遂にハイブリッドを搭載した新型オーリス！売れ行きは上がるのか！？

今回発売された新型オーリスの最大の特徴は、新たにハイブリッドシステムを搭載したことです。新型上位は1.8Lエンジン、なんと走行燃費30.4km/Lを達成しています。

今回発売された新型オーリスの心臓部であるエンジンは、この3代目プリウスに搭載されているエンジンです。今や街に出れば見かけないことが無いほどとなりました。

新型のオーリス・ハイブリッドはすでに欧州では販売されているモデルです。そのため搭載されているハイブリッドシステムは現行ではなく、3代目のプリウスに使われているものとなっています。

今回発売された新型オーリスの心臓部であるエンジンは、この3代目プリウスに搭載されているエンジンです。今や街に出れば見かけないことが無いほどとなりました。

そのため走行燃費30.4km/Lと高い数値でありますが、現行の新型プリウスの40.8km/Lには遠く及びません。しかし新型以前のオーリス1.8RSの、走行燃費14.4km/Lに比べれば、格段に燃費向上を得ました。

従来のスポーティーなシフト周りとは変わって少しコンパクトになり、プリウスにも似ています。以前からあるスイッチ類はハイブリッド専用のスイッチへと変わり、3種類のモードが選べるようになっています。

今回の新型へのマイナーチェンジで外装面は変わっていませんが、ハイブリッド・シンボルマークが取り付けられました。日本で人気のなかった理由はサイズです。大きいか、小さいか、が今のブームのようですが、欧州ではこのサイズが人気の理由です。

シナジーブルーが輝くハイブリッド専用のトヨタシンボルです。新型オーリスにはハイブリッドであるこの車の他に、120T 150 180Sなど数多くのグレードが揃っています。しかし、このエンブレムを採用しているのはハイブリッドタイプだけです。

上位グレードであるHYBRID“G Package”には17インチのアルミホイールが標準装備されています。他のグレードである120RSなどではオプションでのみ装着されるホイールですが、最高クラスの新型オーリスには初期装備として装着されています。

外装自体には大きな変化はありませんが、エンブレムやシンボルマークにより初見で新型オーリスであると分かるようになっていますね。

加飾パネルは彩豊かに、よりクオリティの高いシート表皮を使用しています。材質はグレードにより、本革、スエード、合皮、ファブリック等に変更されています。

フロント、ドアのガラスにはUVカットガラスが採用されているので、紫外線を気にすることなくドライブできます。最近の車の主流ですね。

ハイブリッドシステムの使用状況や、現在の車両情報がリアルタイムに反映され表示されるメーター類。左側にはモーターやエンジンの使用率が表示され、中央にはドアの開閉までもがフルカラーで表示されるようになっています。

白い装飾は外から見ても一目瞭然です。内装を見れば他者から見ても、このオーリスは最上位モデルである。とすぐにわかるでしょう。

新型オーリスのハイブリッド車は暖機運転が必要ありません。エンジンの温度管理はオーリスが自ら行うからです。しかし短距離走行の場合はいかにハイブリッドとはいえ、常にエンジンを温めようと作動してしまうために燃費が悪くなってしまうので注意が必要です。

国内でのオーリスの人気は理由は多々あれど、それほど高くなかったのが現状でした。しかし、それはこれ迄の、過去の話となるかもしれません。プリウスと同じ高性能エンジンを搭載しながら、オーリスはスポーティで美しい。

カラーリングは数パターンあるようですが、これは中でもすごい方です。フロントガラスに何か付いてます。内装も赤でシャア専用です。オーリスを知らない人も、この限定車で知ったのではないでしょうか？

欧州でのサイズ別人気車種では、オーリスの人気は計り知れません。強豪であるゴルフ、フォードといったライバル社を超える性能に仕上がっているからです。是非一度試乗をしてみては如何でしょうか？

新型オーリスは金額面ではプリウス最上位より若干お手頃になっているようで、ハイブリッド車購入時にはオーリスも候補に入るようになるでしょう。新型ですので中古車での検討はまだ無理ですが、少し待てば新型オーリスも出回るようになるかもしれませんね！