ハイブリッド車並みの低燃費、マツダ「SKYACTIV-G」と「SKYACTIV-D」
2016/02/14
とっぱらや
マツダからRX-8が発売終了となってから早や4年。年々マツダRX-9への待望論が活発化しているようです。調べてみるとマツダのロータリーエンジン開発は進行形だそうですし、各モーターショー出品モデルをつぶさに調べると、そのベクトルはRX-9に向いているんです!
そもそも「マツダ・RX」は、東洋工業(現在のマツダ)が、過去に製造及び発売していたロータリーエンジン搭載のFR(後輪駆動)クーペ及びセダンの車種です。
「マツダ・RX」の中でも一番名を馳せたのが、この「マツダ・RX7」でしょう。
こちらは、マツダ・サバンナRX-7の第1~3世代モデルで、輸出モデルにRX-7の名称が用いられましたが、日本国内仕様は、第3世代のみRX7と呼ばれました。
なお、その後2003~2012年にマツダ RX-8が発売された後、残念ながら製造販売をすべて終了しています。
現在は、前述したように2012年6月にマツダのRX-8の生産が終了し、事実上ロータリーマシンの市販車がこの世から消失している状態です。
根強いロータリーファン、また往年のマツダの活躍を知る人々からはその復活が常に望まれています。
2015年10月の東京モーターショーに出展する「マツダ スポーツ コンセプト」は、そんなマツダファンにとって大きな期待を寄せる一台となりました。
マツダの発表した問題の一枚は、リアからの流麗なデザインを思わせるもの。
マツダ側も「スポーツカーの歴史を凝縮させたようなスタイリングを備えたモデル」と説明していますから、ロングノーズショートデッキの往年のマナーに沿ったデザインのスポーツカーであることでしょう。
マツダは、過去発表してきたコンセプトカーのデザインが後の市販車のデザインと極めて近い事で知られています。
・・・・だとすると、今回発表されたコンセプトは「いよいよ・・・」と期待させるに十分なニュースとなりそうですネ・・・・。
マツダ・RX-8の発売が終了しても、マツダは次世代ロータリーエンジンの開発進めているといわれていました。
「16X」とも呼ばれているこのエンジン、RX-8に使用された1.3リットルよりも大きい1.6リットルの直噴ユニットとされています。
そこにSKYACTIVテクノロジーを組み合わせ、300馬力以上の出力が可能とされています。
そしてプラットフォームも、新型ロードスター、あるいは業務提携を拡大する「トヨタ」から「FT86」のプラットフォームをRX-9へ供与、という事もあり得ない訳ではありませんネ。
今からマツダの次期ロータリー戦略の動向が、楽しみで仕方ありません。
過去の例をとってみても、コンセプトカーがほぼ近い形で市販車と発表されるのはよくあるケースです。
また、マツダはそうした事例が多くあります。
そこで、マツダの過去のコンセプトをチェックしてみて、RX-9の発表の可能性を探りましょう。
2011年の東京モーターショーで公開されたモデルです。
この時点で発表されていたアイドリングストップシステム機能、また減速エネルギー回生システム「i-ELOOP」は翌年発表された新型アテンザに装備されたものです。
デザインも市販車に極めて近似しており、ほぼ「固まって」いたのかもしれませんね。
2011年のジュネーブモーターショーで公開されたコンセプトカーです。
スカイアクティブテクノロジーを採用したコンセプトカーとして発表されたSUV系モデルです。
まさにこのデザイン、後のCX-3にそのまま採用されているものですね。
マツダのデザインコンセプト「魂動」の象徴ともいえるデザインを持ったのが、「靱・シナリ」です。
広島の県立美術館に展示してあるとの事です。
このシナリ、は次期RX-7、RX-9のコンセプトではないか、と以前より話題になっていました。
ただ、今回の新たなコンセプトモデルが「シナリ」と大きく違うのは、恐らく2ドアであろう、という事です。
そう考えると、今回発表の2ドアモデルが「RX-7後継」、シナリは「RX-8後継」…。このように考えると少し腹に落ちる気もします。
「RX-9でしょう・・・・?」と!
いずれにせよ、新たなスポーツコンセプトは次期ロータリースポーツの可能性が極めて高いといえそうで、RX-9の登場も近いと言える気がします。
マツダ RX-9(Mazda RX-9 Concept)
また、もうひとつのRX-9登場への期待ポイントは、マツダのロータリーエンジンが2017年に「50周年」を迎えるという事です。
ちょうど今回のモーターショーで1967年式「コスモスポーツ」を展示することが明らかになっておりますが、これが何を意味するのか…当然RX-9の登場。
このロータリー節目の年にマツダが何も動かないとは考えにくいですよね。
MAZDA RX-9
また、少し気の早い話ですが、2020年にはマツダが「創業100周年」を迎えることにもなります。
前述の「シナリ」は、その時に「RX-9」として発表される、なんて噂もありました。
いずれにせよ、ここ数年のうちに必ず、ロータリーを搭載したニューモデル(RX-9)が我々の前に姿を現すのは間違いなさそうです。
MAZDA RX-9 CONCEPT RX-VISION
調査を進めると、新たな情報に出会いました。
RX-9のデザインは、2010年に発表された MAZDA SHINARI Concept『市販化も積極的に考えている』と言われていることからSHINARIとなるのではないかと噂がありますね
Mazda RX-9 Concept
そのうえ、
RX-9にもRX-7と同型のエンジンが使われるらしくそれに電動ターボチャージャーで出力の増したものとなるらしく、ロータリー×ターボの組み合わせをみることができそうです。
マツダRX-9
と続いていました。
いずれにしても、最近のマツダの業績の好調やコスモスポーツ50周年、2020年のマツダ100周年、そして東京オリンピック。
とくれば、「マツダ RX-9登場」となるのが当たり前の筋道ですよネッ!!
マツダ RX-9を待ち受けている者たちにとっては、「RX-9で、東京オリンピックを見に行こう!」が合言葉になるのかもしれません・・・・・。
Mazda RX-9
こちらのRX-9の動画は、再生回数90万回越えです!
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