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ダイハツ初の軽乗用車!ダイハツ・フェローの魅力をご紹介します

貨物用軽商用車の実績を引っさげダイハツが満を持して販売したのがダイハツ・フェロー。10年以上という長期に渡って人々に愛された車でした。そんなダイハツ・フェローの魅力をご紹介いたします。古きよき時代を感じられるダイハツ・フェローに魅了されること間違いなし!

ダイハツ・フェローって?

フェローはかつてダイハツ工業が製造、および販売していた軽自動車です。

ダイハツ・フェローは1966年11月に初代モデルが発売されました。
それまでのダイハツは貨物用の軽商用車で十分な実績を持っていましたが、ダイハツ・フェローが軽乗用車市場参入の第1作でした。

ダイハツ・フェローは大人4人が無理なくのれる軽自動車を目指し、プリズムカットと呼ばれる箱型のボディー形状となりました。このボディー形状が上質感を演出しています。

ダイハツ・フェローによりダイハツは軽自動車販売シェアを伸ばすことに成功しましたが、同時期に出現した廉価で高出力なホンダ・N360に押され市場を制するには至りませんでした。

初代モデルのダイハツ・フェローは2ドアセダン以外にも商用の3ドアバン、ピックアップトラックのボディバリエーションなどもありました。

ダイハツ・フェローは1970年に2代目へフルモデルチェンジ。
名称は「フェローマックス (Fellow Max) 」となり、ボディバリエーションは2ドアセダンと3ドアバン、後にハードトップと4ドアセダンが追加されました。

前モデルより軽量化、パワーが増強されましたがオイルショックや排出ガス規制による幾度かエンジンの変更によりパワーが低下、大衆車としての需要もリッターカーへ移行するという時代背景により人気は徐々に下火となった。

フェローマックスのビッグマイナーチェンジ版である「マックスクオーレ」を1977年7月に販売しましたが、ダイハツ・フェローは1980年7月に生産終了となりました。

それでは、ダイハツ・フェローの性能、デザイン・乗り心地、価格をユーザーの評価・声を織り交ぜながら紹介していきたいと思います。

ダイハツ・フェローの性能

それでは、まずはダイハツ・フェローの性能から調査してみたいと思います。

初代ダイハツ・フェローに搭載されたエンジンは新開発のZM型エンジン。ハイゼット用ZL型2ストローク空冷2気筒ガソリンエンジンを水冷化し23 PSに強化されています。

ダイハツ・フェローのSSグレードには水冷2サイクル2気筒のエンジンでソレックスタイプのレーシングキャブレターを2基と大型エアクリーナを装着した最大出力32PS/6,500rpm、最大トルク3.8kgm/5,000rpmという軽自動車最高出力のエンジンが搭載されています。

ダイハツ・フェローの気になる燃費ですが公表はされていないようです。ダイハツ・フェローのオーナーの方の意見も「燃費が良い」、「燃費が悪い」と評価が分かれています。

ここで、ダイハツ・フェローに乗っている人の声をいくつか紹介したいと思います。

『ハンドリングがとてもよく、小回りもしっかり利くためとってもいいと思います。』
『快適な運転が出来る素晴らしい走りで、気持ちの良い走行が出来ます。』
『30PS~40PSを発生させるエンジンは、峠道などで力負けするのは当然で、乗車人員が多くなれば尚更でした。』

ダイハツ・フェローは軽自動車ということもありますが、運転のしやすさが高評価のようです。
逆に軽自動車であるが故にパワー不足という評価もあります。

ダイハツ・フェローの乗り心地やデザイン

次に、ダイハツ・フェローのデザインや乗り心地を紹介していきます。
車は長く乗るものですので、乗り心地やデザインは気になる所ですよね。

ダイハツ・フェローは全体的にレトロな雰囲気が漂う車です。古きよき時代を感じられますね。
女性からはカワイイ、男性からは格好良いと評価されています。

ダイハツ・フェローのインパネ周りです。当時はクーラーなどついていませんのでシンプルです。インパネだけ見ると古いアメ車のようにも見えます。

それでは、実際にダイハツ・フェローに乗っている人のデザインや乗り心地についてのコメントを紹介します!

『外観のデザインが可愛いい車種です。 ボディーが小さいので、細い路地などでも走行できるので便利です。』
『内装が思っていたよりチープな感じがします。 』
『少しレトロな感じで興味が持てました。ただ機能は決して悪くなく、むしろ乗り心地は良い』

ダイハツ・フェローはレトロなエクステリアが高い評価を集めており、乗り心地も悪くないようですね。
古い車なので内装をチープに感じる方もいるようですが、レトロな車が好きな方は満足していただけるのではないでしょうか。

ダイハツ・フェローの値段

いよいよ気になる値段を紹介します。
これだけの魅力を持ったダイハツ・フェローはいったいいくらなのでしょうか。

ダイハツ・フェローの当時新車販売価格は38万円です。
1966年の大卒初任給が24,890円ということを考えるとやや高く感じます。

ダイハツ・フェローについて、まとめ

ダイハツ・フェローの魅力を紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
ダイハツ・フェローには多くの魅力があることをお分かりいただけたのではないかと思います。

ダイハツ初の軽自動車であるダイハツ・フェローには、まだまだたくさんの魅力・特徴があります。
隠れた魅力・特徴は、ぜひ試乗して実際に体験してみてください!きっと素敵な出会いになることでしょう!

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