フェアレディＺを中古で購入！中古フェアレディＺの基礎知識まとめ

フェアレディＺの歴史は長く、日産自動車の前身、ダットサン時代よりその系譜は続いている。
日産フェアレディＺとしては１９６９年より歴史が続いている。（ダットサンはそれ以前）
特にアメリカではＺカー（ズィーカー）として親しまれ、日本を代表するスポーツカーである。
スポーツカーであり高級車といった他にないステータス性はフェアレディＺならではの魅力と言えよう。

Ｚ33を純粋に進化させたのがこのＺ34である。
エンジンパワー、ミッション機構ともに言う事無しである。
もちろんカスタムベースとしても大変オススメである。

それでは今回はそんなＺ34型フェアレディＺを中古で購入する際のポイントや価格相場をご紹介します。

～2010年式　　　　　　　150～330万円代
2011～2012年式　　　　260～360万円代
2012～　　　　　　　　　　280～400万円以上

フェアレディＺ34にはベースグレードからバージョンニスモと言うグレードまで存在する。
オプションのエアロパーツ、ボーズサラウンドスピーカー等の装着で未装着車との差は70～100万円の差がある。
もちろんそういったオプション部品が不必要であれば年式の底値額相場で購入が検討されるのである。

このＺ34をオススメする理由は完成度の高さである。
ゆえに頑丈なのだ。
ある程度適当に中古車選びをしても『掴まされない』車である。
しかし注意すべきポイントがある。
どんな酷い事故車でも修復すれば『売れる』車である。
そういった酷い事故車を掴まされてはいくら高性能なフェアレディＺであっても購入後に不具合にあるリスクは高い。
それではいくつかのポイントを指南しよう。

まずは修復歴のチェック。
多少の修復歴程度なら良いだろう。（車庫入れ失敗程度）

そして車体から離れて全体の色のチェック。
板金が施されている場合、塗装に違いが出る。見逃さないように慎重に。

ヘッドライトの左右の色の違いも注意して見たい。
どちらかが交換済みであれば左右に色の違いが出る。
これも慎重に精査したい。

フェンダーやバンパー、ボンネットやリアゲートのチリ（隙間）も見てみよう。
これが均等でなければ交換歴やボディーの歪みが考えられる。

ドア、リアゲートボンネット等、開閉部分のチェックだ。
ここが動きが渋い、もしくは開閉が悪いものは避けたい。

Ｚ34フェアレディＺにはいくつかのグレードが存在する。
その中でも注意したいのがバージョンニスモ。
これは本格的なスポーツ走行が売りでそのままサーキット走行も可能なのである。
サーキット走行では普段公道では考えられないくらいの重力や挙動が体験できるゆえに車への負担も相当なものだ。
まずフロントバンパー。良く近づいてバンパーに飛び石跡が無いか。
これが無数にある場合はハード走行歴があると思って良い。
それがわかればある程度慎重に下見をしよう。

ドア、リアゲートボンネット等、開閉部分のチェックだ。
ここが動きが渋い、もしくは開閉が悪いものは避けたい。

エンジンをかけアイドリングをし、しばらく様子を見る。
エンジンに異音があれば避けたいところだ。

ついでにボンネットを開けたのでヘッドライトのステーも見ておきたい。
ここが割れている、修復してある場合は要注意だ。

販売店に確認し、整備記録簿を確認したい。
もちろん素人にはわかない事もあるのでその車の状態を販売員に確認するのも手だ。

フェアレディＺの値引き交渉ですが、現在フェアレディＺを購入検討者はレガシィやインプレッサ、ＢＭＷ　Ｍシリーズ、ＩＳ-Ｆがマーケットを競っている。
よってその辺りを競合車に出すのが妥当かと思います。

フェアレディＺの中古車は市場に数も多い。
よって販売店をいくつも回って見積書をもらいましょう。

販売店間で競わせる方法もあります。

今まで乗っていた車を下取りに出す際には、オンラインなどでの無料査定を活用し、
その結果をディーラー店に持っていくことで、
かなり高い値段での買取が可能になります。

中古車の見積もりが、値引きの限界になったとしても、
その分買取額を多く見積もって貰えば、さらにお得になること間違いありません。

実際のフェアレディＺの値引きは20万円程だそうです。

いかがでしたか？
中古日産フェアレディＺを購入する際の指針となったでしょうか？

中古日産フェアレディＺの価格・状態・満足度などを見ることのできるサイトを以下にまとめましたので、
ぜひご確認の上でお近くの中古車専門店やディーラー店に足を運んでみてください！