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コンパクトじゃないコンパクトカー「デミオ」!内装の魅力に迫る!

コンパクトカーの常識を打ち破ったデミオ!そんなデミオの内装はどういうところに魅力があるのでしょうか?また、デミオの内装に対する、購入した方の評価はどうなっているのでしょうか?かつてはマツダの救世主といわれた、デミオの内装・インテリアの魅力に迫ってみます。

「小さく見えて大きく乗れる」に始まったデミオの内装とインテリアに迫る

「小さく見えて、大きく乗れる。デミオ」というフレーズは30代以上の方なら、覚えている方も多いはず。そんなデミオの内装とインテリアに迫る前に、デミオについて少し説明したいと思います。

デミオ 内装・インテリア

デミオが誕生した1996年当時、マツダは経営難に陥っていました。そんな中、新ジャンルワゴンとして短期間で開発されたのがデミオです。デミオは大ヒットとなり、マツダは経営難から辛くも抜け出せました。そんなエピソードを持つデミオは「マツダの救世主」と呼ばれています。
特徴としては、荷室の大きさと、立体駐車場にも収まるサイズにあります。
コンパクトカーの小ささと、車内空間の大きさを両立させたデミオは、現行で4代目になります。
現在、ディーゼル車とガソリン車の2種類が存在します。

デミオの内装・インテリアとは?

初代から「常識を打ち破る挑戦」をコンセプトに開発を続けてきたデミオは、4代目で何が変わったのでしょうか?内装・インテリアを見ていきたいと思います。

デミオ 内装・インテリア

現行デミオは、「人間中心」の設計思想のもと、「人馬一体」を目指したとの事です。内装に施された数々の工夫や技術は長距離ドライブを可能にし、安全性も高めるものになっています。また、荷室についても、新しい工夫が凝らされています。

デミオの内装では、運転席を「運転に必要な部分」と「快適さに必要な部分に分けています。
「運転に必要な部分」としては「HUD(ヘッドマウントディスプレイ)」の配置挙げられます。
HUDには「必要最低限の情報」を表示されます。それを視線移動の少ない位置に配置することにより、運転に邪魔にならずに、疲れず即座に確認する事ができます。
また、前輪を前に出す事により、自然に座る事が出来るように工夫がされています。アクセルペダルやブレーキペダルの位置も若干変更になっています。

次に、デミオの内装のうち、「快適さに必要な部分」。
例えば、コマンダーコントロールの配置があります。
コマンダーコントロールは、オーディオの音量調節や、ナビの操作、電話帳の操作が行えるものです。これを、シフトレバーの下、左手を自然に下ろした位置に来るように配置しています。
その為、視線移動や腕の動きがなるべく少なくて済むのです。

シートにも新開発の振動吸収ウレタンを採用し、どんな体型の方が腰を落としても、しっかりとフィットするようになっています。

デミオの内装・インテリアにみる機能や収納は?

数々の工夫を凝らされたデミオの内装ですが、機能性や収納はどうなっているのでしょうか?
デミオの内装やインテリアを見た後は、デミオの内装における機能性や収納を見てみたいと思います。

デミオ 内装・インテリア

デミオの「人間中心」という開発思想は、機能・収納面でも表れています。
快適性を追求しようという挑戦が生んだものであり、どれも実用面で有効に作用しています。

デミオの内装・インテリアを見る限り、収納の位置にも工夫が凝らされています。
例えばサイドブレーキ右側に配置されたカップホルダー。サイドブレーキのすぐ前に配置されている車も多い中、実用性を重視した配置です。ドリンクを取る→置くという一連の動作が、サイドブレーキの邪魔が無く行うことが出来るような配置です。
サンバイザーを開ければチケットホルダーが顔を出す等、実用性を考えた収納位置になっています。

また、荷室は凹凸や出っ張りも無いフラットな作りになっています。開口部も広く、出し入れも快適に行えます。容量も、定員乗車時においても280L確保しています。

デミオの新型と旧型の違いは?

デミオの内装やインテリアを見てきましたが、旧型と比べて何が変わったのでしょうか?
ここでは、新型と旧型の違いを見ていきます。

新型 デミオ

デミオの内装は、これまで見てきた通り、「人間が自然に座った」ポジションを取れるよう工夫されています。その為、前席に関しては、旧型に比べてゆったり座れるようになっています。各種装置も、自然な動線に配置されています。
また、視線の移動をなるべく少なくするよう、HUDの装備等により、工夫がなされています。
さらに、振動吸収ウレタンの採用により、シートも快適なものになっています。

エンジンも、ディーゼルエンジン車が新しくラインアップに加えられました。
2WDでミッション車の場合ですが、JC08モードで30km/Lという低燃費を実現しています。もともと料金の安い経由ですから、経済的なメリットもかなり大きくなっています。

外観においても、旧型に比べて、より洗練された、躍動感のあるものになっています。

デミオを実際に購入した人による内装・インテリアの評価は?

運転席の快適さが増したデミオですが、実際に乗ってみてどうなんでしょうか?
実際にデミオを購入した人の声を集めてみました。

デミオ 内装・インテリア

デミオの内装は、色やデザインにおいてもこだわりを見せています。
「スタイル・コレクション」というコンセプトのもと、各グレードで違った色とデザインを採用することにより、選ぶ楽しさを増しています。

「内装は気に入っています。特にマツダコネクトは最高です。コマンダーコントロールでの操作も快適で、今までの2DINが霞んで見えます。」
「丸型の空調吹き出し口や、計器類のデザインも気に入っています。スイッチ類の感触も最高に心地良いです。ETCがバイザーの後にあるので邪魔になりません。」
「シートのフィット感も、オルガン式のアクセルペダルも、とてもしっくりきます。」
「内装は、欧州車を思わせる上質なデザインです。よく見るとチープさはありますが、コンパクトカーを越えたデザインは気に入っています。」

購入された方は、みなさん、内装は気に入っているようですね。
運転席の快適さは、コンパクトカーのなかでは、かなり良いものがあるようです。

こだわりの内装・インテリアを持つデミオの価格は?

マツダのこだわりが多く表れているデミオですが、価格はどの程度なのでしょうか?
少し調べて見ました。

新型 デミオ

【XD(ディーゼルエンジン)】
2WD:178万2000円
4WD:197万6400円

【13C】
2WD:135万円
4WD:154万4400円

【13S】
2WD:145万8000円
4WD:165万2400円

いかがでしたか?
内装・インテリアの進化により、運転席の快適さが更に増したデミオ!
コンパクトカーとは思えない運転席には満足度も高くなるようです。
でも、実際に体感しないと分からない事も多いと思います。

ぜひ試乗して、内装の良さを感じてみて下さい。

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