ホンダn-one マイナーチェンジで何が変わったの? 評価は?
2015/09/01
Kanon.A
愛らしいスタイリングが特徴のn-oneですが、マイナーチェンジが行われたことで、その魅力がさらにグレードアップしました。そこでn-oneはマイナーチェンジにのって何が変わってどのように進化したのか?詳しく解説していきましょう。
NEW NIPPON NORIMONOをテーマに、N-BOXから始まったホンダのNシリーズですが、2012年にデビューしたn-oneもその中の一台です。
ホンダ n-one
マイナーチェンジ前の初期のn-one
N-ONEは2012年11月に発売したN-BOXから展開を開始した軽自動車シリーズ「Nシリーズ」の第3弾であり、ホンダ初の市販軽乗用車N360をモチーフに「人のためのスペースは最大に、メカニズムは最小に」の基本思想であるM・M(マン・マキシマム/メカ・ミニマム)思想を受け継ぎ、新しいベーシックカーの創造を目指して開発された
n-oneはホンダが開発したトールタイプの軽自動車です。マイナーチェンジを繰り返し、モデルバリエーションの拡大と改良が行われています。
ホンダN360
n-oneはかつてホンダが製造していた軽自動車のイメージを引き継いでいます
n-oneの愛嬌あるスタイリングは、昔の軽自動車、N360をイメージしてデザインされています。フロントグリルの形状がまさにそれです。
そんなn-oneですが、2015年に大規模なマイナーチェンジが行われました。マイナーチェンジによってn-oneはどのように進化したのでしょうか?そのポイントをおさえてみましょう。
n-one マイナーチェンジ車
2015年に行われたマイナーチェンジで登場したn-oneプレミアムツアラーローダウン
n-oneのマイナーチェンジではかなりの部分に改良が加えられました。内外装の装備の充実、モデルラインナップの拡大等です。また細部に改良がくわえられ、走行性能はより上質な走りが可能になりました。
では具体的にn-oneのマイナーチェンジによってどのような部分が変化したのでしょうか?まず注目すべきは、ローダウン化されたモデルがラインナップに加わりました。
n-one Gローダウン
n-oneはベーシックなGグレードのローダウン仕様を追加
内外装の充実を図るとともに、全高を65mm下げることでスポーティーな外観とし、多くの立体駐車場にも対応し、低全高モデルを追加。価値ある装備を満載した「G・Lパッケージ」、快適装備を備えた、低全高モデル「G・ローダウン」、所有する歓びを深める装備が充実した低全高モデル「プレミアム ツアラー・ローダウン」、コンプリートカーブランドである「モデューロ X」を追加設定。
n-oneはマイナーチェンジによって足回りのセッティングを変更。車高を下げたローダウンモデルをバリエーションに追加しています。当初はターボエンジンを搭載した上級グレードのみでしたが、さらにベーシックなNAエンジン搭載のGグレードにもローダウン仕様を追加しています。
立体駐車場
今回のマイナーチェンジでローダウンモデルを追加したことで、多くの立体駐車場に対応できるようになりました。
n-oneマイナーチェンジ グリル
マイナーチェンジによって、n-oneのフロントグリルやバンパーのデザインを変更
マイナーチェンジによってエクステリアデザインも改良が加えられました。まず大きなポイントはフロントグリルにメッキモールを追加したことです。より上質にドレスアップしながら、ボディがワイドになった印象を与えます。
さらにマイナーチェンジしたn-oneはボディ側面もグレードアップしています。
マイナーチェンジしたn-one
一部のグレードですが、ドアサッシュモールが変更となっています。
すべてのグレードではありませんが、ドアサッシュモールを追加。n-oneのデザインをより引き締め、マイナーチェンジによって上質さをプラスしています。このように一目見てマイナーチェンジ前後の区別ができるようになっています。
n-oneの上級グレードには、マイナーチェンジによってインテリアもグレードアップしています。
n-oneインテリア
マイナーチェンジによってインテリアデザインも変更になりました。
n-oneインテリア
シートの座面は2トーンに統一しており、よりクオリティを高めています。
チタンカラーのステッチをそなえ、上質な肌触りとしたn-oneのコンビシート。プレミアムツアラーなど一部上級グレードのみに採用されている特別なシートです。
より今回のマイナーチェンジによってn-oneはよりプレミアム性を高めているのが特徴。それらを象徴するのがモデューロXの追加です。
n-oneモデューロXコンプリートカー
スポーティーなエクステリアデザインが与えられたn-oneモデューロX(写真はコンプリートカー)
n-oneの最上級グレードが「モデューロX」です。専用のエアロバンパー、フロントグリル、サイドシルガーニッシュといった外装をカスタマイズしているのが特徴です。さらに走行性能を向上させるものとして、高剛性バンパービーム、専用デザインマフラー、サスペンション、ブレーキパッド、アルミホイールも追加しており、まさに最上級と呼ぶにふさわしい内容となっています。
n-oneのマイナーチェンジを総括しますと…
・ローダウンモデルの追加
・グリル、バンパー、ドアモールの変更
・インテリアのグレードアップ
などがトピックです。
また見えない部分でもボディやエンジン、足回りなどにも改良が加えられており、
初期のn-oneからさらに上質な走りが可能になりました。
モディカラーも新色ブリリアントブルーが加わり、全28色をラインナップ。
シックなものからポップなものまで好みに合わせて自由に選べます。
プレミアム性をより高めたn-oneはさらに魅力が増した軽自動車へと進化しています。
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