試乗できない幻のスポーツカー!?ホンダS360とはどんな車?
2015/12/15
ゴンタ
フロントにV6 3.5L直噴i-VTECエンジンと1基のモーター、リアに左右の後輪を別々に駆動できる2基のモーターを搭載したレジェンド Hybrid EXの試乗を検証してみましょう。試乗を通じて走行性能、内装なども見てみたいと思います。
ホンダのフラッグシップセダンとして2014年11月10日に発表され、V6 3.5L直噴i-VTECエンジンと3基のモーター搭載、レジェンド Hybrid EXが2015年2月20日から発売されました。グレードはHybrid EXのみの設定となっています。そのレジェンド Hybrid EXの試乗レポートを検証します。
■ハイブリッドシステム(V6 3.5L直噴i-VTECエンジン+3モーター)
最高出力 382馬力
最大トルク 47.2kgf・m
フロントにV6 3.5L直噴i-VTECエンジンと1基のモーター、リアに左右の後輪を別々に駆動できる2基のモーターを搭載のハイブリッドシステムです。
しかしすごい馬力とトルクですね。燃費優先のハイブリッドではないという点はさすがホンダです。
さて、レジェンド Hybrid EXに試乗した人の感想、評価を調べてみました。
まずはレジェンド Hybrid EXに試乗した人の走行に対する評価です。
試乗して初めてアクセルに足を乗せれば、水を切り拓くかのような鋭い加速が始まった。モーター特有の押し出しは圧倒的で、踏んですぐにSPORT HYBRID SH-AWDの本当の意味を知った。メチャクチャ速い!体感で言えばほんの2ミリ程度の踏力で、どれだけ進むんだろうというくらいのトルクが感じられる。
レジェンドの静粛性は如何なるエリアでも保持されたままだ。一般道から高速道路にかけては、モーター走行からエンジン走行に切り替わったとしても静寂は破られることはない。もちろん静粛性にはあらゆる方向から、たとえばタイヤやエンジンマウントそれからエンジンノイズと、反対方向の周波数をスピーカーから出してノイズを相殺する方法などが取られている。。
搭載されたV6 3.5リッターNAエンジンは、走行状況によって片側3気筒を休止させる可変シリンダーシステムを備えている。そのV6から簡易直3へ移行、逆に3気筒からV6への回復など、その継ぎ目に関しては試乗中には一切気付かないほどだ。
以上のように、レジェンド Hybrid EXを試乗した方々の走行評価はすばらしく好印象でした。
続いてはレジェンド Hybrid EXの内装について、試乗した人の評価を見ていきます。
車は外観だけでなくインテリアも大事です。新車であれば尚更です。レジェンド Hybrid EXに試乗した人の声を聞いてみましょう
投影型ヘッドアップディスプレイ、ナビ用ディスプレイのほかにオーディオ用などのディスプレイを配置した上下2画面の配置など、ホンダらしく先進的なインターフェイスには試乗してみてびっくりです。
レジェンドを試乗してみて最もユニークだと思ったのが、シフトレバーを配してスイッチ式にした「エレクトリックギアセレクター」で、リバース用はプル式など、初めてでもほとんど戸惑わず操作が可能なだけでなく、慣れればブラインドタッチもできるそうです。
オーディオにもこだわっていて、アメリカで最大規模を誇るホームオーディオの名門「KRELL(クレル)」社で、14スピーカーを配置した専用設計になっています。
レジェンドは4WDでもプロペラシャフトがなく、インバーターなどを集約したPCUはセンターコンソールに内蔵されていますから、複雑な構成の割にフラットなフロアも高級車にふさわしい仕上がりで、試乗してみてホンダらしいパッケージングの巧みさを感じました。
ホンダのフラッグシップセダンを感じさせる風格のあるレジェンドのフォルム。洗練された心地よさで人を迎える上質空間であるインテリア。圧倒的なパワーと四輪駆動のしなやかさを併せ持つ持つ安定した走り。レジェンド Hybrid EXはどれを取っても、日本を代表する最上級セダンのひとつであることを感じました。
以上、レジェンド Hybrid EXの試乗について検証してみました。いかがでしたか。
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