ハイブリッド車並みの低燃費、マツダ「SKYACTIV-G」と「SKYACTIV-D」
2016/02/14
とっぱらや
マツダ RX-8はロータリーエンジンを世界で初めて搭載して車として有名です。2003年のエンジン・オブ・ザ・イヤーも獲得しています。さらに、走行性と快適性が両立している車としても非常に有名です。今回はこのマツダ RX-8が愛される理由を車の情報とともに紹介します。
RX-8は、マツダのロータリースポーツ車の新規車種として作られた車です。2人乗りのロードスターと同じプラットフォームであるマツダ・FEプラットフォームを使っていますが、大人4人が乗れるスペースがあり、後部座席も広々としており家族でのドライブに最適です。4ドアにすると車体が大きく、そして重量も増えてしまい、ロータリースポーツ車の特徴である軽快さというものが失われてしまいます。しかしこの車は前後が観音開きになるフリースタイルドアを採用しているのでその心配はありません。これによってスポーツ性能と快適性の両立に成功しています。さらに走行機能向上のためにコンパクトなロータリーエンジンを車体の中央部に寄せようと、搭載位置を室内側に後退させています。安全面でも国土交通省の衝突安全性能総合評価において、運転席、助手席とも最高ランクを獲得し、ブレーキ性能試験においても100km/hからの停止距離が試験を行った歴代全車両の中で、2013年現在トップとなっています。
エンジンは前述の通り、ロータリーエンジンを搭載しています。一般的なエンジンと違い、エンジンレスポンス、9000回転超える滑らかさなど機能面では一枚上手です。ロータリーエンジンは軽量コンパクト、振動がほとんど無い、カムが無いため部品点数が少く、そのため騒音が小さいというとても優秀なエンジンです。エンジンの最高出力は、標準モデル(5速MT/4速AT)が210PS、TYPE-E(6速AT)は215PS、TYPE-S(6速MT)250PSとなっています。マイナーチェンジ前の210PSモデルは吸気ポートが4つであり、215PS、250PSのモデルは6PI(吸気ポートが6つ)であるが、マイナーチェンジされて全て6PIで統一されました。トルクで押し出すのではなく、馬力で伸び上がるような加速が続く感覚は非常に心地いいです。
この車の魅力は、走行性と快適性がうまく融合しているところでしょう。4ドアスポーツカーであるため、家族や友人と気軽に出かけることができ、走行性も申し分ないので純粋に走りを楽しむこともできます。後部座席も広々としていて快適です。2012年に生産が終了していますが、今もなお根強い人気を誇る理由はここにあるのかもしれません。
また中古車でカスタムされている車両も多数販売されておりますので、カスタムカーを検討されている方にもおすすめです。
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局