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車のタイミングベルト定期的に交換しないと大変なことになりますよ!

普段車を移動手段として使っている方はタイミングベルトという言葉すら聞いた事がない方もいるのではないのでしょうか?実は定期的に交換しないと大変な事になるんです。今回は車のタイミングベルトについて交換時期など詳しくお話ししていきたいと思います。

タイミングベルト?交換?そもそもタイミングベルトって何?

ではまずタイミングベルト交換と行ってもそもそもタイミングベルトが何なのか?根本的にタイミングベルトという言葉を聞いた事がない人もいるかと思います。

タイミングベルト 交換

タイミングベルトとはクランクシャフトとカムシャフトの回転周期を一定にする役割を持っています。

エンジン内部にあるカムシャフトとクランクシャフトはエンジンの外側にあるそれぞれのプーリーとつながっています。

そのプーリーを介して二つの部品をつなげる役割をしているのがタイミングベルトです。

タイミングベルト 交換

タイミングベルトは普通のベルトと違いプーリーの上で滑ってしまうと大変なのでベルト内部に歯がついていてプーリーについているギアとしっかりかみ合うようになっています。

車によっては強化をする為にベルトではなくチェーンを使ってる車もあります。

タイミングベルト 交換

タイミングベルトを交換しなくて切れた場合車はどうなる?

タイミングベルトがどんな部品かはわかっていただけたかと思います。

じゃあもしタイミングベルトが交換せずにずっと走り続けて実際に切れてしまった場合車はどうなってしまうのでしょうか?

タイミングベルト 交換

結論から言いますと交換せずに走り続け、仮にタイミングベルトが切れた場合エンジンがいきなり止まります。

ですがそれだけではありませんエンジンが止まるだけならまだいい方です。

例えば走行中に交換しなかったタイミングベルトが切れた場合、まずエンジンが止まり、ブレーキは利かなくなります、そしてパワステのポンプも動かなくなるので、ハンドルも重くなります。

タイミングベルトが切れた場合、そもそもタイミングベルトは先ほどお話ししましたがカムシャフトとクランクシャフトの回転周期をあわせています。

もし交換せずに切れた場合はカムシャフトとクランクシャフトの回転周期が合わなくなり、それぞれが惰性でバラバラの動きをします。

そうするとエンジンのシリンダーヘッドの中でピストンとバルブが暴れるような形になり最悪はタイミングベルトの交換だけでなくエンジンが壊れてしまい使い物にならなくなる事もあります。

タイミングベルト 交換

性格に言うとタイミングベルトは交換しないから「切れる」というよりかは画像のようにベルトの山がなくなる事の方が多いようです。

重要な部品であるが故にそうそう簡単に切れる物ではありませんが、やはり定期的な交換は必要なようですね?

タイミングベルト 交換

タイミングベルトの交換時期は?

今までのお話の中でタイミングベルトの重要性と交換しなかったときのリスクがわかっていただけたかと思いますが、実際にタイミングベルトはどのくらいの周期で交換するべきなのでしょうか?

タイミングベルト 交換

一般的にタイミングベルトの交換時期は10年に一度、もしくは10万キロに一度交換しましょうと言われています。

10年経ったから切れる。10万キロ走ったから切れるという訳ではありませんがこの数値を一つの目安として考えて交換時期としましょう。

また車をチューニングされている方やサーキットなどを走っている方は普通の車よりタイミングベルトにも負担が大きくかかりますのでもう少し早い周期で交換を考えた方がいいでしょう。

タイミングベルト 交換

タイミングベルトの交換っていくらかかるの?

実際にタイミングベルトを交換使用とした場合工賃はいくら取られるのでしょうか?

タイミングベルト 交換

タイミングベルト自体はそんなに高くはありません。高くても数千円あれば買える物です。

ですがどうしても高くついてしまうのが脱着工賃です。

なので工賃も合わせて約5万円前後と考えていた方がいいでしょう。

また車によってはタイミングベルトを交換する為にいろいろな部品をはう差なければならない車があります。簡単に言うと面倒な車です。

そのような車には交換費用も上がる事になりますので、あくまで5万円というのも目安と考えてください。

タイミングベルト 交換 まとめ

いかがでしたでしょうか?今回はタイミングベルト交換についてお話ししてきました。

もしタイミングベルトの寿命をのばしたいのであれば各チューニングパーツメーカーから強化タイミングベルトというのも販売されていますので、参考にしてみてもいいかもしれません。

何回も言いますが万が一切れてしまったら重大な事故にもつながりますので定期的な交換を心がけましょう。

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