精悍なフロントデザイン!アルファロメオ ジュリエッタの魅力に迫る
2015/11/23
ヒロメリー
2003年にコンセプトモデルを発表したアルファロメオ8C。その後エンジンを変更し、量産モデルの販売を開始しました。アルファロメオ8Cはロングノーズショートデッキのフォルムが特徴のスポーツカーです。限定生産のプレミアムな一台をじっくりご覧ください。
アルファロメオ8Cはイタリアの自動車メーカー、
アルファロメオ社が発売する、2ドアクーペのピュアスポーツカーです。
アルファロメオ8Cについて説明する前に、まずは簡単に開発の経緯から解説します。
アルファロメオ6C 2500 コンペティツィオーネ
ボディラインに8Cの面影を感じさせます。写真は過去に製造されたアルファロメオのレースカー。
「8C」は1930-1940年代のレーシングカーのコード名、「コンペティツィオーネ」は1949年と1950年にミッレミリアで活躍した「6C 2500 コンペティツィオーネ」に由来している[1]。
アルファロメオ8Cの車名にあるCとは昔のレーシングカーから命名されたものなのですね。それだけアルファロメオがこの車にかけている情熱をうかがい知ることができます。
アルファロメオ8C試作車
2003年のモーターショーで発表されたアルファロメオ8Cのプロトタイプ。
アルファロメオ8Cはフランクフルトモーターショーでコンセプトモデルを発表しました。当初3.2リッターV8ターボを搭載していました。2006年のモンディアル・ド・ロトモビルで量産型を生産開始。世界限定500台でリリースされました。
アルファロメオ8Cの魅力は、パフォーマンスもさることながら、なによりもスポーツカーらしい古典的で美しいスタイリングに尽きます。フロント、リヤ、サイドから、アルファロメオ8Cのフォルムをじっくりと見てみましょう。
アルファロメオ8Cフロントビュー
固定式ヘッドライトにアルファロメオ伝統のフロントグリルを配置した8C。
アルファロメオ8Cのボディデザインを担当したのは、ドイツ・オーベルストドルフ出身のカーデザイナー、ヴォルフガング・ヨーゼフ・エッガー氏。現在はアウディーのチーフデザイナーを務めています。
アルファロメオ8Cリヤビュー
丸目2灯のテールランプを備えるアルファロメオ8Cのリヤまわり。
SZ以来、アルファロメオにとって待望の2シータースポーツカーとなった8C。その美しいスタイリングは、世界の自動車ファン、評論家からも絶賛されています。
アルファロメオ8Cサイドビュー
フロントが長くてリヤが短い、ロングノーズ・ショートデッキのスポーツカーらしいフォルム。
全長 4,280mm
全幅 1,900mm
全高 1,250mm
ホイールベース 2,595mm
車両重量 1,400kg
8Cは全長4.2メートルちょっとのコンパクトなボディに、排気量4700ccのV型8気筒エンジンをフロントに搭載しています。
アルファロメオ8Cエンジン
4.7リッターの自然吸気V8エンジンをフロントに搭載しています。
エンジン 4.7L V8
駆動方式 FR
最高出力 450PS/7,000rpm
最大トルク 49.0kgf·m/5,000rpm
変速機 6速セミAT(Qセレクト)
8Cのインテリアデザインもまた、イタリアのクラフトマンシップにのっとって、丁寧に作りこまれたものとなっています。これぞスポーツカーといえるものです。
アルファロメオ8Cの運転席
ドライバーの五感を刺激する洗練されたインテリアデザインです。
タイトなコクピットはミニバンになれた人にとっては刺激的なものになるのは間違いありません。いかにもスポーツカーらしいインテリアに興奮すら覚えます。
アルファロメオ8Cのシート
スポーティーなバケットタイプシート。8Cは2座席となっています。
イタリアの車らしく熟練したスタッフの手により、丹念に作りこまれた上質なシートです。サポートもしっかりしており、コーナリングの横Gでもドライバーをしっかり支えます。
アルファロメオ8C 価格2200万円
8Cは日本国内ではなかなかお目にかけれない希少車です。
いかがでしたでしょうか?
以上、アルファロメオ8Cに関する情報をまとめてみました。
アルファロメオといえばセダンやホットハッチのイメージがありますが、
ここ最近は2ドアのクーペモデルもラインナップしてきました。
この美しいスタイリングはさすが歴史ある自動車メーカーが作る車だと納得してしまいます。
C8は2200万円もする高級スポーツカーであるにもかかわらず、
日本に発表したときにはすでに完売したほどの人気車。
手に入れるどころか、見るだけでも幸運なクルマでしょう。
昔ながらの古典的なスポーツカー、
だけど最新の技術で作られているのは間違いありません。
アルファロメオ8Cはスポーツカー好きのハートを、
わしづかみにしてしまう魅力的なクルマです。
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