのあるインテリア、優美さや力強さを調和したエクステリアを実現しました。それでいながら価格は400万円代前半に抑えています。そういった点からも、クルマの本質を分かっていただける方には、フーガの魅力を充分理解していただけると思います」
日本語では『風雅』
兎に角、美しさの中にもスポーティーな走りを追求した、そんな洗礼されたような雰囲気からこの名前が付けられたのかもしれませんね。
日産フーガの別名は『インフィニティ・M』。響きがもうカッコいいですね。
その造形美
日産フーガの何ともいえないこのフロント部分の曲線、後ろの方の丸み、見ててうっとりしてしまいます。
内装の高級感
勿論オプションなどにより変わってくるとは思いますが、ブラウン・ブラック・ベージュからシートの色も選べ木目調も相まって高級感UPですね。日産フーガらしさが出てると思います。
最先端の全方位セーフティ機能を採用
今となってはどの車においてもついていて当たり前かもしれませんが、日産フーガも例に漏れることなく最近の物は前方にはエマージェンシーブレーキ・PFCW(前方衝突予測警報)など、側方にはさらに四つの機能、後方に一つの機能をグレード別で設定でき、アラウンドビューモニターも搭載
クルマでいこう!2015/6/7
ポイントをまとめられた新型フーガの説明が分かりやすくみられると思います。
日産 フーガ NISSAN FUGA のご紹介です。
生の声が聞けますので日産フーガの購入の際に参考になるかと。
日産 ビックマイナーチェンジ新型FUGA『フーガ』HYBRID 体感インプレッション!
このフロントフェイスのカッコいい感じがたまりません。
新型フーガ公開!撮影してきました。日産フーガ370GTタイプS モデルチェンジ 2015年(平成27年)2月 動画
日産フーガといえば刑事ドラマシリーズ『相棒』でもお馴染みですが、とても納得というか、様になりますね。
日産フーガが魅力あるのは分かったから乗ってる人からしたらどーなんだよ、というツッコミが聞こえてきそうなのでここら辺で評価のほどを見ていこうと思います。
カーセンサーさんの口コミレビューの総合評価は現時点で星4つになります
良かった点
(1)高級外車やGTRには劣るが、国産セダンの割には加速が強く、高速道路でストレスを感じずに走れる。日本の道路事情では、これくらいでも十分かなと思います。 (2)室内が広い。よくセダンは室内が狭いと言われるが、このクラスの車に至っては例外かな?と感じました。 (3)レクサスLS等には少し劣るものの、乗り心地が良い。老若男女共にウケが良い。乗せた人には、助手席、後部座席共に本革シートのふかふかな感じが良いとの評価を頂いてます。 (4)オリジナリティがある。レクサス、トヨタ及び高級外車等と比べると知名度が低いが、逆に言うと人があまり乗っていない車(特に、450シリーズはほとんど見かけない)を求める人間にとっては、良い選択肢と言えるだろう。私も、「価格が手頃で周りと被らない車に乗りたい」と思い、購入を決めた一人です。 余談ですが、馬力数がゾロ目と言うのも気に入りました。
気になった点
特になし。
総評
セダン好きな方は一度乗ってみることをお薦めします。フーガもニューモデルが出ましたが、450シリーズが好きなので、暫く乗り続けようと思えるほど気に入っています。 ただし、車に対して、燃費と経済性を求める人には向かない車です。
どの方も言われていますがその高級感と安定感、ゆったりした感じに満足を得られているようですね。
では、日産フーガの燃費の面は?というとこれは乗り方やその持ち主の環境などにもよってくると思いますので参考になりにくいとはおもいます。やはり燃費の面ではあまりいい声も聞こえてきませんが、力強い感じをもったスポーティーな走りもできる車となると燃費の面も致し方ないのでは?と自分は思うのですが、一意見ということで。
他の意見もみてみると、その室内の広さ。開放感が違うとのコメントも。
エンジン音に関していうと、もっと重厚感があってもいいのでは?と思われる方もいるようで、音の感じが少し軽いのかもしれません。
音がクラウンなどに比べると気になるといわれる方もいるようですが、逆にこのエンジン音が良いと言われる方もいるので、そこら辺も好みの域になってくるんではないでしょうか。
初代の日産フーガのターゲット層は丁度子供を抱えて、でも自分の車にもこだわりたくなるそんな男性がおおい30~40代。これから買い替えを検討する中で家族の意見も必要になってくる・・・。奥さんからしたら常に助手席の方だと足回りよりも乗り心地・・・気になりますよね。
先代のフーガは「走り重視」の方向に振りすぎていた感があり、
上級セダンとしては乗り心地が硬すぎるという印象があったが、
新型ではそれが格段に改善されている。
ふむ・・・ということはやはり初代の物よりかはこの方の乗られた2009年ほどの物から選ぶのも賢い選択かもしれません。しかしそこは自分のお財布との相談にもなってくるので難しいところですね。
日本の顧客層を国産車に引っ張ってくる一任として活躍してくれた日産フーガ。日産フーガのモデルをもとにさらに作り上げられたシーマが出てきたことにより、陰りが見えたかもしれませんが、やはりそのデザイン性などはフーガ独自の物ではないでしょうか。
年式、走行性などはやはり個人個人の好みになってはきますし、沢山の車の中の一部ではあるりますが、その魅力は他の車にも引けを取ったりはしないかと思います。人生の相棒にぴったりだと思われる人がこれからも増えるることを願います!
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