2016/05/19
Mive
言わずと知れたトヨタのプレミアムセダンクラウン。中でもアスリートハイブリッドの人気は非常に高く、高級車が売れないと言われる現在でもコンスタントに売れ続けています。今回はダウンサイジングしたクラウンアスリートハイブリッドについて調べてみました。
クラウンハイブリッドアスリート G
現行クラウンハイブリッドアスリートは、2012年にフルモデルチェンジして14代目になりました。基本的に輸出はしておらず、日本国内専用車となっています。
クラウンハイブリッドアスリートのエンジンは、先代のV6 3.5Lから直4 2.5Lエンジンにダウンサイジングされ、FR専用ハイブリッドシステムとしたことで、動力性能と燃費性能を向上しました。
クラウンハイブリッドアスリート G
・全長 4,895mm
・全幅 1,800mm
・全高 1,450~1,465mm
・ホイールベース 2,850mm
それでは早速、クラウンハイブリッドアスリートを性能・デザイン・価格など、レビューも交えながら、様々な面から見ていきましょう!
2AR-FSE型エンジン
直列4気筒DOHCエンジン
総排気量 2,493cc
最高出力 178ps / 6,000rpm
最大トルク 22.5kgf・m / 4,200~4,800rpm
<電動機 >
最高出力 143ps
最大トルク 30.6kgf・m
JC08モード 21.0~23.2km/L
クラウンハイブリッドアスリートのトランスミッションは、リダクション機構や高トルクモーターにより、動力性能と低燃費を両立、シーケンシャルシフトマチックも備えています。
クラウンハイブリッドアスリートには、路面から伝わる振動を「いなし」、コーナリング時に「張り」のあるグリップ感をもたらす、乗り心地と安定性を追求したサスペンションが装備されています。
では、クラウンハイブリッドアスリートのユーザーレビューを見てみましょう!
直4エンジンはさすがにシルキーではなく、ドドドドという感じがありますが、パワーは十分で、発電用がメインと考えるべきでしょう。インジケーターを見ていると、走行時は想像以上にモーターを使っていることに気付きます。
同じ車種からの乗り換えですので違いがよくわかります。90箇所ものスポット溶接増加は走りに顕著に現れています。カチッとした乗り心地となり、不要な振動やバタつき感は激減しています。ドイツ車に近づいたと思います。
クラウンハイブリッドアスリート G
クラウンハイブリッドアスリートは、装備の違いによって3グレードが用意されており、4WD車もラインナップされています。
街乗り(大阪を中心とした市街地)が中心ですが、17~19ぐらい。高速ならさらに伸び、何度かカタログ値(23.2)程度の数字が出たこともあります。いずれにしても、このクラスの車の燃費としては文句なしです。
クラウンハイブリッドアスリートのユーザーは、その走行性能、燃費性能に満足のようですね。特にマイナーチェンジ後のボディは、スポット溶接の箇所を増やした効果が走行性能にも表れ、高評価につながっているようです。
クラウンハイブリッドアスリートには、1灯の光源でロービーム&ハイビームに切替可能なBi-Beam LEDヘッドランプとLEDフォグランプを標準装備しています。
クラウンハイブリッドアスリートには、エアコンや車両設定などの操作をTFTカラータッチディスプレイで行える「トヨタマルチオペレーションタッチ」を全車に標準装備しています。
クラウンハイブリッドアスリートには、エアコン使用時にも燃費性能向上のため、後席側の吹き出し口を閉じ、前席のみ空調を行う制御をハイブリッド車に採用しています。
クラウンハイブリッドロイヤルサルーン G
クラウンハイブリッドシリーズには、アスリートの他に、内外装をラグジュアリーに仕上げたロイヤルシリーズもラインナップされています。
クラウンハイブリッドアスリートの価格は以下の通りです。
ハイブリッドアスリート 4,310,000円〜4,526,000円(税込)
ハイブリッドアスリート S 4,950,000円〜5,166,000円(税込)
ハイブリッドアスリート G 5,770,000円〜5,986,000円(税込)
ジャパンカラーセレクション
クラウンハイブリッドアスリートのボディーカラーは、スタンダードの6色の他、12色のジャパンカラーセレクションがベースグレードを除き、メーカーオプションできます。
さていかがでしたか?
今回はクラウンハイブリッドアスリートの性能面を含め、様々な角度から見てきました。クラウンハイブリッドアスリートは、トヨタを代表する高級車の1台です。トヨタ自慢のハイブリッドシステムとセダンらしからぬスタイルは幅広い年齢層から支持されており、高額な車両価格にもかかわらず、現在も高い人気を維持しています。これをきっかけにプレミアムハイブリッドセダンをご購入予定の方は、クラウンハイブリッドアスリートついてご検討されてはいかがでしょうか。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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