ソウルレッドが似合うマツダCX -5の値引きを検証してみましょう
2015/09/04
☆ゴン
2012年の発売以来、大人気のCX-5ですが、購入するなら少しでも値段を抑えたいもの。そこで、CX-5はどの程度の値引きが可能なのか、交渉の際に使うと有効なライバル車は何か、実際にCX-5を購入した方の値引き実績も含めてご紹介します。
世界中で100万台を売り上げ、大人気にSUV、CX-5。値引きについてご紹介する前に、どんな車なのか、ちょっとおさらいしておきましょう。
CX-5
マツダの技術を集結し開発されたスカイアクティブテクノロジー(エンジン、トランスミッション、ボディー、シャーシー)を余すところなく搭載し、2012年に発売されたCX-5は、とても優秀でパワフルなクリーンディーゼルエンジンで大人気となりました。
やや大柄なSUVで居住空間はゆったりなのに、スポーティな走りを約束するエンジンと、ドライバーに安心感を与えるしなやかな足回りは一度乗るとやみつきになる方が多いとか。
購入者の80%がクリーンディーゼルエンジン車を選択するということから、日本におけるクリーンディーゼル市場の牽引車ともなりました。
居住性と車を走らせる楽しさを共存させたCX-5、モデルチェンジでさらに凜々しいルックスになったこともあり、購入を検討されている方も多いはず!
CX-5は購入の際、どのぐらい値引きしてもらえるのか、今回は売れ筋のクリーンディーゼルエンジン搭載モデルについて調べてみました。
CX-5
CX-5の車体値引き額はこのところ一定レベルで推移しているようです。
車体値引き目標額はずばり10万円。この数字は、クリーンディーゼル補助金との兼ね合いから、値引き額が抑えられていることに起因します。
値引きには他にも、オプション値引きと下取り車の査定額という要素がありますので、こちらからの値引きも合わせて交渉することで、支払い総額を下げることができます。
たとえば、オプションはディーラー決済になるアイテムも多く、20%~30%の値引きが可能なことも多いのです。
つまり、40万円のオプションをつけるなら、最低でも12万円の値引き出来そうだということです。
車体値引きが10万円だったとしたら、プラス12万円のオプション値引きを上乗せし、22万円の値引き総額になる、というわけです。
さらに、下取り車がある場合は、その査定額で有利な条件を引き出せる可能性があります。ただし、事前に買い取り店などで査定額の相場をつかんでおく必要があります。
ディーラーの営業担当者は、下取り車の査定額を含めてトータルの支払額で検討するように進めてくる場合が多いので、査定額の相場をつかんでおけば、提示された査定額が本当に有利な条件かどうか、自分で判断することができる、というわけです。
車を売りたくない営業担当者は居ません。
それでも、特に売りたい時期というのが売り手の事情としてあるようです。
ここでは、CX-5の値引き交渉に適した時期についてご紹介しましょう。
CX-5
「ノルマの厳しい時期を狙う」
クリーンディーゼルを搭載した車は2015年9月30日までまたは国の予算1000億円の範囲で補助金が出ます。
この補助金を見込んだ需要がたてこんだせいか、2015年の春から夏にかけては納車期間が2ヶ月ほどとなっていました。
この記事を執筆している9月初旬に契約したとして、数週間で納車されるほど、生産状況が改善されているとは考えづらい(8月初旬の駆け込み需要がまだあるはず)ので、今から値引き交渉を初めても、9月30日以降の納車となる可能性は高いと思われます。
クリーンディーゼル補助金がなくなるのは、確かに痛い。ですが、逆を返せば今後CX-5のクリーンディーゼル搭載車は需要が落ち着くということなのです。
ということは、営業担当者のノルマも厳しくなるということです。
ノルマの厳しいタイミングなら、少々値引きで無理をしてでも、車を売りたいというのが人情。補助金との兼ね合いがなくなるので、車体値引きが20万円以上になる可能性もあります。
「年度末の決算時期」
ディーラーの決算期は毎年3月が多く、それに向けて1月頃から決算キャンペーンが始まることが多いです。
車は車体番号の登録が義務づけられていて、この登録した台数がディーラーの販売台数に計上されるため、納車時期との兼ね合いに注意が必要です。
CX-5を決算時期に合わせて購入するなら、納車期間をあらかじめ確認した上で、余裕を持って値引き交渉に臨みましょう。
ライバル車リード文
日産 エクストレイル ハイブリッド
【日産 エクストレイル ハイブリッドの価格】
・280万4760円~345万9250円
三菱 アウトランダー PHEV
【三菱 アウトランダー PHEV】
・359万6400円~459万円
※クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金(上限) 290,000円あり。
アウトランダーは電気自動車なので、直接の対抗にはならないと思われがちですが、ランニングコストの面から対抗馬となりうるポテンシャルを持った車です。
値引き交渉の対抗馬として本命はエクストレイル ハイブリッドですが、アウトランダーPHEVも面白いと思います。
さあ、最後にCX-5購入者に実際の値引き額を聞いてみたいと思います。
皆さん、クリーンディーゼル補助金との兼ね合い(エンジン車との差額によって補助金が変わるため)車体価格での値引きは少々苦戦気味ですが、オプションは羽振り良く値引きを引き出しておられるようです。
CX-5
CX-5 2.2 XD プロアクティブ 4WD
・車体本体で9万4650円
・オプション総額45万0391円から25万0591円の値引き
値引き総額は34万5241円
CX-5 2.2 XD Lパッケージ 4WD
車体の値引きはなしで、オプション総額40万9930円から25万円の値引き+経由満タン7946円
総額25万7946円の値引きです。
CX-5 XD Lパッケージ
オプション約40万1000円分装着し車体から2万9000円の値引き、総額43万円の値引きとなりました。
いかがでしたか?
CX-5を購入の際には、値引き額の相場や最適な時期、納車期間との兼ね合いと熬ったポイント、そして値引きの実例を参考に、お得に購入するお役に立てたら幸いです。
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